神奈川県地方独立行政法人評価委員会 審議結果(平成23年度第3回)

掲載日:2018年3月16日

 

審議結果

次の審議会等を下記のとおり開催した。

審議会等名称

神奈川県地方独立行政法人評価委員会

開催日時

平成23年8月2日(火曜日)13時から15時05分

開催場所

日本大通7ビル500会議室

出席者【委員長・副委員長等】

石田晴美、大住莊四郎【委員長】、大道久【副委員長】、菊岡正和、平澤敏子、山原吉陽

次回開催予定日

平成23年8月23日(火曜日)

所属名、担当者名

県庁改革課能戸、長谷川

掲載形式

  • 議事概要

議事概要とした理由

内容をわかりやすく示すため。

審議経過

<審議概要>

  1. 議題1 委員長及び副委員長の選出について
    委員長に大住委員を、副委員長に大道委員を選出した。
  2. 議題2 平成22年度業務実績の評価(案)について
    平成22年度業務実績の評価(案)について審議を行い、小項目に対する委員会評価及びコメント、大項目評価が検討された。
    全体評価(案)は小項目評価と大項目評価の検討結果を反映し、取りまとめることで各委員の了解を得た。 
  3. 議題3 平成22年度財務諸表に対する意見について
    平成22年度財務諸表に対する意見について審議を行い、意見なしとすることで各委員の了解を得た。
  4. 議題4 その他
    平成23年度第1回評価委員会の議事録要約を「審議結果」として公開することで決した。

<質疑概要>

議題2 平成22年度業務実績の評価(案)について

運営費負担金制度(資料1)、患者満足度調査等(資料1-2)について

委員

前回の委員会で運営費負担金の繰出基準について質問をさせていただいたが、今回具体的に示してもらい了承した。
患者満足度調査については、現状では各病院で満足度として使われている項目が異なり、比較できないということでよいか。

法人

全体を評価する項目が各病院で統一的でないため資料のように報告したが、次回からアンケートに反映し、比較可能にする。

委員

待ち時間の測定方法は様々あると思う。妥当な待ち時間の水準を決めるのは難しいとは思うが、それがあって初めて待ち時間の妥当性を判断できる。

小項目評価(案)について(資料2)

委員

委員会コメントについては、委員から提出されたコメント(案)に基づき、事実認識に誤りがなく、また検討素材として意義があるものについては積極的に掲載することとする。
5段階評価については、委員から法人の自己評価と異なる評価意見が提出された項目を中心に審議することとする。

【小項目2】

委員

スマイルという非常に分かりやすい呼び方により高齢者に対する医療を先頭に立って進めており、S評価ではないかと考える。
高齢者医療の率先した取組は確かに評価できるが、もう少し経験を積んでいただき、範たる方向性を示してほしいという趣旨のコメントを記載し、評価はA評価ではないかと考える。
法人の自己評価をA評価とした理由はどうか。

法人

患者の生活機能評価が退院時には入院時を上回るという成果を上げたが、平均在院日数が伸びているためA評価とした。

委員

実績評価では当初年度計画で用いている数値目標との対比でみるのが基本であり、今回は自己評価と同じA評価とした方がよい。
委員会評価はA評価とし、コメントは(案)のとおりとする。

【小項目6】

委員

新生児手術や乳児の外科手術に積極的に取り組んでいることは、S評価ではないかと考える。
法人の自己評価をA評価とした背景はどうか。

法人

難しい手術の件数が増えており、自己評価をS評価としてはという考えもあったが、総手術件数が目標値を越えていないためA評価とした。

委員

法人からの業務実績報告の説明において、小児眼科の手術が減っているため自己評価をA評価としたと聞き、やはりA評価ではないかと思う。
非常に重要な手術の件数は増えているため、それを目標としていればよかったのではないか。中期計画の最終年次に達成する医療サービスの目標があり、それを達成するプロセスとして各年度の計画があると考えれば、メリハリのある計画を作成し、重点化や優先度に応じた数値目標を設定するとよい。
法人には県が対応すべき高度な小児医療を期待され求められており、その趣旨に合致する医療内容が評価される。役割を認識するという意味でも今後はメリハリのある計画を作成し、それを委員会としても評価したい。
コメントは(案)のとおりとし、委員会評価は自己評価と同じA評価とする。

【小項目20】

委員

自己評価をB評価としているがその背景はどうか。

法人

二つの数値目標のうち、PCI症例数の実績はC評価、心臓手術の実績がS評価のため、総合的にB評価とした。
心筋梗塞等に代表される虚血性心疾患がピークに達しつつあり、PCI症例が可能な病院が増えてきたことを考えると、この目標数値を継続していくのは難しいと考えている。循環器の治療の総合的な推進のため、心臓手術や大血管リハビリテーション等を目標とすることも検討したい。

委員

PCI症例は他院でも対応可能であるが、医師を増員し心臓手術の実績を上げていることは、A評価に値すると考える。
病院の姿勢として今後はPCI症例数ではなく他の実績を上げる方向へ転換するのであれば、それを数値目標にしたらどうか。このようなコメントを付したうえで、今年度はA評価にしてはどうか。
二つの数値目標に対する評価がC評価とS評価とであれば、形式的に判断してもB評価かA評価となる。心臓手術の件数が非常に増えていることからA評価とすることも成り立つ。
委員会評価はA評価とする。

【小項目30】

委員

小児治験は全国でも対象となる病院数が非常に限られているが、契約の課題数や契約症例数を大幅に伸ばしており、S評価でもよいと考える。
法人の自己評価をA評価とした背景はどうか。

