秦野養護学校

掲載日:2018年4月2日

かもめ学級におけるサマーコンサートの取組【神奈川県立秦野養護学校】

秦野養護学校の概要

本校は、昭和33年10月に病弱教育を担う養護学校として開校しました。現在では、病弱教育部門だけでなく知的障害教育部門も加わり、「多様な教育部門を持ち、多様な子どもたちに対応する、地域における総合支援学校」を、目指す学校像として掲げ、教育活動に取り組んでいます。

病弱教育部門のひとつである「かもめ学級」は、神奈川リハビリテーション病院内に平成7年に設置された院内学級です。(平成10年に県立伊勢原養護学校より移管。)かもめ学級には、急性期治療後のリハビリを目的に日本全国から入院してくる小・中学生が、リハビリの合間に通ってきて学習に取り組んでいます。日々大切にしているのは、一人ひとりの課題を見極め、保護者や病院の方々と連携しながら、子どもたちの心に寄り添った指導・支援を充実させることです。退院後、子どもたちが安心してそれぞれの学校へ通うことができるよう、復学先への丁寧な情報提供と復学支援を行うことも、学級の重要な役割です。

今回は、かもめ学級が毎年夏休みに開催している「かもめサマーコンサート」の取組を紹介します。

サマーコンサートの取組

 「かもめサマーコンサート」は、秦野養護学校教員、かもめ学級児童生徒のほか、地域の方々にもゲスト出演をお願いし、歌や楽器演奏、ダンスなどを楽しむ行事です。かもめ学級の児童生徒はもちろん、会場に来てくださった患者さんやご家族の方々、病院職員の方々も一緒に楽しいひとときを過ごし、心安らぐ時間となるように、という趣旨で行っています。

平成28年7月27日に行われた今年度のコンサートでは、地域の音楽サークル「アンサンブルセブンス」の皆さんをゲストにお招きし、歌とフルートの演奏を披露していただきました。フルートのふんわりとした音色と素敵な歌声に、会場は温かい雰囲気に包まれました。「虹」という歌では、サビの部分の手話も教えていただき、参加者、会場の皆さんも一緒に手話ソングを楽しむことができました。

アンサンブルセブンスの演奏

アンサンブルセブンスの演奏

秦野養護学校教員は、ダンス「ハワイアン・イン・ザ・シー」とトーンチャイムの演奏で会場を盛り上げました。「ハワイアン・イン・ザ・シー」は、クラゲやヒトデ、ウミウシなどの海の生き物が登場するおもしろい歌です。歌に合わせて、優雅でコミカル(?!)なハワイアンダンスの動きを、会場の方々にも体験していただきました。

ハワイアンダンスの発表

ハワイアンダンスの発表

トーンチャイムの演奏では、「アメイジング・グレイス」と「君をのせて」が披露され、優しい音色が会場いっぱいに美しく響き渡り、その余韻が全ての人を包んでくれているようでした。

トーンチャイムの演奏

トーンチャイムの演奏

最後に、かもめ学級の児童生徒と教員で、ハンドベルと歌を発表しました。ハンドベルでは「きらきらぼし」と「小さな世界」の2曲を演奏しました。リハビリの合間の限られた時間の中で、一生懸命練習に取り組んできた子どもたちの演奏に、会場からは温かい拍手が送られました。「小さな世界」では、子どもたちの演奏に引き続き、会場の方々にもハンドベルを配り、一緒に演奏していただきました。子どもたちだけの演奏とはまた一味違い、たくさんの人の心がひとつになって、明るく楽しく、感動的な演奏になりました。

そして最後に「ビリーブ」を歌いました。「ビリーブ」は、始業式や終業式などでいつも歌っている、かもめ学級にとってはなじみのある曲です。サマーコンサートでは、いつものピアノ伴奏ではなく、アンサンブルセブンスの方々のフルートによる伴奏に、秦野養護学校教員のトーンチャイムが加わったスペシャルバージョンで披露しました。フルートやトーンチャイムの音色にも負けない、子どもたちの心のこもったひたむきな歌声が、楽しく心温まるひとときを締めくくってくれました。

1時間ほどの短い時間ではありましたが、サマーコンサートが、子どもたちだけでなく、会場に来てくださった全ての方々の心に響いて、思い出深いものになっていますように…

お問い合わせ先

神奈川県立秦野養護学校

電話:0463-81-0948
 

本文ここまで
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