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更新日:2025年1月29日
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神奈川県立神奈川工業高等学校の活動内容を紹介するページです。
本校は、1911(明治44)年4月27日に、神奈川県初の県立工業高校として設立を認可され、以来1世紀にわたり神奈川県を代表する工業高校として、産業界をはじめ各方面に多くの優秀な人材を輩出しています。
教育目標として、「来たる国際社会・超スマート社会で活躍できる『次世代テクノロジスト』を育成」を掲げ、理数基礎力、先端技術活用力、工業(工学)に関する知識と技能の活用力、グローバルコミュニケーション能力を身に付けさせる「神工STEAM教育」を実践し、その1つの柱として、産学連携による目的別学習活動コンソーシアムに取り組んでいます。令和2年に電気科では日本IBMをはじめとした企業・産業技術短期大学校と「かながわP-TECH」、令和5年に建設科では清水建設・東京テクニカルカレッジと「次世代建築リーダー育成コンソーシアム」を締結しています。そして、令和6年7月4日、本校と日産横浜自動車大学校、日産自動車株式会社の3者は、自動車業界の競争力強化のための早期人財育成を目的として産学連携協定を締結し、「次世代モビリティエンジニア育成コンソーシアム」を設立しました。
自動車業界は「100年に1度の大変革期」と称され、EV、自動運転、コネクテッド※など、技術革新が著しい一方、国内では、少子化、理系離れなどの課題もあります。
※コネクテッド…通信技術を活用した機能
本コンソーシアムは、自動車産業発祥の地の一つである神奈川県で、工業高校、専門学校、企業が産学連携し、一貫した7年間の育成プログラムを運用することにより、次世代に対応できるモビリティエンジニアを育て、自動車業界の成長に貢献していきます。
コンソーシアムの人財育成計画は、次の2つのステップを予定しています。
ステップ1 神奈川工業高等学校 1~3年 |
ステップ2 日産横浜自動車大学校 1~4年 |
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狙い | 認知拡大、好奇心醸 | モビリティエンジニアとして必要な知識・スキルの習得 |
活動内容 |
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本校での3年間で、自動車業界への認知拡大・好奇心の醸成を目的として、日産自動車および日産横浜校からさまざまなプログラムが提供されます。自動車産業・モータースポーツの歴史を学べる見学会、日産テクニカルセンターの見学、自動車エンジニアとして現在活躍中の先輩との座談会、日産の最先端技術の授業などを通して、モビリティエンジニアになるための素養を醸成し、業界への興味を喚起します。
日産横浜校の4年間では、モビリティエンジニアに必要な知識・スキルを習得します。日産自動車直営の整備専門学校ならではの充実した教育環境、最先端の技術を備えた実習車や特別授業により、自動車業界で即戦力となりうるモビリティエンジニアを育成します。最終的には高度故障診断の実践的スキルを持った国家一級自動車整備士の資格を取得し、自動車業界の第一線で活躍できるエンジニアを育成します。
日本の基幹産業のひとつである自動車において、地元神奈川を代表する日産自動車株式会社座間事業所の工場見学を令和6年7月16日(火曜日)に実施しました。若者のクルマ離れが叫ばれる中、施設見学を通しクルマという機械構造物に触れ生徒の好奇心の醸成を図ることができました。
3学年機械科課題研究では、EVカートを製作し、筑波サーキットで行われたEVミニカートレースへ参加しました。モータ製作におけるコイルの巻き方やセンシング技術について、日産横浜自動車大学校から技術的支援をしていただきました。
本取組では企業や専門学校と連携して、自動車に興味を持つというマインドセットの醸成から取り組み、創造的な問題発見・解決能力の育成、さらに、生徒各自の進路選択の一助となることをめざしています。また、現在、工業高校の生徒は広く産業界から期待を集め、空前の売り手市場であり、就職内定率も非常に高い状況です。本取組が本校のみならず、工業高校の魅力を高め、中学生の進路決定の一助となることを願っています。
神奈川県立神奈川工業高等学校
電話:045-491-9461
(掲載内容は掲載日現在のものです。最新の情報は各県立学校のホームページでご確認ください。)
このページの所管所属は教育局 総務室です。