三保ダム・飯泉取水堰(ぜき)
三保ダム(酒匂川総合開発事業)
沿革
酒匂川総合開発事業は、増大する県内の水需要に対応するため、神奈川県、神奈川県内広域水道企業団及び東京発電株式会社が、酒匂川支川河内川の山北町神尾田地点に多目的ダム(三保ダム)を築造し、洪水調節及び上水道用水の確保を行うとともに、エネルギーの有効利用を図るため発電を行っています。(「洪水調節」をクリックすると、一般財団法人 水源地環境センターのページが開きます。)
上水道用水は、下流の小田原市飯泉地点に建設した取水施設から神奈川県内広域水道企業団が日量156万4,300立方メートルを取水し、神奈川県、横浜市、川崎市及び横須賀市の各水道事業者に上水を供給するとともに、ダム直下流では東京発電株式会社が放流水の落差約70mを利用する水力発電所を建設して、最大出力7,400kWの発電を行い、地域の電力供給の安定を図っています。
この事業に要した費用は、三保ダム関連施設823億円(昭和46年度から昭和53年度までの8か年継続事業)、飯泉取水施設45億円(昭和45年4月から昭和48年8月)で合計868億円となっています。
なお、ダム施設の維持管理は、企業庁が神奈川県知事(河川管理者)から委任を受けて行っています。
諸元

| 型式 | 土質遮水(しゃすい)壁型ロックフィルダム |
| 堤高 | 95.0メートル |
| 堤頂長 | 587.7メートル |
| 総貯水容量 | 64,900,000立方メートル |
| 有効貯水容量 | 54,500,000立方メートル |
| 完成年月 | 昭和54年3月 |
三保ダム標準断面図(単位:メートル)
三保ダム容量配分

丹沢湖貯砂ダム施設整備事業
丹沢湖への土砂の流入を防止するため、世附川の世附川橋上流部に平成6年度世附川貯砂ダムを建設しました。引き続き、河内川の中川橋上流部に、河内川貯砂ダムを平成10年度に建設しました。

河内川貯砂ダム
飯泉取水堰(ぜき)
諸元
| 型式 | 全面越流型フローティングタイプ | |
| 堰高 | 5.4メートル | |
| 堰長 | 342.5メートル | |
| 標高 | 8.4メートル(取水位) | |
| 放流施設 | 洪水吐 | 幅34m×高2.4m 5門ローラーゲート |
| 幅34m×高3.4m 1門ローラーゲート | ||
| 幅36m×高1.7m 2門転倒ゲート | ||
| 土砂吐 | 幅10m×高3.4m 1門ローラーゲート | |
| 魚道 | 幅10m 階段全面越流式 | |
(施設の維持管理は、神奈川県内広域水道企業団)

ダムの流木チップの配布について
神奈川県企業庁では、台風などの大雨により貯水池に流れ込んだ流木を有効に活用するため、流木やチップ化した流木を配布しています。
丹沢湖における配布状況については、次の事務所にお問い合わせください。
酒匂川水系ダム管理事務所 工務課 電話:0465-78-3711









