酒匂川の概要|工務部 河川砂防第一課

掲載日:2018年7月13日

酒匂川の概要

「酒匂川」は、静岡県御殿場市の富士山東麓に源を発し、神奈川県小田原市を貫流して相模湾へ注ぐ流域面積約582k平方メートル、幹川流路延長約42kmの二級河川です。

起点から県境に至るまでの上流域(静岡県域)では「鮎沢川」と呼ばれ、県境を越えて中・下流域(神奈川県域)では「酒匂川」と呼ばれています。

酒匂川・鮎沢川には、馬伏川、須川、野沢川、河内川、川音川、狩川等の30の支川があります。

水利用としては、古くから農業用水として活用されており、酒匂堰等を通じて下流部や流域を越えて水田に供給されている。なお、支川の河内川上流には神奈川県管理の三保ダムがあり、洪水調節とともに水道用水の確保と発電が行われています。

河川環境としては、中・下流域の河道では、広く礫河原が存在し、礫河原を好むカワラナデシコ等が生育しており、魚類は、上流域にはイワナ、ヤマメ等、中・下流域にはアユ、オイカワ等、汽水域にはハゼ類等、多様な種が生息しています。なお、酒匂川にはアユが遡上し、富士道橋上流から河口付近までの区間が産卵場となっています。
鳥類は、礫河原を好むコアジサシ、シロチドリ、イカルチドリ、イソシギが確認されており、河口部を中心に鳥類生息地として重要な区間であり、小田原市域の河道内の大部分が、神奈川県の酒匂川鳥獣保護区(希少鳥獣生息地)に指定されています。

流域における災害としては、富士山の宝永大噴火(1707年)により火山灰が60cm以上堆積する等の甚大な被害が発生し、その翌年には、岩流瀬土手、大口土手の堤防が決壊、下流右岸の村が土砂で埋まりました。その後、幕府による土手の修復が行われ、完成した岩流瀬土手を文命西堤、大口土手を文命東堤と名づけました。
また、昭和47年7月の山北災害を引き起こした梅雨前線により、流域全体で浸水家屋628戸という甚大な被害が発生し、昭和57年8月の台風10号では、流域全体で浸水家屋128戸の被害が発生しています。
また、近年では平成22年9月の台風9号において、神奈川県山北町の水の木観測所で最大時間雨量147mmの降雨があり、流域全体で全半壊34戸、浸水家屋376戸の被害が発生しました。
このように、酒匂川では古くから洪水と氾濫を繰り返しており、家屋、農地、人命を守るため、江戸時代には三角土手(川音川合流点左岸)や多数の霞堤を築いてきました。

酒匂川・鮎沢川水系河川整備基本方針

河川法第16条第1項の規定に基づき、平成29年8月4日に、酒匂川・鮎沢川水系河川整備基本方針を策定しました。

河川整備基本方針は、長期的な視点に立った河川整備の基本的な方針を定めるものです。

その写しは、県西土木事務所等で一般の縦覧に供しているほか、河川課のホームページでも確認することができます。

河川整備基本方針・河川整備計画(神奈川県河川課)

本文ここで終了

本文ここまで
県の重点施策
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • 未病の改善
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • ラグビーワールドカップ2019
  • マグカル
  • ともに生きる