監督処分の公表(平成27年1月1日以降)

掲載日:2020年6月19日

処分一覧

※処分内容詳細はページ下部に記載。

処分年月日 商号又は名称 主たる事務所の所在地 代表者氏名 免許番号 処分の内容
平成27年8月13日 株式会社アルファエステート 川崎市川崎区渡田向町21番12号 阿部 敏充 神奈川県知事(2)第27452号 指示
平成27年8月21日 有限会社川崎鹿島田不動産 川崎市幸区鹿島田一丁目9番8号 望月 用吉 神奈川県知事(12)第7201号 指示
平成27年11月13日 有限会社トミヤ 川崎市中原区新城三丁目9番1号 川邉 一範 神奈川県知事(3)第24515号  指示

処分内容詳細

株式会社アルファエステート

神奈川県知事(2)第27452号

処分等の種類 指示(業者)
事実発生年月日

平成26年12月5

事実探知の動機 立入調査
処分年月日 平成27年8月13日
違反条項又は該当条項 宅地建物取引業法第15条第3項、第35条第1項、第37条第3項、第35条第1項第2号、第35条第1項第13号、第65条第1項第2号、第40条第1項
処分等の根拠条項 宅地建物取引業法第65条第1項(業法)
被処分者 商号又は名称 株式会社アルファエステート
代表者 阿部 敏充
免許番号及び免許年月日

神奈川県知事(2)第27452号 平成27年5月6日

主たる事務所の所在地

川崎市川崎区渡田向町21番12号

処分等の理由

 

 被処分者は、次のとおり法違反があった。

 

1 専任の取引主任者の設置義務違反について

被処分者は、唯一の専任の取引主任者の取引主任者証の有効期間が満了し、新たな取引主任者証の交付を受けるまでの平成26年1月20日から平成26年12月17日までの間、専任の取引主任者が不在であった。

これは、法第15条第3項に違反する。

 

2 重要事項説明義務違反について

被処分者は、上記1の取引主任者が不設置であった期間において、9件の取引(売買)に関 与しており、うち買主として取引を行ったものを除く8件の取引において、取引主任者証が満了していた者に各契約の重要事項の説明をさせ、当該無資格者が記名及び押印した書面を交付させた。

これは、法第35条第1項に違反する。

 

3 売買契約書の取引主任者の記名・押印の不備について

被処分者は、上記1の期間に関与した全ての取引(以下「本取引」という。)において、売買契約書に取引主任者をして、取引主任者証が満了していた者に記名押印させ、又は記名押印させなかった。

これは、法第37条第3項に違反する。

 

4 敷地と道路との関係による制限について

被処分者は、本取引の内2件の取引において、重要事項説明書の敷地と道路との関係による制限の項目で、接道の長さを未定と記載しており、建築の可否に関わる重要な事項が記載されていなかった。

これは、法第35条第1項第2号に違反する。

5 重要事項説明書と契約書の記載内容の矛盾について

被処分者は、本取引の内1件の取引において、重要事項説明書と契約書の中の3項目について、記載内容に矛盾を生じさせた。これら3点の矛盾は、当該取引の当事者に混乱を招くものであり、取引の公正を害した。

これは、法第65条第1項第2号に該当する。

 

6 瑕疵担保責任について

(1)被処分者は、媒介業者として関与した、本取引の内1件の取引において、売主が宅建業者で

あるにもかかわらず、瑕疵担保責任の契約条項について、法の強行規定に反し、買主に不利と

なる特約を設けていた。このことにより、買主は、法第40条第1項に違反する内容で契約締結

するに至り、媒介業者として取引の公正を害した。

これは、法第65条第1項第2号に該当する。

(2)被処分者は、本取引の内1件の取引において、自ら売主業者であるにもかかわらず、瑕疵担

保責任の契約条項について、法の強行規定に反し、買主に不利となる特約を設けていた。

 これは、法第40条第1項に違反する。

7 宅地の瑕疵を担保すべき責任に関する保証保険契約等の措置の概要について

被処分者は、本取引の内1件の取引において、建築条件付売地の取引において、重要事項説明書の「宅地の瑕疵を担保すべき責任に関する保証保険契約等の措置」の項目で、建物にかかる地盤保証保険契約を誤って当該土地売買の重要事項説明書に「措置を講じます」と記載していた。当該取引は土地の売買であり、瑕疵を担保すべき責任に関する保証保険契約の措置を講ずる義務のある取引ではなく措置を講じないことにより法違反に当たるものではないが、当該項目について正しく記載していなかった。

