平塚保健福祉事務所 ジカウイルス感染症について

掲載日:2018年5月11日

ジカウイルス感染症

中南米等の地域でジカウイルス感染症が流行しています。
特に妊娠中の方・妊娠予定の方は、可能な限り流行地域への渡航を控えてください。

厚生労働省 ジカウイルス感染症の流行地域 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000113142.html

(1)ジカウイルス感染症とは 

ジカウイルス感染症には、ジカウイルス病と先天性ジカウイルス感染症があります。
ジカウイルス病は、ジカウイルスを持った蚊(ネッタイシマカやヒトスジシマカ)がヒトを吸血することで感染します。基本的に感染したヒトからほかのヒトに直接感染することはありませんが、輸血や性行為によって感染する場合もあります。
また、ジカウイルスは母体から胎児への感染を起こすことがあり、小頭症などの先天性障害(先天性ジカウイルス感染症)を起こす可能性があります。

(2)症状と治療

ジカウイルス病の潜伏期間は2日から12日(多くは2日から7日)とされ、主な症状は、軽度の発熱、発疹、結膜炎、関節痛、筋肉痛、倦怠感、頭痛などです。症状は軽く、2日から7日続いた後に軽快し、基本的には予後良好ですが、妊娠中の女性が感染すると胎児に感染し、小頭症などの先天性障害を起こす可能性があります。
また、感染しても全員が発症するわけではなく、症状がないか、症状が軽いため気づかないことも多くあります。 ジカウイルスに対する特有の薬は見つかっていないため、対症療法が中心です。予防接種もありません。

(3)予防するには

海外の流行地に出かける際は、長袖・長ズボンを着用し、裸足でのサンダル履きを避け、虫よけ剤を適切に使用して、蚊に刺されないように注意しましょう。妊娠中にジカウイルスに感染すると、胎児に小頭症等の先天性障害を来す可能性があることから、妊婦および妊娠の可能性がある方は、可能な限り流行地への渡航を控えましょう。やむを得ず渡航する場合は、主治医と相談の上で、厳密に蚊に刺されないようにしましょう。

(4)性行為による感染

性行為により男性からパートナーへの感染が疑われる事例が報告されています。
流行地に滞在中は症状の有無にかかわらず、性行為の際にコンドームを使用しましょう。流行地から帰国した男女は、症状の有無に関わらず、最低4週間(パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中)、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えることを お勧めします。また、流行地から帰国した女性は、帰国後最低4週間は、妊娠を控えることをお勧めします。

(参考ホームページ) 

ジカウイルス感染症に関する妊婦の電話相談窓口一覧
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000123076.html
神奈川県 ジカウイルス感染症について
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f534045/
厚生労働省 ジカウイルス感染症について
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html
厚生労働省 ジカウイルス感染症に関するQ&Aについて
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109899.html