横浜ひなたやま支援学校

掲載日:2018年4月2日

自己実現する人を学校と家庭と地域で支え育む【神奈川県立横浜ひなたやま支援学校】

県立横浜ひなたやま支援学校は、閉校した横浜市立日向山小学校をリニューアルし、平成25年4月に開校した知的障害教育部門のみ、高等部のみの特別支援学校です。本校では、「自己の可能性を最大限に発揮して、地域社会で幸福に生きること」を「自己実現」として定義し、生徒の自己実現を支え育むことを学校の基本理念とします。さらに、地域のセンター的機能を発揮して、地域の学校に通う子どもたちの自己実現も支援します。

正面から見た本校校舎

自己実現に向けた一人ひとりのニーズに応じた取り組み

コース別のカリキュラム

二つのコースを設置して、コース別のカリキュラムを編成しています。一つは「自立支援コース」、もう一つは「就業支援コース」です。
「自立支援コース」は、家庭生活・社会生活を快適に過ごすために必要な基礎的な力を育成します。「就業支援コース」は、基礎的な力を礎として、就労をめざすため、職業生活に必要な力を育成します。

アセスメント期間の設定

一人ひとりの特性に応じたきめ細かい指導・支援を行うための準備として「アセスメント期間」を設けています。
1年生の1学期を「アセスメント期間」と位置づけ、この間は全ての生徒が「自立支援コース」のカリキュラムを履修します。その中で、日々の学校生活の様子を観察したり、いくつかの検査、さらに生徒や保護者の意向確認などを経て、今の時点で本人に備わっている力と障害による学習上や生活上の困難さへの対応の必要性を分析し、本人のニーズを総合的にとらえなおします。アセスメント期間の終わりには、高等部での指導・支援の方向性を一人ずつ確認し、2学期からは各クラスに分かれてコース別の授業がスタートします。

教育相談・生徒指導の充実

生徒一人ひとりに合わせて策定する個別教育計画の出発点を「なりたい自分」とし、「なりたい自分」と「今の自分」を照らし合わせて学びの方針を定め、学習の到達目標を具体的に設定して取り組み、一定期間経過後に振り返るという流れになっています。本人の意思が不可欠な仕組みとすることで、相談して解決することの良さを生徒に体験させ、相談できるパートナーに自分の思いを表現し、支援をうまく使いながらより良く生きていくことを身に付けさせたいと考えています。

人の中で学び、人の中で育つ 「よこひなSSE」を開発中

高等部に進学すると、中学生の頃と比べて生活の幅が大きく広がり、社会生活への適応がますます求められます。社会生活を見据えたルールやマナーの指導も重視します。
人間関係形成について学ぶSSE(SocialSkillsEducation)の授業実践について学識者の協力を得て実践研究に取り組んでいます。SSEの授業では、何かの課題を達成するために集団で取り組むのではなく、集団で活動することそのものを目的とし、集団の中で他者と歩調をあわせることや、自分を表現することを学びます。

地域と連携して支えあう共生社会実現に向けて 実社会を想定した作業学習 

実社会を想定した作業学習

作業学習では、実社会で行われているようなリアリティのある活動を行います。平成25年度は、パンの製造販売、ビルメンテナンス、クリーニングの作業を行いました。指導に当たっては、作業内容を課題分析し、最終的には生徒がそれぞれ一人で取り組み、達成感を得られることを目指します。

作業学習のパン販売の様子

作業学習(フードサービスユニット)のパン販売の様子

地域の方々の心強い支え

地域の方々には、開校前から御理解をいただき、開校に当たっては、とても温かく本校を地域に迎え入れてくれました。
開校してからは、通学の見守りや体育の授業におけるグラウンドゴルフの指導、文化祭での太鼓演奏や喫茶店の出店のほか、作業学習のパンの販売を応援していただいたり、地域の夏祭りに本校のブースを用意していただくなど、開校初年度とは思えないほど、地域の方々と一緒に活動する機会があり、今後もこのつながりを大切にしていきたいと考えています。

地域の方が先生となったグラウンドゴルフの様子

体育(地域の方が先生となったグラウンドゴルフ大会)の様子

お問い合わせ先

神奈川県立横浜ひなたやま支援学校
電話:045-300-5611

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