川崎高等学校

掲載日:2018年4月2日

ミツバチプロジェクトの取組みについて【神奈川県立川崎高等学校】

本校では、平成18年に環境委員会が発足しました。主な活動は、生態系保全のためのビオトープ作りや、温暖化対策の緑のカーテン作り、そしてミツバチプロジェクトです。
ミツバチプロジェクトとは、ミツバチをシンボルとして「花いっぱい運動」などの活動を行い、ミツバチが生きていけるような自然環境を地域に取り戻そうという活動です。生徒の環境意識を高めるとともに、学校全体としての環境教育への取組みをめざし、「日本在来種みつばちの会」の協力によって、ニホンミツバチを譲っていただき、スタートしました。
しかし、天敵のオオスズメバチに巣を襲われたり、ガの幼虫であるスムシに巣の内部を食い荒らされる被害を受け、ニホンミツバチは、はちみつを採取する前にいなくなってしまいました。その後もなかなかうまく飼育ができず、失敗が続きました。
そこで、今年の3月にセイヨウミツバチの飼育に変更し再チャレンジすることにしました。セイヨウミツバチは3月以降どんどん群れを大きくしていき、一つの巣箱に入りきらなくなってしまい、5月には分蜂(新しい女王蜂が生まれ、古い女王蜂が仲間を引き連れて巣から離れること)して、現在三つの群れに増えています。

次の写真は、ミツバチが健康であるか、蜜がたまっているかなど巣の様子を確認しているところです。

巣板を手に取り観察する生徒の写真
この巣板にミツバチが巣を作ります

生徒が巣の中を確認し優しく蜂を払う様子の写真
巣の中を確認し優しく蜂を払う

 

 

 

 

現在の活動

平成26年8月現在の主な活動は、採蜜(蜜を採ること)・調査・ミツバチの住みやすい環境づくりの三つです。

採蜜

 2週間に1度のペースでミツバチの巣から採蜜します。1回の採蜜量は1群れで5、6リットルほどで、この採取した蜂蜜を活用できないかと考えています。例えばクッキング部に提供してお菓子の材料にしてもらったり、文化祭などのイベントを通じて多くの方に味見をしてもらったりと、様々な方法を検討しています。

調査

 ミツバチについての先行研究や、「日本在来種みつばちの会」の方のアドバイスをもとに、ミツバチの行動について調査しようと考えています。
具体的にはミツバチが子育てに使う花粉を調べ、どの時期にどの花から花粉を集めているかを調べようと思います。もしこのことが分かれば、ミツバチの利用する花を示した地域マップを作ることができます。
また、ミツバチはその時々によって攻撃的であったりおとなしかったりします。毎回の行動からミツバチを興奮させずに蜂蜜をとれる方法が分かれば、ミツバチと私たちどちらも怖い思いをしないで済みます。

ミツバチの住みやすい環境づくり

 今夏は直射日光を避けるためにひさしを作り、ミツバチたちに暑さを乗り越えてもらう予定です。また周辺にヒマワリを植えたり、緑のカーテンを作ったりして、ミツバチの周囲の環境作りにも力を注いでいます。

蜜がたまって巣板が膨らんでいる様子の写真
蜜がたまって巣板が膨らんでいます

校舎南側にひまわりを植えている様子の写真
校舎南側にひまわりを植えています

 

 

 

地域とのつながりをめざして

ミツバチプロジェクトは現在、環境委員会のメンバーと数名の有志によって進めています。また、私たちの活動は「日本在来種みつばちの会」の方々をはじめ、多くの方々の協力に支えられています。
このことを大切にして、ミツバチが利用する花を地域に植える「花いっぱい運動」をとおして地域の方々とのつながりを深めていきたいと思います。

お問い合わせ先

神奈川県立川崎高等学校

電話:044-344-5821
 

本文ここまで
県の重点施策
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • 未病の改善
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • ラグビーワールドカップ2019
  • マグカル
  • ともに生きる