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更新日:2018年3月30日

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平成28年度(平成29年度採用)かながわアスリート就職支援のための企業説明会

平成28年度(平成29年度採用)かながわアスリート就職支援のための企業説明会

公益財団法人神奈川県体育協会主催の「平成28年度(平成29年度採用)かながわアスリート就職支援のための企業説明会」が、平成28年5月20日(金曜日)横浜市内で開催されました。

 現在、JOC(公益財団法人日本オリンピック委員会)では、オリンピック・パラリンピック強化選手に対する就職支援活動(トップアスリート就職支援ナビゲーション(アスナビ))を行っています。

 神奈川県体育協会では、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、世界に羽ばたくアスリートを「かながわ」から育てようと、様々な取組みをしています。今回、「アスナビ」の対象ではないものの、神奈川県民の代表として国際大会や国民体育大会等での活躍が期待される県内アスリートを対象として平成29年度採用に向けた就職支援のための企業説明会が開催されました。

 この説明会は、県内企業にアスリートの現状をご理解いただき、就職の一助となるようにと神奈川県では初めて開催されたものです。当日の様子をご覧ください。

公益財団法人神奈川県体育協会 鴻 義久会長の主催者挨拶

公益財団法人神奈川県体育協会 高橋 悟専務理事から概要説明

公益財団法人神奈川県体育協会 山下 泰裕名誉会長の記念講演「オリンピックを語る」

柔道を始めたきっかけから、オリンピックのエピソードや金メダル獲得後の心境の変化などの話とともに、「私は、今はこの服装が柔道着だと思って働いている。そして、この場所が道場だと思っている。だからいつも真剣勝負です。柔道を通して学んだことは、競技から離れた後でも人生の中に活きています。」など、参加者が引き込まれる内容の講演でした。

医療法人横浜柏堤会 横川 秀男理事長より、アスリート採用企業の事例紹介

職場にアスリートがいることでもたらされるプラスの効果を実際の事例を元に分かりやすくお話されていました。アスリートを採用することが企業側にとっても大きなメリットがあることを、多くのアスリートを採用している企業のトップから聞くことができました。

そして、就職支援希望アスリート自身から参加企業へ向けてプレゼンテーションが行われました。

今回プレゼンテーションしたのは3名です。他に、空手道で日本代表の活動により急遽欠席となった森 優太(もり ゆうた)選手もエントリーしています。

アーチェリー 大貫 渉(おおぬき わたる)選手

主な実績:世界学生選手権大会選考会1位(日本代表内定)

 国民体育大会成年男子団体優勝

ボート 山口 健太(やまぐち けんた)選手

主な実績:U23世界選手権大会18位

 全日本選手権大会クォドルプル優勝

トライアスロン 浅海 健太(あさかい けんた)選手

主な実績:日本学生選手権優勝

 Subic Bay ASTC Duathlon Asian Champs Junior優勝

緊張した雰囲気もありましたが、これまでの経験と将来への抱負をしっかりと語っていたのが印象的でした。

プレゼンテーション終了後、別室に移動して、個別に情報交換をする時間が設けられ、参加企業の皆さんとアスリートが直接、質問や連絡先の交換などを行いました。

今回、初めて実施された「かながわアスリート就職支援のための企業説明会」ですが、トップアスリートが少しでも競技に集中できる環境を手にすることでさらに活躍でき、企業やそこに関わる人たちは、アスリートから元気や勇気をもらえるようになるという双方にとってとても意義のあることだと感じました。このような取組みを通して、神奈川県から世界で活躍するトップアスリートが多く誕生することと、スポーツの力で神奈川がさらに元気になることを期待しています。

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