上矢部高等学校

掲載日:2019年10月25日

韓国の美術高校との交流【神奈川県立上矢部高等学校】

1 日韓交流展の開催から姉妹校提携まで

 本校は、平成29年度に専門学科・美術科に改編され、高い専門性と幅広い視野をもつ人材の育成に取り組んでいます。

 専門学科の教育を支える教育課程や施設設備の拡充に加え、校外作品展や専門家との連携など様々な体験や発表の機会を設けています。その一環として、平成30年6月に国立新美術館で韓国のソウル美術高等学校(以下、ソウル美術高校)との交流展を開催しました。ソウル美術高校は、ソウル市にある韓国唯一の私立美術専門高校として50年近い伝統があり、5つの専攻に分かれて専門的な教育が施されている学校です。

 この展覧会には、ソウル美術高校からも生徒と教員が来日して参加し、本校の生徒とともに、観客の前で作品解説をするなどの交流を行いました。また、ソウルで開催されたソウル美術高校主催の作品展に本校生徒が出品するなど、作品を通しての交流が国境を超えて行われています。

 そうした交流が続く中、ソウル美術高校のイ・ジャンボク校長の提案をきっかけに、2校が姉妹校となり、一層交流を活性化させていくことになりました。平成30年8月にソウル美術高校において締結式を行い、両校は姉妹校となりました。令和元年にも6月の現展ワンワールド企画展(現代美術家協会主催・日本)、9月のソウル美術高校ドローイング展(韓国)と、それぞれの国で交流展を開催しています。

01上矢部

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2 姉妹校訪問について

 交流展の開催に伴い、互いの学校を訪ねて、それぞれの学校の教育活動にふれる機会を設けています。

 6月の現展では、ソウル美術高校の生徒が本校を訪問し、一緒にデッサンの授業を行ったり、体育祭のデコレーションを制作している様子を見学しました。

 また、9月のドローイング展の際には、初日のオープニングイベントに合わせて3名の本校生徒がソウルを訪問し、各専攻に分かれて専門性の高い実技を学習している様子などを見学しました。

 ソウル美術高校では、英語のほか第2外国語として日本語・中国語のいずれかを選択して学ぶしくみになっており、日本語が話せる生徒も多くいます。アニメや漫画などを通して日本文化に親しみをもっている生徒も多く、日本の高校生との交流をとても楽しみにしていました。本校の生徒も、日本とは少し違う韓国の高校生の表現や、専門性の高い実技学習に刺激を受けていました。

03上矢部

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3 交流の成果とこれから

 美術の世界では、言葉が通じなくても作品を通じてお互いの思いや人間性をある程度知ることができます。共感する部分もあれば、違いを感じる場合もあると思われますが、自分たちとは異なった歴史や文化的・社会的背景を持つ他者との交流を通して、多様性を尊重する態度を身に付けるとともに、自分や自国の文化・芸術に愛着をもち、誇りに思う気持ちも育っていくことでしょう。本校では、国内にとどまらず、多様な他者との交流に取り組みながら、幅広いものの見方ができる美術のスペシャリストを育成していきます。

 

問い合わせ

神奈川県立上矢部高等学校
電話:045-861-3500

(掲載内容は掲載日現在のものです。最新の情報は各県立学校のホームページでご確認ください。)

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