更新日:2022年8月25日

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山北高等学校

神奈川県立山北高等学校の活動内容を紹介するページです。

「地域と協働した探究」に挑戦~山北高校は「二刀(灯)流」伝統の「スポーツ」に加え「探究」の力で育てる~【神奈川県立山北高等学校】

1 本校について 

 本校は、昭和17年に開校し、創立80周年を迎える地域に根差した全日制普通科の高校です。通学環境は、JR御殿場線「東山北」駅より徒歩4分と大変「楽な」ものとなっています。「着実に努力」を学校教育方針とし、【自他を思いやる力】【挑戦する力】【協働する力】【未来を切り拓く力】【伝わる力】の5つの力を育てる教育目標を掲げています。近年、進学率も伸びていますが、就職も地域に根差した実績があり、入学してから自分の夢を探せる学校です。伝統を守り未来に継承する「スポーツの山北」、地域と協働した探究学習を主とする「探究の山北」の、二刀(灯)流の高校として教育活動を展開しています。

2 地域課題をテーマとした探究的な学び

 本校は、地域課題をテーマとした探究的な学びに取り組んでいます。地域自治体や企業団体、関連事業者と連携して活動を行っています。

(1)地域課題の解決を目的とした探究学習を通して、課題解決能力・自己表現能力や他者理解の力を育みます。
(2)「未病」「地域防災」を軸とした地域協働学習を展開し、Society5.0時代を地域から支える人材を育成します。
(3)様々な学校設定科目を中心とした教科での探究学習を通して、自分自身の進路についても深く考え、自己実現を目指す人材を育成します。
 

3 地域探究の取組紹介

  • 総合的な探究の時間を「未来探究」と位置づけ、山北町や地域住民の方及び近隣地域の団体と協働して活動しています。
  • 地域社会における生活とSDGsとの関わりの中で、地域の課題や実生活の状況に応じて、自分で課題を発見・情報収集・分析し、課題解決に向けた研究を通して自ら表現できる力を養っています。
  • 他者の立場で物事を考え、目標を達成するため主体的に協働しています。
  • 課題について探究することにより、解決する過程を通して、自己肯定感や、着実に努力する姿勢を育み、自他や地域社会との関係を意識した取組を行っています。深い学びに繋げる新たな価値を目指し、山北町への研究成果報告会を行います。
  • 3年間の学びの連続性を持たせるように学習の過程をプランニングし、自らのキャリアに生かすとともに、より良い社会実現に向けてコミュニケーション能力を育てています。

取組紹介

~1年「山北を知る」~

 自らについて考え、プロジェクト型学習の手法で探究活動をするために必要なスキルを学び、探究課題に基づき、山北町を「知る」ために、フィールドワーク(校外学習)を実施し、林業・農業体験、特産品、歴史探訪、街の発見について情報を収集します。SDGsを展開した地域探究に繋げ、設定した課題に対しての検証を行うとともに、発表する方法についても学びます。

1年フィールドワーク

~2年「地域課題を探る」~

 地域活性化のための対策を探り、<未病><地域防災>に分かれてコースごとに研究します。「未病」はBIOTOPIA(足柄上郡大井町)、「地域防災」は神奈川県総合防災センター(厚木市)でフィールドワークを実施し、専門的な視点で学習を深めます。この活動から、地域の課題は何か、解決するには何が必要かを自らが発見し、探究プロセスを再確認し、プレゼンテーション手法を学びます。

2年学年発表会

~3年「研究成果報告」~

 自らが研究した内容について、関係機関へ直接インタビューを行い、発表内容を充実させ、3年間取り組んだ地域協働学習の研究成果を代表者が山北町へ報告します。研究テーマを発信することで自らのキャリアに繋げ、自己を表現し、課題解決能力を育み、自他を思いやる力を養います。

3年山北町への報告会

4 この取組を通して

  • 「研究成果報告会」では発表について高評価をいただき、高齢化が進む山北町においては、地域活性化に向けて高校生に対する期待が感じられました。「高校生としての視点は、大人では気がつかないようなアイデアがあり素晴らしかった。」「高校生が地域について考えるだけでもすごい。」など、肯定的な意見が大半を占めたことで、生徒の探究的な学びへの意欲がより高まると感じます。
  • 「未病」「地域防災」というテーマが探究的な学びのひとつのきっかけとなり、生徒の視野が広がり、多角的な視点や批判的思考力を身に付けることができました。
  • 「個人の成長」を始め、実際に地域に足を運ぶことで地域への理解が深まり、その中で発見した地域課題に対して、高校生の視点からの解決策を提案することができました。町の病院施設やインフラ、防災に関する内容など、多方面から好評を得たものもあり、実際に町の活性化に貢献できる可能性が十分にあると考えられます。

5 結び ~山北高校の「未来探究」~

 本校は、教育課程研究開発校(「総合的な探究の時間」に係る研究・SDGsをテーマとした展開に係る研究)として神奈川県教育委員会の研究指定を受けています。
 具体的には、総合的な探究の時間「未来探究」に係る科目において、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマとした研究

  • 世界を変えるための開発目標3「すべての人に健康と福祉を」
  • 世界を変えるための開発目標11「住み続けられるまちづくりを」 

をターゲットにして、様々なカリキュラムを展開しています。その中で、町・県が進める県西地域活性化プロジェクト「未病の改善」を通した学びも展開しています。
 また、「未来探究」の授業では、生徒が自主的に取り組むべき課題を立て、それについて調べ、意見交換やフィールドワークを通して地域の課題を発見、解決策を探究し、課題解決のための立案・提言を作成し、校内のみならず山北町の皆様にも研究成果を発表します。生徒の関心・意欲・創造力を高め、山北町の協力を得ながら地域関連企業とも連携し、生徒の学びを深めています。

山北高校の探究展開

 

問合せ

神奈川県立山北高等学校
電話:0465-75-0828
(掲載内容は掲載日現在のものです。最新の情報は各県立学校のホームページでご確認ください。)

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