法人

実績では契約課題数、契約症例数とも増加しており、自己評価をS評価とする議論もあったが、治験拠点病院として一層の取組を進めることを目指すためA評価とした。
大人の治験の数に比べると小児治験は少なく注目されている。小児治験の中では実績を上げているとは思うが、治験全体で見るとまだ少ないため、自己評価はA評価である。

委員

委員会評価としては法人の自己評価を維持しA評価とする。

【小項目38】

委員

評価は自己評価と同じA評価でよいが、病院の相談件数実績だけでなく相談内容についても把握し、示していただきたいという趣旨のコメントを付してはいかがかと考える。

法人

病院における相談内容は多岐に渡っており、業務実績報告書には示していないが、すでに病院の実態に合わせてきめ細かい統計をとっている。

委員

すでに把握しているということであれば、コメントは付さないこととする。

【小項目39】

委員

年度計画に記載されているセカンドオピニオン件数は参考とのことだが、実際には実績件数は2年間減少しておりB評価ではないか。
自己評価をA評価とした背景はどうか。

法人

セカンドオピニオンの件数は減少してはいるが、これを目標値としていないのは、他の病院における丁寧な説明により件数が減少することも考えられるためである。申し出があればセカンドオピニオンをきちんと実施するということを重点に置き、自己評価はA評価とした。

委員

医師の説明段階で患者が理解すればセカンドオピニオンにまで行かないことから、件数が減少することもあるということか。
セカンドオピニオンの趣旨から考えると、実績件数の数値そのものは、情報としては有効だが重要ではないということか。

法人

病院としてはセカンドオピニオンの窓口を広げ、いつでも受けられる体制を常にとっている。
件数が少ないということは、他の病院で患者が納得のいく説明をしていることによるものと考えている。

委員

セカンドオピニオンの件数自体は必ずしも業績を示すものではないということであれば、件数ではなく年度計画に文章で記載された内容をどう評価するかということとなる。
今年度の委員会評価はA評価とし、コメントは付さないこととする。

【小項目45】

委員

待遇面等で後期臨床研修医を常勤の医師と同じような扱いをしており、そこを評価しS評価でもよいと考える。
自己評価をA評価とした背景はどうか。

法人

この項目については数値となるものがないため、病院機能に支障なく運営をしているということでA評価としている。

委員

設置者が県である地方独立行政法人であれば、基盤が強固であり研修医も確保される。S評価とするのであればこのような前提条件を踏まえたうえで、かつS評価であることに至るだけのしかるべき根拠が必要であり、私はA評価でよいと考える。
業務実績報告に記載された実績と、計画で目指している姿がどのくらいリンクしているのか分かりにくいため、年度計画でもう少し記載していただくとよい。
委員会評価はA評価とする。

【小項目46】

委員

小項目46の業務実績に認定看護師の固有の名称を記載することで、キャリアアップをした看護師の励みになるようコメントを付したいと考えている。評価はA評価でよい。
看護師の確保を図ることが中期計画となっているが、最終目標や現在の達成度が見えないため、今後は示していただきたい。

法人

表記の仕方については、御意見を踏まえて次回は分かりやすい表記としたい。

【小項目48】

委員

保育時間の延長や24時間保育の実施など細かい配慮をしていることは評価でき、S評価でもよいのではないかと考える。
業務実績報告の課題に「多様な勤務形態」という記載があるが明確にしたほうがよい。委員会評価はA評価でよい。
自己評価をA評価とした背景はどうか。

法人

24時間保育については実施回数等の具体的な目標はないため、取組を実施したということでA評価としている。実施回数については、費用対効果の問題もあるため総合的に考えていかなければいけないと思っている。

委員

週2日程度24時間保育を実施したという保育サービスの水準だが、他県の公立病院等と比較して先進的であると言えるものか。
評価の判断の基準として、取組が極めて先進的であればS評価としてもよいと思うが、あまり先進的ではない場合にはA評価とせざるを得ないと思う。

法人

県内でも24時間保育を先行して実施している病院はあり、全国に先駆けてやったというわけではない。

委員

委員会評価はA評価とする。

【小項目55】

委員

共同購入実績としての定価からの割引率があるが、一般の病院から見ると特に診療材料がよい。しかし、前例から引き続いている数値であれば評価はA評価でよい。

法人

診療材料は概ね50%前後でここ数年推移をしている。

【小項目58】

委員

医業未収金の発生額を減少させることができたとのことだが、未収金の残高や平均の滞留期間等の具体的な内容が分からないため説明いただきたい。

法人

過去3年間の推移では、個人の医業未収金は若干ずつ増えているが医業収益が増えているため、医業収益に占める未収金の割合は減少している。未収金の取組の成果が出ているものと考えている。
未収金は患者の経済状況等を勘案して分納を取り入れている場合もあるため、平均の滞留年数は把握できない状況である。

委員

未収金の回収率と、可能であれば残高について具体的な数値目標の検討が望まれる旨をコメントとして付すこととする。

大項目評価(案)について(資料3)

委員

3つの大項目に対する評価は、それぞれの小項目評価の分布状況から全てA評価とする。

会議資料

資料1 運営費負担金の制度及び繰出基準等について[PDFファイル/320KB]
資料1-2 患者満足度調査(小項目40)、待ち時間調査(小項目42)[PDFファイル/111KB]
資料2 平成22年度業務実績 小項目評価(案)[PDFファイル/216KB]
資料3 平成22年度業務実績 大項目評価(検討資料)[PDFファイル/30KB]
資料4 平成23年度第1回 評価委員会 議事要旨(公表用) 

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本文ここまで
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