氷取沢高等学校

掲載日:2020年1月27日

校内スピーチコンテストの取組【神奈川県立氷取沢高等学校】

1 学校紹介

 本校は昭和58年4月に設立された全日制普通科の高校です。
 本校のめざす生徒像は「グローバル社会の中で主体的に学び、考え、自己の将来を切り拓いていく生徒」で、国際理解教育にも力を入れ、その一環として校内スピーチコンテストを開催しています。
 この取組は県立高校改革実施計画(I期)に基づき令和2年4月に開校する、横浜氷取沢高等学校にも引き続き受け継がれていきます。

2 校内スピーチコンテストの取組について

  • 目的

 校内スピーチコンテストをとおして、英語の文章を伝えることだけではなく、身振り手振りを交えたり、表現に抑揚をつけて感情を込めたりすること、つまり、話し手が聞き手に伝えたい「思い」を英語でどうやって伝えるかという「表現力」を学ぶということを目的としています。さらに、この活動によって、スピーキング力だけでなく日ごろの授業で育んでいる英語力の3つの力(読む・聞く・書く)も総合的に向上させることを目的としています。

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  • 全体の流れ

 スピーチコンテストは毎年10月から11月にかけて行われる教科(外国語科)指導を含んだ学校行事です。1学年は著名人のスピーチを暗唱する「レシテーション」、2学年はテーマを選択して、自分で作ったスピーチを行います。どちらも1分程度のスピーチをします。
 まず、10月に各学年ともに20人の少人数展開で行っている英語表現I・IIのクラスで、2名の候補者を教員が選ぶ1次予選を行います。次に2次予選として、コミュニケーション英語I・IIの授業で、ALTと日本人英語教員による審査により、クラス代表1名を選びます。
 そして学年毎に全員が体育館に集まり、クラスの代表のスピーチを聞く本選を11月中旬に開催します。審査については、校内審査員だけでなく、外部からのネイティブ審査員にも参加していただきます。最終審査で、金・銀・銅の各賞と特別賞としてALT賞を授与します。

※ALT(Assistant Language Teacher)・・・外国語を母国語とする外国語指導助手。
  • 生徒の様子

 生徒は、最初は、英語を話すのが不安で「上手くスピーチできない。」ととまどっています。しかし、練習を重ねるにつれ、英語が苦手な生徒でも自信を持って話すことが出来るようになっていきます。その結果、スピーチコンテストがきっかけで英語学習が好きになる生徒が増えるので、生徒たちが、意欲的に英語学習に向かうモチベーションを高める機会となっています。
 今年度、参加したネイティブ審査員からも「クラス代表生徒の英語発表能力が非常に高く素晴らしい。」という評価をいただき、学校としても大きな励みになりました。スピーチコンテストは、英語の発音に苦手意識を持っている生徒でも練習を重ねれば、活躍が出来る場所となります。生徒たちは、自分の英語力を伸ばせる機会にもなるため、熱意をもってスピーチコンテストに参加しています。

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3 授業における指導内容

  • 英語表現I・II

 1学年はレシテーションコンテストとして、夏季休業中から、著名なスピーチの内容を授業等で確認して、1次予選に臨みます。
 2学年は自分で原稿を作成します。今年度はhappiness, dream, future, changeなどの6つのテーマから1つを選び、自分の経験や意見を英文150~200語にまとめていきます。担当の教員と原稿の細かい部分もチェックしつつ、より良いものを作り上げていきます。

  • コミュニケーション英語I・II

 1学年は週に1回、2学年は隔週でALTの先生の授業があり、発表に向けて全生徒が、順番に発音指導を受けます。他の生徒はスマートフォンの音声入力機能などを用いて自分のスピーチを録音し、発音のチェックを行います。自分の発音が思っているよりも正確に出来ていなかったり、メッセージがきちんと伝えられていなかったりなど様々な確認をしながら表現力に磨きをかけます。

4 今後の展開

 今年度は、生徒たちのスピーチコンテストに対するモチベーションが昨年度よりさらに高くなり、予選から本選まで維持されていました。クラス内の選考で、ファイナリスト出場者を昨年度よりも多くすることとしました。これは、生徒のスピーキング力が上がり、「ぜひ本選で多くの聴衆の前で話す機会を与えたい。」という審査にあたった職員の声を受けたものです。
 今後は、総合的な探究の時間の課題研究テーマと連動させるなど、さらにテーマの理解や分析を深めさせて、今よりもスピーチを長くするなど、より生徒の力を伸ばす行事にしていきたいと思います。
 さらに、発表したテーマをもとに、外部のスピーチコンテストにも繋がるような指導を進めて、国際理解教育の深化に向けて生徒の活躍の場を広げていきたいと思います。

 

問い合わせ

神奈川県立氷取沢高等学校
電話:045-772-0606
(掲載内容は掲載日現在のものです。最新の情報は各県立学校のホームページでご確認ください。)

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