水質試験

掲載日:2018年3月6日

 神奈川県営水道が実施している水質試験を、その対象ごとに分類すると次のとおりです。

 水道水質センターでは浄水場等と協力しながら、安心・安全な水道水の供給に資するため、対象地点ごとに次のような水質試験を実施しています。

水道システムにおける水質試験

水源(湖、河川、地下水)

 水源の水質状況を把握し、その水質変化を予測して浄水処理の対策を講じるために試験を行っています(神奈川県内広域水道企業団内に設置されている広域水質管理センターが実施しています。)。

 また、水の安全性評価のために流域で使用されている農薬、未規制の微量有害物質の調査や魚類等を用いた毒物の生物検定にも取り組んでいます。

水源試験

浄水場の浄水処理工程(原水、沈澱水、ろ過水、浄水)

 浄水処理が良好であることを確認するために、浄水場と協力して処理工程ごとの水質変化を測定しています。また、生物障害(ろ過閉塞、異臭味等)に対処するために処理工程ごとの生物試験を行っています。

 その他に、農薬の除去特性やトリハロメタンや塩素酸等の生成状況などについても調査・検討したり、生物の増殖や細菌に対する塩素消毒の効果なども評価しています。さらに、ウェルシュ菌、好気性芽胞菌や病原微生物(クリプトスポリジウム等)の試験を行い、安全性を確認しています。

 なお、浄水場では連続測定装置により、処理工程ごとに必要となる濁度、残留塩素、pH値、電気伝導率等を常時監視しています。

浄水処理工程の試験

配水施設(配水池)

 送配水システム内で増加する可能性があるトリハロメタンなどについては、システムの途中の配水池でも水質試験を行なっています。

 また、35箇所の配水池に設置した自動水質測定装置により、残留塩素、濁度、色度等の項目を連続的に監視しています。

配水施設の試験

水道水(給水栓水)

 皆さんの家に届く水道水に異常がないことを監視するため、配水系統の末端の給水栓水で検査を行っています。送配水システムごとに、水質基準項目(51項目)や水質管理目標設定項目(26項目)など150項目以上の試験を実施しています。

 また、水道施設内の水質異常の有無などは金属分析、微小動物や従属栄養細菌等で評価しています。

 さらに、給水区域内の55箇所に設置した自動水質測定装置により配水池と同様に連続監視を実施しています。

給水栓の検査