ダム貯水池等の点検業務

掲載日:2020年3月18日

 ダム管理事務所では、ダムの安全な管理のために施設の日常点検や地震時などに実施する臨時点検等を実施しています。

日常点検

 ダム施設には、ダム本体・ゲート・貯水池・放流にかかわる警報局など様々な設備が備えられています。これらの使用頻度や重要度などにより、設備に合わせた適切な頻度で点検を実施しています。

貯水池湖面巡視

湖面巡視中の写真です 湖を巡視船が進んでいます

湖面巡視の様子(巡視船による点検)

  • 貯水池は、気象状況や工事などにより日々水位が変動しています。水位の変動により生じる、斜面の崩落や倒木がないか、巡視船で貯水池周辺の状況を確認します。また、上流からの流芥(流木やごみ)や湖面利用の状況なども併せて確認しています。

 

ダム漏水量測定

漏水量測定の写真です ダム漏水量の概要図です

漏水量測定の様子とダム漏水量の概要図

  • ダムを造るとき、岩盤まで地面を掘り下げてダムを設置します。ダムには常に水が貯えられているため、ダムと岩盤の境目やダムの継ぎ目には、湖の水がたえずしみ込み、これをダムの漏水といいます。漏水量を日々計測することで、湖の中にある見えないダムの傷が広がっていないか確認することができます。量の変動や濁りの有無を、ビーカーやストップウォッチを用いて計測しています。

 

ダム揚圧力測定

圧力計の写真です 揚圧力の概要図です

揚圧力計測用圧力計器とダム揚圧力の概要図

  • ダムの貯水によって、地盤にしみ込んだ水はダムを上へ持ち上げる力を加えます。これをダムの揚圧力といいます。しみ込んだ水は、ダムに打ち込まれている排水孔から、漏水量となり力を逃がしています。水の出口を塞ぐことで、力を定期的に計測し、ダムの基礎となる地盤の状態に異常がないか確認しています。

 

ダムたわみ測定

たわみ測定を行っている写真です ダム生じるたわみの概要図です

たわみ測定の様子と概要図

  • コンクリート構造物であるダムは、気温や外部から受ける力によって上下流方向および右岸左岸方向に変位します。ダムの天端(上)から底部(下)にかけて1本のピアノ線(プラムライン)が通っており、これを固定された計測器具で覗いて変位量を確認します。季節的な変化や貯水位との関係を記録しています。1年間を通して、ダムの水位は計画に沿って運用されておりますので、過去の計測記録より逸脱していないか確認しています。

 

臨時点検

一定規模以上の地震やダムの放流操作後には、ダム施設等に異常が発生していないか確認します。点検内容は、目視による外観点検や日常点検を臨時に実施し、ダムが常に万全な状態であるように努めています。

 

定期検査

ダム検査

(3年に1度)

外部の検査員(専門家等)に日々の管理体制及び状況について検査していただきます。

ダム検査中の写真です ダム検査中の写真です

ダム検査の様子

 

総合点検

(30年に1度)

ダム総合点検は、ダム施設の健全度を評価(人間でたとえると精密検査や人間ドック)して、今後の維持管理の方針を日常管理や定期検査等に反映させます。

(県内では、相模ダム、城山ダム、三保ダムの総合点検を実施し、健全であることを確認しています。)

 

企業庁のダムのページへ

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa