ダイオキシン類について

掲載日:2018年6月29日

ダイオキシン類

 ダイオキシン類は、物を燃やした際や塩素を含む有機化合物を製造する過程などで発生する副生成物です。現在の主な発生源はごみ焼却施設ですが、かつて使用されていたPCBや一部の農薬に不純物として含まれていたという報告もあります。
 ダイオキシン類は、水に溶けにくく、油などには溶けやすい性質を持っており、高温(800℃以上)でほとんど分解しますが、通常の温度では分解しません。また、動物実験により発がん性や奇形を発生させる性質など様々な毒性があることも指摘されています。

水道水中のダイオキシン類の目標値

 ダイオキシン類は、水道水質に関する要検討項目に位置付けられ、暫定目標値(1pg-TEQ/L以下)が示されています。
※「要検討項目」について
 毒性評価が定まらないもしくは浄水中の存在量が不明等の理由から水質基準項目及び水質管理目標設定項目のいずれにも分類できない項目で、地域の実情に応じて必要となる項目について水質監視を適宜実施することとされています。

※「pg(ピコグラム)」について
 「ピコ」はきわめて小さい量を表すための接頭語で、1兆分の1を表します。pgは1兆(10の12乗)分の1グラムです。1pg/Lは、水1リットル中に物質が1ピコグラム入っていることを表します。

※「TEQ(毒性等量)」について
 ダイオキシン類は220種類以上もの化学物質の総称であり、毒性の強さは種類によって大きく異なります。環境中のダイオキシン類は複数の種類からなる混合物として存在しているため、最も毒性の強い2,3,7,8-四塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシンの毒性に換算して合計濃度を算出することにより、ダイオキシン類全体としての毒性の強さを表します。

ダイオキシン類検査結果

 県営水道では、水道水の安全性を確認するために、寒川浄水場及び谷ケ原浄水場の原水(浄水場においてきれいにする前の河川水)及び浄水(水道水として浄水場から送り出す水)の検査を実施しています。
 平成27年度から平成29年度までの浄水の水質検査結果は、両浄水場ともに暫定目標値(1pg-TEQ/L)の100分の1未満であり、水道水の安全性に問題はありません。

 
採水年月 寒川浄水場 谷ケ原浄水場
原水 浄水 原水 浄水
平成29年度 7月 0.14※ 0.0027 0.017※ 0.00079
12月 0.034※ 0.0010 0.0071※ 0.00097
平成28年度 7月 - 0.0054 - 0.00065
8月 0.15※ - 0.014※ -
12月 0.039※ 0.0015 0.025※

0.00052

平成27年度 8月 0.055※ 0.0025 0.025※ 0.00059
12月 0.042※ - 0.018※ -
1月 - 0.0035 - 0.00092

(単位:pg-TEQ/L)

※相模川・酒匂川水質協議会が実施した検査結果です。
相模川・酒匂川水質協議会は、神奈川県企業庁、横浜水道局、川崎市上下水道局、横須賀市上下水道局及び神奈川県内広域水道企業団により構成され、水道水源の水質保全に関する活動を行っています。

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