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更新日:2019年12月12日

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平成30年度当初予算編成方針のポイント(平成29年9月8日)

平成30年度当初予算編成方針のポイント

 本日、別添のとおり平成30年度当初予算編成方針を庁内に通知しました。今回の通知のポイントは次のとおりです。

1 本県の財政見通し

  •   平成30年度は、歳入面では、県税収入について企業収益が改善傾向にあることなどにより、県費負担教職員制度の見直しに伴う税源移譲の影響を除いた実質ベースでは増収が見込まれる。しかしながら、29年度当初予算編成時の「臨時的な財源」(減収補塡債の発行や財政調整基金の取り崩しなど)は特例的な対応であったため、これを除き、歳入全体としては減額となる見通しである。
  •   一方、歳出面では、急速な高齢化などに伴い、確実に増加が見込まれる介護・医療・児童関係費に加え、教育施設等の公共施設の更新などに多額の費用が見込まれる。
  •   こうしたことから、平成30年度は、現段階で概ね800億円の財源不足が見込まれており、前年度より更に財源不足が拡大していることから、引き続き本県財政は危機的な状況にある。

2 「かながわグランドデザイン」に掲げるプロジェクトの着実な推進

  •   厳しい財政状況の下にあっても、「かながわグランドデザイン 第2期実施計画」の最終年度として、計画に掲げるプロジェクトを着実に推進し、「いのち輝くマグネット神奈川」を実現するとともに、県政が直面する諸課題、特に県民生活に深く関わる喫緊の課題に対しては、的確に、かつ、スピード感をもって対応する。

3 スクラップ・アンド・ビルド方式の徹底

  •   本県を取り巻く政策課題の財源を確保するために、あらゆる施策・事業について、スクラップ・アンド・ビルド方式を徹底するとともに、様々な工夫をして、必要最小限の費用で事業を構築する。
  •   施策・事業の構築に当たっては、県内の経済のエンジンを回し、収入増を図るという視点や、将来の県の支出を抑制するために、今必要なことに取り組む視点も重視する。
  •  上記を踏まえ、働き方改革の視点からも、これまでの施策・事業における成果や課題を徹底的に検証し、事業の優先順位の見極めと主体的な事業見直しを行い、より優先度の高い事業等に財源を重点的に配分する。

平成30年度当初予算編成方針の本文は、PDFファイルで掲載しております。

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