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更新日:2025年4月25日
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神奈川県立二俣川高等学校の活動内容を紹介するページです。
本校は、令和7年4月に「二俣川看護福祉高等学校」から、「二俣川高等学校」に校名を改め、普通科3クラス、福祉科1クラスに学科改編しました。福祉科は、平成12年に衛生看護科が改編されたことから、始まりました。平成14年に福祉科が2クラスになってから、現在に至るまで、多くの福祉・医療に関わる人材を輩出しています。
福祉科では、社会福祉の法律・制度や歴史、諸外国の福祉について学ぶ基礎的な科目から、からだの仕組みや介護技術などを学ぶ科目、地域や社会の課題に着目し、その課題解決に取り組む科目など、幅広い学びを行います。現場で活躍する専門職の方々からお話をきく講演会や、高齢者施設での校外実習、訪問介護の現場に同行する実習など、多くの体験をする機会があります。また、卒業時に介護職員初任者研修の修了をめざしたカリキュラムとなっています。
1年生は、高齢者施設での体験や成長をまとめた作品を発表しました。
2年生は、高齢者施設での7日間の実習で学んだ介護技術について、寸劇を通して発表しました。また、実習で多くのことを学んだ2年生は、次年度実習に参加する1年生にむけて、実習で注意すべき事や充実した実習にするためのアドバイスなどについて、スライドを使って発表しました。
3年生は、2名の生徒が、介護総合演習という授業で行った、個人研究の発表を行いました。誰でもできるエクササイズを考案し、福祉現場で実施し、その際に感じた効果と課題についてまとめた発表や、高校生の昼食の現状と対策をテーマとし、お弁当の栄養の偏りを減らし、バランスの良い昼食をとるための工夫を発表しました。
これらの発表を見て、生徒たちからは、「2年生にある実習が不安だったけど、先輩の発表を聞いて、新しいことに挑戦し、楽しもうとすることが大切なのだと知りました。」や「自身の得意なこと、気になることに焦点を向け、深く調べ考察をしていることが印象的でした。仮説を立てその仮説にそった研究をし、色々な方にアンケートを取ってその結果を元にどのような効果があったのかを知ることができました。」などの感想が寄せられました。
福祉科で学ぶ各学年の生徒たちは、1年間で大きく成長した姿を見せてくれました。2年生は特に、司会や発表の準備など発表会の運営にも携わり、福祉科の中心となって発表を支えました。このような機会に、日ごろの学びを振り返ることで、次の自分の目標や課題を知ることができます。福祉科での学びをより充実したものにするために、生徒たちは発表会で学んだことを糧として、次の学年でもがんばっていきます。
神奈川県立二俣川高等学校
電話:045-391-6165
(掲載内容は掲載日現在のものです。最新の情報は各県立学校のホームページでご確認ください。)
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