夏の覇者！慶應義塾高等学校野球部が県庁に凱旋

8月23日（水曜日）に行われた第105回全国高等学校野球選手権記念大会決勝戦で勝利し、107年ぶり、2度目の全国制覇を果たした慶應義塾高等学校野球部が令和5年9月1日（金曜日）県庁を訪れ、大会の報告を行い、また、その功績に対し、神奈川県特別表彰及び県議会議長表彰が贈呈されました。

森林監督より優勝報告

「県大会後に県庁を訪問した際に、『甲子園では日本一をとって、この地に戻ってきます。』とお約束して、こうやって優勝旗と優勝盾を持って帰ってくることができて本当にうれしく思います。これも神奈川県民の民様の声援、後押し、テレビ越し、インターネット越し、いろいろなエネルギーが甲子園に集まってできたことです。ありがとうございます。」と優勝の報告がありました。

表彰と祝辞

黒岩知事より神奈川県特別表彰授与

黒岩知事より特別表彰、記念品授与、花束贈呈が行われました。

加藤議長より神奈川県議会議長表彰

加藤議長より議長表彰、記念品授与、花束贈呈が行われました。

黒岩知事より祝辞

黒岩知事からは、「慶應義塾高校のみなさん本当におめでとうございます。最高の報告をしてくれました。107年ぶり2回の優勝、本当におめでとうございます。

甲子園に向かう前にあいさつに来てくれたとき、森林監督は『春に仙台育英に1-2で負けて大変悔しい思いをした。その春の忘れ物をこの夏に取りに行くんだ。』という力強いお言葉がありました。そして大村キャプテンは、『私たちは日本一を目指します。必ず優勝旗をこの神奈川に持って帰ります。』と、見事その約束を果たしてくれました。」とお祝いの言葉がありました。

加藤議長より祝辞

加藤議長からは、「優勝おめでとうございます！神奈川167校の代表として甲子園の強豪ひしめく高校の中から、決勝まで勝ちあがり、選手のみなさんが楽しんで野球をやっている姿を見て、こんなにも落ち着いて出来るのは、日頃の練習で辛い練習を耐えたからこそ、楽しく野球ができているんだなと感じました。そして個々の力をチームの力にした森林監督、学校の先生方、本当にその努力が実った優勝だと思っております。」とお祝いの言葉がありました。

選手インタビュー

山本選手

試合中、笑顔でいらるように日頃から心がけていることを聞かれ、山本選手は「僕たちが掲げているエンジョイベースボールは、ただ野球を楽しむことではなく、より高いレベルで野球を楽しむということが本当の意味なので、甲子園という最高の舞台でプレイするために日頃の練習をみんなで高めるようにやっています。」と答えていました。

また、甲子園での「勝負めし」として宿泊先のホテルの方が、対戦校の県のご当地の食べ物を出してくれて、それを食べてみんなで勝つぞと意気込んで夕食をしていたとのことでした。決勝戦（仙台育英高校戦）の前日の夕食は、”牛タン”だったそうです！

大鳥選手

3回戦、広陵戦の感想を聞かれ、大鳥選手は「ベンチのメンバーは『いつもどおり笑顔で楽しくやろう』と言っていたので、そのおかげかドキドキすることなく、絶対勝てると思いながら見ていましたし、グラウンドにいる選手はそう思ってプレイをしていたと思います。」と語っていました。

また、この夏これから野球以外でやりたいことを聞かれると、「海に行って遊んだり、人気カフェの新作が飲みたい！」と高校生らしいお答えでしたが、学校が始まることについて聞かれると、「野球は甲子園が終わって1回一区切りしたので、自分たちは文武両道でやっているのでここからは勉強の準備をして、最高な形で学校生活に入れるように頑張ろうと思います。」と頼もしいお答えでした。

大村主将

「本日は、僕たちのためにお集まりいただきありがとうございます。こうして、宣言どおり神奈川の地に真紅の大優勝旗をもちかえることができたこと、本当に自分たちを誇りに思います。そして毎試合大きな声援とテレビ越し、インターネット越しにたくさんの応援をいただいて、自分たちは勇気を持って試合に臨むことができました。本当にありがとうございました。」と挨拶がありました。

記念撮影

当日は、慶應義塾高等学校野球部のみなさんを祝福するため、たくさんの方が県庁に集まっていました。

慶應義塾高等学校野球部のみなさん、優勝おめでとうございます！

懇談会の様子

優勝報告に先立って行われた、懇談会の様子です。

慶應義塾高等学校、首藤副校長のご挨拶のあと懇談が始まりました。

立派な優勝盾には、慶應義塾高等学校の名前がしっかりと刻まれていました。

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