秦野高等学校

掲載日:2019年8月26日

ICTを利活用した新しい授業のスタイル【神奈川県立秦野高等学校】

1 学校紹介

hadano1-0 本校は、平成28年10月29日に、創立90周年、草創130年を迎えました。「質実剛健」「文武両道」「凡事徹底」を校訓とし、生徒は日々高い志を持って勉学に部活動に励んでいます。
 平成28年度に教育委員会より3年間の「ICT※1利活用授業研究推進校」に指定されて以来、全国でも数例しかないICT教室(写真1)の設置を始めとし、Classi株式会社や株式会社Loilo提供のクラウドサービスの利用など、様々な機器やサービスの整備を推進しつつ、「ICTを効果的に利活用した授業研究と生徒の学力向上への取組」を主題に研究を進めています。今年度で一区切りとなる第I期の成果と課題を踏まえ、平成31年度から第II期の「ICT利活用授業研究推進校」への指定が決定しており、さらに研究を深めていきます。

※1Information and Communication Technologyの略 = 情報通信技術)

 

2 BYODネットワークの運用

 本校では、教育委員会の事業として、平成30年12月よりBYOD※2ネットワークの運用を開始しました。BYODネットワークとは生徒個人のスマートフォンやタブレット端末(以下、個人端末)を接続できるWi-Fi回線であり、授業において個人端末を活用することが可能になります。生徒は使い慣れている個人端末を使うことで、不慣れな機器の操作に気を取られることがなくICT利活用授業を受けることができます。また、県の整備するICT機器だけでは台数が不足するため、個人端末を活用するにより、ICT利活用授業数の増加も期待されています。
 今回は、BYODネットワークを活用したICT利活用授業について、2例紹介します。

※2Bring Your Own Deviceの略)

 

3 ICTを利活用した新しい授業のスタイル⑴

hadano2 まずは、株式会社Loiloの提供するアプリケーションソフト「ロイロノート・スクール」を活用した授業(写真2)の紹介です。ロイロノート・スクールは資料の配信、編集、共有、提出が簡単にでき、提出された意見を一括表示することで自分や自分のグループ以外の様々な意見を確認し(写真3)、その中から複数の意見を抽出し比較することでより学びを深めることができます(写真4)。今まではプリントを提出させ、授業後に集計し、次の授業で意見比較という流れだったものが、すべて同じ授業時間の中で行うことが可能となり、主体的・対話的で深い学びをめざした授業を作り上げやすくなりました。また、無記名で表示することが可能であり、発言はしないけれど良い意見を持っている生徒の意見を吸い上げることもできるようになりました。生徒からの評判も良く、「ロイロノートを使った授業をまた行いたい」「自分では気づかなかった考えや、他の人が感じたことを知ることができるので、学べることが多い」と言った声が上がっています。

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4 ICTを利活用した新しい授業のスタイル⑵

 次にGoogleの提供するサービス「Googleフォーム(以下、フォーム)」を活用した授業の紹介です。フォームはアンケートを作成、集計、分析できるサービスであり、これらの機能を活用して小テスト(写真5)を行っています。
教員は授業開始時に問題を配信し、生徒は個人のスマートフォンで解答し、提出します。提出された解答は自動採点され、自分の点数を即座に把握することが可能です。加えて、クラス全体の平均点や得点分布、誤答の多かった問題なども表示することができる(写真6)ので、自分の理解度が今現在クラスの中でどのあたりに位置しているかを把握させたり、正答率の低い問題に関して解説を行ったりすることなどができます。この小テストを継続して行い、結果を蓄積していくことで、生徒は自分の苦手分野を分析することができ、効率的に復習することが可能となりました。

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5 今後の取組

 BYODネットワークによって、個人端末を授業に活用することができるようになり、ICT利活用授業の幅が一層広がってきました。また、この3年間でICTを利活用した授業に積極的に取り組む教職員の数が増えてきました。この取組をさらに進め、主体的・対話的で深い学びを実現する授業研究に学校全体として励んでいきたいと思います。

 

お問い合わせ先

神奈川県立秦野高等学校

電話:0463-77-1422

(掲載内容は掲載日現在のものです。最新の情報は各県立学校のホームページでご確認ください。)

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