平塚保健福祉事務所 デング熱について

掲載日:2018年5月11日

デング熱

(1)デング熱とは

デング熱は、デングウイルスを保有する蚊(ヒトスジシマカ及びネッタイシマカ)がヒトを吸血することで感染します。ヒトからヒトに直接感染するような病気ではありません。流行地域は、媒介する蚊の存在する熱帯・亜熱帯地域、特に東南アジア、南アジア、中南米、カリブ海諸国ですが、アフリカ、オーストラリア、中国、台湾においても発生しています。

(2)症状と治療

デング熱は、通常3日から7日(最大期間2日から14日)の潜伏期間の後、急激な発熱で発症します。主な症状は、発熱、発疹、頭痛、骨関節痛、全身倦怠感などで、通常、1週間程度で回復する比較的予後の良い疾患です。しかし、ごくまれに一部の患者においてデング出血熱あるいは重症デングとしてショックと出血傾向を主な症状とする致死的病態が出現することがあります。
デングウイルスには1から4までの4つの型がありますが、どの型によっても同様の症状が起こり、症状からは感染したウイルスの型はわかりません。
デングウイルスに特別な治療法はなく、対症療法が中心となります。

(3)予防するには

海外の流行地に出かける際は、長袖・長ズボンを着用し、裸足でのサンダル履きを避け、虫よけ剤を適切に使用して、蚊に刺されないように注意しましょう。

(4)デング熱の国内感染について

日本にはデング熱の主たる媒介蚊のネッタイシマカは常在していませんが、媒介能力があるヒトスジシマカは日本のほとんどの地域(秋田県および岩手県以南)に生息しています。このことから、流行地で感染した人が帰国し、国内で蚊に吸血されることにより、その蚊が周囲の方にウイルスを伝播する可能性が低いながらもありえます。なお、血液中にウイルスが確認される期間は、発症日の前日から発症5日後までとされています。国内での流行を防ぐために、流行地からの入国者は症状の有無に関わらず、少なくとも帰国日から10日間程度は特に注意を払って蚊に刺されないようにすることが大切です。

(参考ホームページ)

神奈川県 デング熱に気をつけましょう 
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f531184/
厚生労働省 デング熱について
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000131101.html
厚生労働省啓発ポスター デング熱用心編
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/dengue_fever_youjin.pdf
厚生労働省啓発ポスター デング熱発生源編
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/dengue_fever_hasseigen.pdf

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