更新日:2021年9月29日

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磯子工業高等学校

神奈川県立磯子工業高等学校の活動内容を紹介するページです。

ものづくりコンテスト【神奈川県立磯子工業高等学校】

1 本校について

 本校は、まもなく創立60年を迎える、「機械科」「電気科」「建設科」「化学科」の4つの専門学科を設置する工業系専門高校です。京浜急行線、屏風浦駅から徒歩15分ほどの小高い丘の上にある学校です。「自分を磨き、成長できる未来」を目標に掲げ、在学中に社会性豊かなプロフェッショナルを育成することに力を注ぎ、「確かな学力の向上」や、挨拶から始まる「豊かな社会性」を身につけます。卒業後は夢の実現のために、幅広い分野での就職をはじめ、近年では進学する生徒も増えています。

2 ものづくりコンテスト

 工業高校では、習得した専門知識・技術を競う「ものづくりコンテスト」という大会があります。今年で第21回を迎えるこの大会ですが、本校も毎年複数の部門にエントリーし、常に関東大会、全国大会への出場者を輩出しています。この「ものづくりコンテスト」には、次の部門があります。

  • 旋盤作業部門
  • 自動車整備部門
  • 電気工事部門
  • 電子回路組立部門
  • 化学分析部門
  • 木材加工部門
  • 測量部門
  • 溶接部門

 今年も本校では、機械科、電気科、建設科、化学科の各学科から「ものづくりコンテスト神奈川大会」に参加しました。本校参加者の各部門の結果は次の通りです。

【機械科】

 「溶接部門」で2位となり、関東大会へ出場が決まりました。「溶接部門」の課題は「N2-F」といわれる、被覆アーク溶接(手溶接による中厚板の裏当て金なし下向き突き合わせ継ぎ手溶接)です。今回、更に全国大会への出場権を得て、目下練習中です。また、「旋盤作業部門」にも出場しました。

【電気科】

 「電気工事部門」、「電子回路部門」に出場しました。

【建設科】

 「測量部門」で4位と8位、「木材加工部門」では3位に入賞し、関東大会への出場準備をしています。測量は、建築物を建てるときに必ず必要となる作業で、グラウンドなどを使用して正確に距離を測り、また面積などを算出します。夏休み中も、運動部が活動する前の空いているグラウンドに早朝に集合し、練習を重ねました。木材加工とは、課題の図面に基づき3次元の木材加工を手作業で行い、所定の形にするものです。選手は、木の性質や工具の癖を瞬時に把握して作業に取りかかります。

【化学科】

 「化学分析部門」において、3位と4位に入賞しました。

ものづくりコンテスト化学分析部門画像
 各科の代表選手は、上位大会への出場準備を始め、既に来年度の大会に向けて練習をしています。

3 今後の抱負

 「溶接部門」では、全国大会への出場権を得ましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、大会への出場についての連絡が9月上旬までありませんでした。選手の生徒たちは、その間の練習は全くできていない状態でした。9月に入り、大会出場についての連絡があり、11月の大会に出場することになりました。生徒たちは1ヶ月後の大会に向けて、一旦下がってしまったモチベーションを再度高め、コツコツと練習を重ねることで好成績を目指しています。

ものづくりコンテスト溶接部門

 

問い合わせ

神奈川県立磯子工業高等学校
電話:045-761-0251
(掲載内容は掲載日現在のものです。最新の情報は各県立学校のホームページでご確認ください。)

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