津久井養護学校

掲載日:2020年3月25日

学校防災の取組~地域とともに~【神奈川県立津久井養護学校】

1 学校紹介

 本校は相模原市緑区の豊かな自然の中にある、肢体不自由教育部門と知的障害教育部門を有する、児童・生徒数60人弱の小さな学校です。学校の周囲は山々に囲まれているため、災害が起きた場合に孤立する恐れがあるとして、孤立対策推進地区に指定されています。そのような立地であるため、本校では、地域の方々の協力を得ながら、「地域との懇談会」や、「防災宿泊訓練」、「防災体験学習」などに取り組んでいます。

2 地域との懇談会「地域と語ろう」

 7月23日火曜日に、「防災~そのとき何ができるか、どう連携するか~」というテーマで地域の方、学校評議員、保護者、教員が集まって懇談会を行いました。防災について地域のニーズ、保護者が抱えている不安などの情報を共有し、学校と地域が今協力してやるべきことや課題について確認しました。

3 防災体験学習

 9月4日水曜日に、地震を想定した避難訓練を実施しました。その後、全校児童・生徒が学校内にある防災に関するブースをスタンプラリー形式で回り、生活協同組合ユーコープ様、株式会社河本総合防災様、相模原災害ボランティアネットワーク様にもご協力をいただき、防災食の試食や防災用品の展示、レスキューマット体験などをすることができました。

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4 防災宿泊訓練

 9月27日金曜日の夕方から土曜日の昼頃にかけて実施し、高等部1年生16名と教員17名、そして地域の方10名が参加しました。

〈実施内容〉

【9月27日金曜日(1日目)】

  • 15時30分
    シェイクアウト訓練を実施。
  • 15時45分
    体育館にて、避難所の開設。
    生徒たちは、地域の人と協力して段ボールを組み立て、パーテーションを作成しました。その後、本校に設置してある防災倉庫の中から、トイレ用の水やランタン、コンロ、食料品などの物資運搬を行いました。
  • 17時15分
    非常食の調理・喫食訓練。
    コンロでお湯を沸かし、生徒同士で協力しながら、食事作りをすることができました。より災害時の状況に近づけるために、部屋の電気を消してランタンの明かりの下で食事をしました。生徒たちは、初めは部屋の暗さに驚いているようでしたが、徐々に慣れて友だちや教員と会話をしながら食事を楽しんでいました。
  • 19時00分
    非常時の身体の衛生管理や断水を想定し、ボディーシートで体を拭いたり、ドライシャンプーで頭皮をきれいにしたりしました。その後、暗闇の体験として「ナイトツアー」を実施し、暗い校内を歩いて回りました。
  • 21時00分
    就寝。

【9月28日土曜日(2日目)】

  • 6時30分
    起床。朝食後、全員で片付け。
  • 9時00分
    「災害時に役立つ体験」の実施。
    相模原災害ボランティアネットワークの方々を講師としてお招きし、グラウンドにてブルーシートを使ったテントの設置や身近なものを活用した担架づくりを行いました。グラウンドでの活動が難しい生徒は、防災に関する動画の視聴などを行いました。

〈参加者の声〉

生徒:「防災食のパスタがおいしかった。」
   「トイレでは、ペットボトルの水で、上手に流せるようになった。」
   「体育館では、音が響くので眠れなかった。」
教員:「食事、就寝、トイレなども含めて、実践に近い活動で良かった。」
地域の方:「生徒の皆さんと一緒に活動できて良かった。」

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5 今後に向けて

 有事の際には地域の方々も本校に避難してくる可能性があります。そのため、日頃より地域と連携した防災訓練を実施したり、意見交換の場を設けたりして、お互いに信頼関係を築いていくことが大切です。今後も、地域の方々と協力した活動に取り組んでいきたいと思います。

 

問い合わせ

神奈川県立津久井養護学校
電話:042-684-4860
(掲載内容は掲載日現在のものです。最新の情報は各県立学校のホームページでご確認ください。)

本文ここまで
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