ホーム > くらし・安全・環境 > 身近な生活 > 飲料水・上下水道 > 県営水道における有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)のQ&A

更新日:2023年7月13日

ここから本文です。

県営水道における有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)のQ&A

 

水道水の安全性について

Q1 県営水道の水道水は安全ですか。

A1 県営水道では、令和2年度から水道水中の有機フッ素化合物であるPFOS及びPFOAについて、定期的に水質検査を実施しています。これまで、全ての検査地点で不検出(定量下限値5ng/L)となっており、水道水の安全性に問題はありません。

Q2 河川水や地下水で有機フッ素化合物が高濃度で検出されたとの報道がありますが、水道水に影響はないのですか。

A2 県営水道の浄水場で取水している河川水や地下水(原水)では不検出となっており、水道水に影響はありません。
 また、高濃度で検出された場合には、浄水場において粉末活性炭の注入など浄水処理の強化を図り、有機フッ素化合物を除去するための対応をとります。

水道水の基準等について

Q3 水道水中の有機フッ素化合物の基準等はありますか。

A3 水道水中の有機フッ素化合物については、令和2年4月1日にPFOS及びPFOAが水質管理目標設定項目に設定され、合算で50ng/L以下(暫定目標値)となっています。
 この暫定目標値の50ng/Lは、体重50kgの人が水を一生涯にわたって毎日2リットル飲用したとしても、この濃度以下であれば人の健康に悪影響が生じない水準をもとに設定されています。
 また、現在、米国などで水道水の規制値等を厳しくする動きがありますが、日本においても最新の科学的知見や動向を踏まえた専門家による検討が進められており、県営水道では国の動向を注視し、必要な対応をしていきます。

 

※1ng/L:水1リットル中、10億分の1グラム。東京ドーム1つ分の容積の水(120万m3)に1.2gが含まれている時の濃度になります。

 

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は企業局 水道部浄水課です。