深沢高等学校

掲載日:2018年9月27日

「地域との宿泊防災訓練」~生徒がリーダー性を発揮~【神奈川県立深沢高等学校】

1 学校紹介

 深沢高校は、歴史ある鎌倉の地で地域の教育力を導入した協働学習を行っています。さまざまな活動の実績により、平成30年度にコミュニティ・スクールとなりました。学年や部活動、委員会等での生徒の積極的な活動を支援しながら、社会の一員として地域に貢献できる人間の育成に取り組んでいます。

2 宿泊防災訓練の取組

(1)目的

  • 災害時に、自らの命を守る「自助」、他者を思い助け合う「共助」の精神を養います。
  • 生徒会本部役員や各部活動の部長たちのリーダー性を養い、緊急時に生徒自らが中心的存在になって活動できるように訓練を行います。

 本校では、鎌倉市やNPO法人の協力のもと、PTAや近隣自治体と協働して宿泊防災訓練を行いました。当日は、高校生が災害時に中心的存在として活動できるよう、リーダー研修を受講した後、PTAや自治体関係者を避難者に見立てて受け入れるなど、避難所運営研修(HUG※1)を行いました。

(※1HUG(避難所運営ゲーム):避難者の年齢や性別、国籍、それぞれが抱える事情が書かれたカードを参加者に配り、避難所で起こる様々なトラブルなどにどう対応していくかを模擬体験するゲーム。)

 

(2)宿泊防災訓練について

期間 平成30年8月10日(金曜日)14時から8月11日(土曜日)9時まで

会場 深沢高校 各教室及び体育館1photo

参加 生徒会本部役員及び部活動代表者 30名

PTA、近隣自治体関係者 11名

内容 講演及びリーダー研修

避難所運営研修(HUG、喫食体験、宿泊体験 等)

連携協力 NPO法人 スポーツコーチングイニシアチブ

 

(3)リーダー研修及び避難所運営研修(HUG)2photo

 リーダー研修では、「自主性」と「主体性」の違いについてペアワークしたり、「リーダーシップ」について考え、班発表をしたりしました。実際に災害が起きた時、誰もが委縮してしまう中で、積極的にリーダーに名乗り出て避難所運営ができるよう、研修しました。

 

 避難所運営研修(HUG)は、発災後に開設される避難所(学校)に次々にやってくる避難者の状3photo況や要望を考慮しながら、迅速かつ適切に対応する術を身に付けるために行いました。避難所運営や避難生活にどんな難しさがあるか、自分たちに何ができるか、普段からどんな備えをしたらよいか等、具体的に考えるきっかけをつくることができました。

 

 夕方、避難所開設準備後、PTA30名・自治体関係者11名を避難所に見立てて受け入れし、防災食の夕食準備や、ゴザ・ダンボールを各教室に設置して就寝準備を行いました。

4photo

 翌朝起床後、防災食による喫食体験、最後に宿泊訓練の振り返りをしました。

 

 

 

3 成果と課題

 避難者役の生徒や保護者、近隣住民の方々に様々な条件を付け、実際に校内施設に避難誘導訓練も実施しました。この訓練でも図面上ではわからない不測の事態が発生し、効果のある訓練となりました。地域のニーズや生徒の振り返りを踏まえ、次年度の研修に繋げていきたいと思います。

【生徒の振り返りより(一部)】

 避難所運営研修(HUG)について

  • 一つ一つのことに素早く対応していく難しさや、協力や役割分担の大切さを学んだ。
  • 自分の周りのことで手いっぱいにならないように余裕を持つことが大切だと思った。
  • 一度に多くの人が来て、物資の対応を求められた時の優先順位の付け方が大変だった。

 避難誘導訓練について

  • 避難者が「車いす」という設定だったが2階に案内された。しかも高齢者なのにその部屋は一番暑い部屋だった。部屋の位置だけでなくその部屋の環境も考えなくては、と思った。
  • 自分で対応しきれないことが、グループの人と相談することで解決できたので大変な時こそ仲間の協力が大切だと思った。
  • 避難者それぞれの症状に対する配慮が大切だと思った。

 

お問い合わせ先

神奈川県立深沢高等学校

電話:0467-31-6600

 

本文ここまで
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