海洋科学高等学校

掲載日:2021年8月25日

高校の部活動では国内唯一!?ウインドサーフィンサークルの充実した活動【神奈川県立海洋科学高等学校】

1 はじめに

 本校は昭和15年に設立された「神奈川県水産講習所」にルーツを持つ、長い歴史のある学校です。令和4年4月からは、校名は変わらないものの、現在の船舶運航コース・一般コースの2体制から大きな学科改編を行い、船舶運航科(航海系、機関系)・水産食品科・無線技術科・生物環境科の4学科となります。改編後は、これまでの教育活動を継承・発展させるとともに、水産、海洋関連産業の担い手に求められる知識や技能を身に付けさせ、漁業従事者等の地域産業を担う人材を育成するために、専門性の深化を図ります。
 今回はこうした本校の海洋教育の一環として、全国でも珍しい「ウインドサーフィンサークル」の活動を紹介します。

2 高校の部活動では国内唯一!?ウインドサーフィンサークルの取組

 ウインドサーフィンサークルは令和2年度に発足した新しいサークルです。昨年度は新型コロナウイルス感染症感染拡大のため、部員の獲得に苦労しましたが、4月から新入生4名を加えて本格的に活動を始めることができました。

2-1 活動内容

 ウインドサーフィンは刻々と変化する風を捉え、瞬間の状況判断を繰り返すアクティブなスポーツです。いったんスタートしたら休んだり話したりする時間はありません。その点では海面に浮かび波を待つサーフィンとは大きく異なります。
 30年ほど前、マリンスポーツ実習にウインドサーフィンを取り入れ、海洋科学高校となった平成20年頃から、ウインドサーフィンの楽しさを十分に感じることができるように、3~4回の体験実習を行うようになりました。
 楽しいけれども大がかりな道具が必要で、なかなか高校生にはハードルが高かったウインドサーフィンですが、実習の技術指導を委託していたウインドサーフィンスクールのセブンシーズの協力を得て、課業中は土曜日、長期休業中は平日に鎌倉市の材木座海岸でトレーニングを積んでいます。

海洋科学_ある日の練習風景写真

 練習ではJWA(日本ウインドサーフィン協会)の公認プロに指導を受け、技術面や安全面を充実させることに加え、一般のお客様が使う道具の準備や片付けなどを手伝うことにより、仕事に取り組む姿勢が身に付くうえ、特別待遇の料金でスクールに参加させてもらっています。練習に加え、インターンシップ活動もできる貴重な取組です。

海洋科学_練習1日目、2日目写真

3 今後の展望

 現在、高体連にウインドサーフィン専門部がないため、高校生は一般の大会に設定された高校生枠で競技しています。そのため、様々な年齢層の方との出会いを通じて、体力面・精神面の向上だけでなく、コミュニケーション能力も身に付きます。そんなウインドサーフィンの魅力を、より多くの高校生に発信することが、本サークルとスクール共通の目標です。幸い、県内在住のJWA会長も、高校生へのウインドサーフィン普及への全面協力をお約束いただいています。
 居住地や費用面の制約などもあり、1つの学校ではなかなか人数が揃いにくいため、県内高校の合同チームを結成し、将来は高校総体の種目にウインドサーフィンを加えることを目標に日々努力を重ねていきます。

※高体連(高等学校体育連盟)・・・高等学校生徒の健全な発達を促すために、体育・スポーツ活動の普及と発展を図ることを目的として設立された組織。現在は、約120万の高校生が都道府県高等学校体育連盟に登録し、全国高校総体をはじめ各種の大会で日々の練習の成果を発揮している。

海洋科学_練習後のミーティング写真

 

問合せ先

神奈川県立海洋科学高等学校
電話:046-856-3128
(掲載内容は掲載日現在のものです。最新の情報は各県立学校のホームページでご確認ください。)

本文ここまで
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