更新日:2021年9月27日

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上溝南高等学校

神奈川県立上溝南高等学校の活動内容を紹介するページです。

※新型コロナウイルス感染症の感染状況によっては、掲載イベントが中止・延期になる場合があります。

地域と学校がつながる「バンダパンダまつり」【神奈川県立上溝南高等学校】

1 はじめに

 相模嶺の山並みを遥かに望み、相模川の豊かな大河に寄り添われ、相模野の大地に抱かれた本校は、昭和51年4月に開校しました。今年度46期生を迎え、「豊かな人間性と望ましい社会性を備え、地域や社会に貢献し、リーダーとして次世代を担う人材の育成」を教育目標に、「知を鍛え、徳を磨き、体を鍛える」教育をさらに深化させ、これからの時代に求められる資質・能力の育成に取り組んでいます。
 今回は、こうした教育目標に基づいて様々な活動を行っている地域連携実行委員会の取組のひとつ、「バンダパンダまつり」について紹介します。

2 地域と学校がつながる「バンダパンダまつり」の紹介

2-1 地域連携実行委員会とは

 地域連携実行委員会(以降、実行委員と記載します)とは、地元の人とつながりたい生徒からなる有志団体です。今回紹介するバンダパンダまつりの運営のほか、地元の自然に触れるホタル観察会の運営、地元の畑を借りて行う農業体験、地元の上溝夏祭りのお手伝いや上溝のまちづくりワークショップへの参加などに取り組んでいます。

2-2 バンダパンダとは

 本校では2010年度よりスクールキャラクター創造の取組を行っています。「バンダパンダ」というネーミングは、生徒の日常から生まれたアイディアです。本校の最寄り駅である番田との一体感を感じながら、毎年美術の授業で生徒がバンダパンダのイラストにチャレンジしています。そして、優秀作品の中から全校投票により今年のバンダパンダが決定します。
図1歴代バンダパンダの画像

2-3 バンダパンダまつりの始まり

 図1に示した、2013年のバンダパンダの画像をご覧ください。この年のパンダは、JR相模線に乗ったものが選出され、JR橋本駅とコラボレーションしたイベントやキャンペーンを開催しようという機運が校内で高まりました。その旨を橋本駅にお声かけしたところ、当時の駅長さんにもご賛同いただき、鉄道の日と関連させて実施することになりました。これがバンダパンダまつりの始まりです。

2-4 バンダパンダまつりの様子

 バンダパンダまつりは、地域の方に広く参加してもらい、学校が地域の人にとって身近な場所となること、そして番田地区を盛り上げることを目的としています。野外ステージでは地元自治会のお囃子や、本校のギターアンサンブル部、吹奏楽部、合唱部の演奏を聴くことができます。これらの司会進行はすべて実行委員の生徒が行っています。また、JRの駅長服を着て記念撮影ができるコーナーがあるほか、料理部が作る綿菓子やポップコーン、茶道部の野点体験で気軽にお茶を楽しむことができます。すべて無料です。実行委員が農業体験で世話をして収穫した野菜も無料配布します。また、美術部は塗り絵のワークショップ、生物探究部はザリガニ釣りなど、小さな子どもたちが喜ぶ催しも開催しています。
 地元密着の小さなお祭りですが、どなたでも参加していただくことができます。今年は11月6日土曜日の9時30分から開催予定です。興味のある方はぜひお越しください。
図2バンダパンダまつりの様子

3 地域連携活動を通しての学び

 バンダパンダまつりをはじめ、様々な地域連携活動に参加している実行委員の生徒の言葉を紹介して、この記事を終わりたいと思います。

「これらの活動を通して、私たちは、地域の方々と関わりあうことの楽しさや充実感、そして、私たちが自ら行動することの大切さを学ぶことができました。また、地域の一員として、これからどうすれば地域がよりよくなるのかを、深く考えるようになりました。少しでも地域連携活動に興味がある中学生のみなさん、私たちと一緒に地域連携実行委員会で活動していきましょう!」
図3地域連携実行委員の写真

 

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