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更新日:2023年9月6日

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令和3年度当初予算編成方針のポイント(令和2年9月7日)

令和3年度当初予算編成方針のポイント

本日、別添のとおり令和3年度当初予算編成方針を庁内に通知しました。
今回の通知のポイントは次のとおりです。

1 令和3年度の財政見通し

  • 県税収入については、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化により、企業収益の減少や消費活動の自粛が続く上に、個人所得も減少することなどから、令和2年度当初予算額を大幅に下回るものと見込んでいる。
  •  これに伴い、地方交付税及び臨時財政対策債は増額となる見通しであるが、令和2年度の予算編成において行った、減収補塡債等の発行による前年度からの財源活用や財政調整基金の取崩しは、特例的な対応であったため、これを除くと、歳入全体としては大幅な減額の見通しである。
  •   一方、歳出面では、介護・医療・児童関係費などに係る経費が増額となる見込みである。
  •   以上のことから、令和3年度は、現段階で概ね1,100億円の財源不足が見込まれている。また、今後の感染状況などによっては、更なる税収減や追加の財政需要が見込まれるため、本県財政は、危機的な状況にある。

2 新型コロナウイルス感染症を踏まえた対応

  •  感染症の拡大等先行きが不透明であり、確実な見通しを持つことは困難であるものの、引き続き、県民の生命、雇用、事業と生活を守り抜くため、医療提供体制の維持や県内経済の着実な回復に向けた施策を的確に、かつ、スピード感を持って実施する。

3 スクラップ・アンド・ビルドの徹底等による歳出削減・抑制

  •  これまで実施してきたスクラップ・アンド・ビルドを更に徹底し、限られた人的資源や財源を新型コロナウイルス感染症への対応に重点的に配分する。
  •  新型コロナウイルス感染症への対応及び県民生活に直結する事業を除く施策・事業のうち、県主催イベント等及び海外視察・国外派遣は原則中止又は延期するとともに、不急の建設事業などについて、中止や延期を含めた見直しを行う。
  •  令和2年度の予算執行についても、中止も含めた節減・抑制を行う。

令和3年度当初予算編成方針の本文は、PDFファイルで掲載しております。

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