新城高等学校

掲載日:2019年10月25日

演劇を使った小学生との交流~新城高校演劇部 防犯劇へのチャレンジ~
【神奈川県立新城高等学校】

 本校は、令和元年度で創立57年目を迎える川崎市中原区にある高校です。「公立の王道」をキャッチフレーズとして、生徒たちは学業だけでなく部活動、課外活動に勤しむ伝統があります。今回はそんな部活動の盛んな本校において、今年度演劇部が行った防犯劇へのチャレンジについて紹介します。

1 防犯劇へのチャレンジ

 新城高校演劇部は、少人数ながら和気あいあいと活動している部活動です。今年度から市大会への参加も決まり、校外での活動にも意欲的に取り組み始めています。そのような状況の中、県教育委員会と県警察本部が連携した取り組みの一つである「高校生による非行防止教室及び防犯教室」(※)のお知らせをいただき、演劇部として防犯劇の創作に取り組むことを決めました。

※「高校生による非行防止教室及び防犯教室」・・・高校生が近隣の小中学校等に赴き、演劇等を通じて、非行防止等について小中学生の理解が深まるよう工夫し、行っている取組

2 いよいよ練習開始!

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 3年生は引退公演に集中するため、防犯劇に取り組むメンバーは1、2年生の4人。小学生相手に少人数で一体どのような劇を上演していけばいいのか不安もあったものの、最初に感じた「やってみたい」という気持ちに突き動かされて、劇作りは進んでいきました。

 まずは県警察のホームページにある紙芝居用の台本の中からいくつか候補を選び、読み合わせを行いました。その結果、小学校3~4年生を対象に「万引き」をテーマとした劇を作ることに決めました。

 その紙芝居用の台本を元に、「紙芝居ではなく演劇として上演するにはどうしたらよいか」、「自分たちはこの劇を通して小学生にどんなことを感じてもらいたいか」を話し合いながら場面や演出を考えていきました。

3 上演決定、いよいよ本番

 劇作りがスタートして間もなく、隣接する新城小学校の3年生に向けてこの防犯劇を上演できることになりました。本番は7月8日月曜日。防犯劇作りに取り掛かったのが6月上旬。テスト休みを挟み、実質3週間の練習期間で劇を仕上げていきました。

 そしていよいよ発表当日。発表の1時間前に会場の教室に入り、セッティングやリハーサルを行いました。部員たちは最初のあいさつや呼びかけも含めて、劇を観てくれる小学生をいかに巻き込んでいけるか、最後の打ち合わせをして本番に臨みました。

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 上演中、小学生たちは真剣に劇に見入ってくれていました。劇の途中で挟む質問にもたくさんの手が挙がり、上演後の感想でも「万引きをするとお母さんやいろいろな人を悲しませたり困らせたりするということがわかった。」、「万引きは絶対にしてはだめだと思った。」など様々な声が上がりました。また、見ていた先生方からも「機会があったら他の学年でも是非やってほしい」と言っていただけました。

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4 演劇を通して社会と繋がるということ

 今回の経験から、私たち演劇部は演劇を通して「誰かの役に立つ」ということの喜びを実感しました。自分たちのためだけに劇を作るのではなく、「小学生たちに劇を通して何を感じてほしいか」を考え、発表できたことはとてもよい経験になりました。

 演劇には観る人たちに劇の中で起こっていることを疑似体験させる力があります。今回劇を観てくれた小学生たちは、「万引き」をするとどんなことが起きるのか、どんな気持ちになるのか、ということをまるで自分が登場人物の一人になったかのように擬似体験し、実感してくれたのではないでしょうか。それこそがまさに、私たちがこの劇の目標として掲げていたことでした。私たち新城高校演劇部は、今後も積極的にこのように演劇を通して社会と繋がるような活動にチャレンジしていきたいと思っています。

 

問い合わせ

神奈川県立新城高等学校
電話:044-766-7457

(掲載内容は掲載日現在のものです。最新の情報は各県立学校のホームページでご確認ください。)

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