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更新日:2022年1月12日
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神奈川県立横浜氷取沢高等学校の活動内容を紹介するページです。
本校は令和2年4月に氷取沢高等学校(昭和58年開校)と磯子高等学校(昭和52年開校)が再編・統合により設置された全日制普通科の高等学校です。
本校の目指す生徒像は、「グローバル社会の中で主体的に考え協働する中で、挑戦し続ける生徒」であり、グローバル教育の推進のため、英語教育の充実と国際理解教育を行っています。
本校は、外国語(英語)の学校設定科目として「コミュニカティブスキルズ※」を設置し、生徒の英語によるコミュニケーション能力全般の育成を図っています。これを達成するための一つの方法として、コンテストを実施し、1年生では英語スピーキング力を伸ばすこと、2年生では英語プレゼンテーション力を伸ばすことを目的としています。
※コミュニカティブスキルズ…英語による、アウトプットに特化した学校設定科目
例年、7月中旬から8月下旬に、1年生はレシテーション(暗記)の題材を選び練習を開始します。題材は有名な人物の演説から選んでいます。2年生は「総合的な探究の時間」の中で、自ら課題を設定しSDGsについて研究していますが、この研究テーマと絡めて、英語のオリジナルのスライドとプレゼンテーション原稿を作成しています。
その後、クラスごとに1次予選を行い1年生、2年生とも4人の2次予選進出者を選びます。さらに10月上旬までに2次予選を行い、ALT※と英語の教員が審査をした上で、1名のクラス代表を決定します。
そして、10月下旬にコンテストを実施し、体育館に学年ごとに集まり、クラス代表のスピーチもしくはプレゼンテーションを聞きます。審査はネイティブの審査員3名と校内の教員によって行われ、慎重かつ公平な審査を行っています。
なお、令和3年度は、9月は分散登校期間であったため、コンテストを12月22日(水曜日)に延期しました。
※ALT(Assistant Language Teacher)・・・外国語を母国語とする外国語指導助手
1年生は初めてのスピーチコンテストのため、最初は「上手にスピーチができない」、「ただ原稿を読んでいるだけ」という様子ですが、練習を重ねていくにつれ、演説者の思いや考えを理解し、演説者に代わってスピーチをしているレベルにまで達します。その結果、英語学習が好きになり、意欲的に取り組む生徒の増加にもつながっています。
2年生はオリジナルのプレゼンテーション原稿を作成するため、苦労していますが、「総合的な探究の時間」で研究しているテーマを英語に翻訳することを通して、研究テーマもより深く理解できるようになります。
コンテストを毎年開催しており、生徒のコンテスト参加に対するモチベーションも年々向上しています。
1年生については、英語のスピーキング力や表現力を向上させるため、引き続きレシテーションを実施します。
2年生については、今年度から「総合的な探究の時間」の課題研究のテーマと絡めた内容の発表を行いました。次年度も同様に行い、生徒の「総合的な探究の時間」に作成するレポートがさらに充実したものになるように取り組んでいきます。
神奈川県立横浜氷取沢高等学校
電話:045-772-0606
(掲載内容は掲載日現在のものです。最新の情報は各県立学校のホームページでご確認ください。)
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