これは、法第35条第1項第13号に違反する。

有限会社川崎鹿島田不動産

神奈川県知事(12)第7201号

処分等の種類 指示(業者)
事実発生年月日

平成26年6月1日

事実探知の動機 立入調査
処分年月日 平成27年8月21日
違反条項又は該当条項 宅地建物取引業法第15条第3項、第35条第1項、第35条第1項第1号、第35条第1項第8号、第35条第1項第9号、第35条第1項第14号、第37条第3項、第49項
処分等の根拠条項 宅地建物取引業法第65条第1項(業法)
被処分者 商号又は名称 有限会社川崎鹿島田不動産
代表者 望月 用吉
免許番号及び免許年月日

神奈川県知事(12)第7201号 平成24年10月15日

主たる事務所の所在地

川崎市幸区鹿島田一丁目9番8号

処分等の理由

1 被処分者は、唯一の専任の取引主任者の取引主任者証の有効期間が満了し、新たな取引主任者証の交付を受けるまでの約8か月間、専任の取引主任者を設置していなかった。
これは、法第15条第3項に違反する。

2 被処分者は、前記1における専任の取引主任者が不設置であった期間において、5件の賃貸借契約(以下「本件取引」という。)について媒介業者として関与したが、取引主任者証の有効期間が満了していた者に各契約の重要事項説明書に記名押印をさせた上で当該書面を交付し説明させた。
これは、法第35条第1項に違反する。

3 当該重要事項説明書には、法第35条第1項及び宅地建物取引業法施行規則(以下「規則」という。)で記載が義務付けられている次の事項について記載がなかった。
(1)本件取引のうち2件の取引において、当該建物の上に存する権利の種類等について記載しなかった。
これは、法第35条第1項第1号に違反する。
(2)本件取引において、賃貸借契約書に定めがあるにもかかわらず、当該書面に契約の解除に関する事項を記載しなかった。
これは、法第35条第1項第8号に違反する。
(3)本件取引において、損害賠償額の予定又は違約金に関する事項を記載しなかった。
これは、法第35条第1項第9号に違反する。
(4)本件取引のうち1件の取引において、賃貸借契約書に定めがあるにもかかわらず、更新料の支払いを約する条項がある旨及びその額を記載しなかった。
これは、法第35条第1項第14号及び規則第16条の4の3第8号に違反する。
(5)本件取引のうち1件の取引において、当該契約が定期建物賃貸借契約であるにもかかわらず、その旨を記載しなかった。
これは、法第35条第1項第14号及び規則第16条の4の3第9号に違反する。
(6)本件取引のうち4件の取引において、賃貸借契約書に敷金等の清算に関する事項が定められているにもかかわらず、記載しなかった。
これは、法第35条第1項第14号及び規則第16条の4の3第11号に違反する。

4 被処分者は、本件取引において、賃貸借契約書に取引主任者をして記名押印をさせなかった。
これは、法第37条第3項に違反する。

5 被処分者は、取引台帳を整備していなかった。
これは、法第49条に違反する。

有限会社トミヤ

神奈川県知事(3)第24515号

処分等の種類 指示(業者)
事実発生年月日

平成23年11月3

事実探知の動機 貸主からの相談
処分年月日 平成27年11月13日
違反条項又は該当条項 宅地建物取引業法第46条第2項
処分等の根拠条項 宅地建物取引業法第65条第1項(業法)
被処分者 商号又は名称 有限会社トミヤ
代表者 川邉 一範
免許番号及び免許年月日

神奈川県知事(3)第24515号 平成24年9月5日

主たる事務所の所在地

川崎市中原区新城三丁目9番1号

処分等の理由

被処分者は、二件の賃貸借契約において媒介として関与した際、それぞれの借主から法第46条第1項に規定する宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等の媒介に関して受けることのできる報酬の額の上限額となる媒介報酬を受領しているにもかかわらず、それぞれの貸主から別途借賃一月分の広告宣伝費を請求し受領した。
これは、法第46条第2項に違反する。