コーワテック株式会社
会社概要
所在地 | 東京都港区西新橋1-9-1アコール新橋3F(本社) |
代表者 | 代表取締役 小栗裕治 |
資本金 | 3,500万円 |
売上高 | 127,000万円(平成30年9月期) |
従業員 | 53名(平成30年9月現在) |
設立時期 | 平成13年12月 |
連絡先 |
専務取締役 浅間誉志夫 |
業種 |
各種の特殊車の設計、製造、販売 |
製品紹介など
【製品一覧】
製 品 名 | 写 真 | 概 要 |
アクティブロボ SAM |
![]() |
建機メーカーや型式などに拘らず、ほとんどの建機がそのまま使える汎用型の無線遠隔操縦ロボットで、建機の運転資格があれば誰でも無線遠隔操縦ができます。主な特徴は、 (1)衝撃性、防塵性に優れる空気圧によるゴム人工筋肉の採用 (2)ロボット質量は約50kgと軽量で、本体部は3分割構成 (3)建機の改造はほとんどなく短時間で搭載が可能 (4)ロボットの動力は建機電源を使用し、長時間使用が可能 (5)グラップルなどのアタッチメントの操作にも対応可能 (6)無線周波数は920Mhzで、通信距離は約200m |
【特許技術・登録商標・意匠登録】
名称及び概要 | 番 号 | 登録年月日 |
遠隔操作システム |
特許第6180292号 |
平成29年7月28日 |
企業からのメッセージ
アクティブロボSAMは、地震・台風・火山噴火などの災害発生時の救助活動の他、厳しい環境下の林業や土木作業、放射線量の伴う建機作業を、より安全に、より迅速にできるよう、研究開発し実用化しました。発売開始以降、多くの商談やデモの実施など通じて、商品改善を進めております。またベテランの建機オペレータに代わって、若手後継者への期待など、アクティブロボSAMが多方面にわたり活用され、社会に貢献できることを願っております。
【ロボット関連技術に関する強み】
コーワテックでは警察・消防・自衛隊向けの災害支援車、救助対策車、爆弾処理車の他、数多くの事業用特装車の製作・販売をしています。アクティブロボSAMは、既存の油圧ショベルを容易に、無線遠隔操縦を可能にするユニークな商品ですが、今後は、自動化への活用を考えております。
これ(写真上)は建機の自動操縦のためのAI装備のSAM搭載建機と、コントロールルーム、更に建機のメンテナンスや輸送も可能な搬送車のイメージ図です。当社では長年の特装車製作技術を活かし、システム全体として製作することも可能です。また、AI機能を有するSAMを利用した大型重機での自動化施工に関する実証実験として、平成29年度にNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)で採択されました。現在に至るまで、参画各社と共に開発を進めております。
【得意分野・特徴(PR)】
当社の強みは特装車造りに必要な鈑金、溶接、塗装などの部品製作から、電装、艤装完成検査、登録業務など一貫した「もの造り力」をベースにした総合力にあります。
効率性、生産性を重視した量産志向とは異なり、一台一台の多種多様なニーズを、約半世紀にわたる経験と、最新の技術と技能で応え、社会に貢献する特装車造りを進めております。主な事例では、全国各地で利用されている国産初の水陸両用車(写真1)、電力会社や通信会社に無くてならない各種電源車(写真2)、公共サービスに活躍してる照明車や地震体験車(写真3)、事業用としての移動販売車や医療検診車(写真4)、安全・安心を守る消防や警察向け車両(写真5)などがあります。
[写真1]
[写真2]
[写真3]
[写真4]
[写真5]
【今後の予定】
アクティブロボSAMは災害発生時の復旧作業の他、放射線量の伴う復興作業、傾斜地での林業伐採作業、粉塵や悪臭などの伴う作業現場など、そのユニークな商品の特徴を活かした販促活動を通じ、現場作業への貢献を果たしていきます。更に、小型ショベルへの搭載化や、自動化に向けた活用などにも開発を進めていきます。