横浜桜陽高等学校

掲載日:2018年4月2日

自分で学びをデザインする-未来を創る一人ひとりの時間割-【県立横浜桜陽高等学校】

 本校は、平成15年に創立した単位制による全日制課程の普通科の高等学校で、1日8時間の幅広い授業時間帯、100を超える多彩な科目、大学や専門学校等と連携した講座など柔軟な学びの仕組みを活用するフレキシブルスクールとして、生徒一人ひとりの学びの深化・学力の伸長を図っています。

自分で作る時間割

新入生は、入学する前に全員が個別履修指導を受けます。ここで指導担当の先生と面談しながら時間をかけて3年間の履修計画を立てた上で、1年次の時間割を作成します。まだ何も知らない新入生が100を超える科目から講座を選択し、時間割を作成することは容易なことではありません。初めての時間割作りで、戸惑いや不安があるのが当然です。そこで、興味・関心、将来の進路希望などについて、先生と相談、確認しながら時間割を作っていきます。
前期が終了する9月には、次年度に向けてクラス担任が個別履修指導を行います。入学時に立てた履修計画をもとに、これまでの学びを振り返って、2・3年次の履修計画について見直します。そして3月には、1年間の学びを踏まえて、次年度の時間割を完成させます。こうして試行錯誤を繰り返しながら自分の時間割を作ることを通じて、卒業までの学びを深めていきます。

特色ある系の授業-六つの系-

グローバル化・情報化の進展など社会環境は急速に変化しています。こうした時代に柔軟に対応できるよう、本校ではこれからの時代に求められる内容を学ぶ「系の科目」を設定しています。系の科目は、情報ネットワーク系、環境サイエンス系、福祉サポート系、健康フィットネス系、国際コミュニケーション系、芸術アーツ系の六つに分類し、展開しています。

体育館で車椅子に乗りながらボールを使用した障害者スポーツを体感している様子
授業「障害者スポーツ」の様子

授業「フードデザイン」で調理実習をしている様子
 授業「フードデザイン」の様子

 

健康フィットネス系の科目「障害者スポーツ」を受講した生徒からは「車椅子でバスケットなどを体験して、障害を持った方々の気持ちを理解できた。」、「フードデザイン」を受講した生徒からは「実習を通じて、調理系の進路をめざす人はもちろん、将来、生活していく上で役立つ知識や技術を学ぶことができた。」、「コミュニケーション・トレーニング」を受講した生徒からは「ゲームなどを通じてコミュニケーション能力を身に付けるとともに、チームで協力することの大切さを学んだ。」といった声が聞かれました。
また、福祉サポート系の科目「手話実践実習」を受講した生徒からは「聴覚障害の方が学校に来てくださり、実際に手話で会話できてうれしかった。」といった声が聞かれました。
このように、「系の科目」では、社会とのつながりを意識した体験的な学びなどをとおして、他者と協働しながらのチームワーク、コミュニケーション能力、さらには、豊かな感性や思いやりなどの豊かな人間性を育んでいます。その上で、将来や進路の方向を具体的に固めるきっかけとなるなど、生徒一人ひとりの成長につながっています。

コミュニケーション・トレーニングの授業で3人一組となってゲームをしている様子
授業「コミュニケーション・トレーニング」の様子

手話実践実習で生徒が机を囲んで授業を受けている様子
授業「手話実践実習」の様子

学校外における多様な学び

本校では、授業以外に学校外で取り組む様々な学びも積極的に導入しています。具体的には、大学や専門学校で授業を受ける「校外講座」、福祉施設や地域などで取り組む「ボランティア活動」、漢字検定や実用英語検定などの資格を取得する「技能審査」などで、一定の基準に達していれば卒業単位として認定しています。
「校外講座」は、大学や専門学校などで様々な分野の講義を大学生などと一緒に受講し、専門的な内容を学ぶので、実際の進学先選びにとても役立ちます。平成26年度も保育士をめざす生徒が保育系の専門学校の講座を受講するなど多くの生徒が学んでいます。
また、県立青少年センター主催の「高校生天文講座」など恵まれた施設を利用した講座にも多くの生徒が参加し、それぞれの学びを広げています。

高校生天文講座で説明を受ける生徒達の様子
「高校生天文講座」の様子

 

時間割作りを通じて未来を創る

自分で時間割を作るということは、どの科目をどう選ぶのか、とても悩むことですが、自分を見つめなおす機会にもなります。自分が作成した時間割に基づき、様々な学びにチャレンジし、ときにはうまく進まないこともありますが、成功体験を積み重ねていくことで、生徒たちは成長しています。
生徒一人ひとりが、時間割作りを通じて自分自身と向き合い、本校での多様な学びのシステムを生かし、学びを深化させることで自らの可能性を広げ、将来、社会の新たな力となって活躍できるよう、横浜桜陽高等学校はこれからも取り組んでいきます。

 

お問い合わせ先

神奈川県立横浜桜陽高等学校
電話:045-862-9343
 

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