平塚保健福祉事務所 黄色ブドウ球菌

掲載日:2018年4月4日

特徴

黄色ブドウ球菌は、直径0.8マイクロメートルから1.0マイクロメートルの球菌で、一般にブドウの房のような配列をしています。また、普通の寒天培地上では黄色の不透明な集落を作るのでこの名がつけられました。
この菌は、主に皮膚や鼻の粘膜に存在していて、怪我をしたときに傷口から侵入し、化膿(うみ)をつくります。

菌の抵抗性

この菌は30℃から37℃の温度でよく増殖し、乾燥や、多少の塩分があっても発育します。死滅させるには、60℃で30分から60分の加熱が必要です。

症状

この菌が食べ物の中に入ると、増殖するときにエンテロトキシンという外毒素を出します。黄色ブドウ球菌そのものではなく、このエンテロトキシンが食中毒症状を引き起こします。
主な症状は、嘔吐や下痢で、潜伏期間は30分から6時間(通常は3時間)です。
通常1日から2日で回復し、致死率は高くありません。

エンテロトキシンの特徴

エンテロトキシンは熱に強く、100℃で20分加熱しても毒性はなくなりません。

予防のポイント

皮膚にいる菌なので、例えば、おにぎり、サンドイッチ、お寿司、お弁当、和菓子など直接手を触れて作る食べ物や、手で触った後、加熱が十分でない食べ物や冷却が中途半端な食べ物、さらに化膿(うみ)や怪我した手で触られた食べ物はこの菌に侵される可能性が高いといえます。

  • 調理する前によく手を洗うこと。(皮膚や鼻の粘膜に多くいる菌のため。)
  • 怪我をした手で調理をしないこと。(化膿したところに多くいる菌のため。)
  • よく加熱すること。(菌が増殖しなければエンテロトキシンがつくられないため。)
  • 調理後はすぐ食べること。

このページの先頭へもどる

食中毒の病因物質の一覧にもどる

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • ラグビーワールドカップ2019
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa