第7回審議結果

掲載日:2018年4月24日
様式3

次の審議会等を下記のとおり開催した。

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審議会等名称 第7回神奈川県スポーツ推進審議会
開催日時 平成26年11月13日 木曜日15時00分から17時15分
開催場所

神奈川県庁新庁舎8階 議会第4会議室

出席者

小早川 ゆり、〇高橋 悟、青島 純夫、伊藤 玲子、大川 敏彰、岡部 伸康、栄居 学、荘司 徳行、中村 なおみ、中村 礼子、野田 ひろみ、日浦 和明、森 正明

(◎会長、〇副会長)

次回開催予定

平成27年3月
問い合わせ先

所属名、担当者名 教育委員会教育局生涯学習部スポーツ課 長谷川、清水

電話番号 045-210-8378(直通)

ファックス番号 045-210-8939

フォームメール(以下をクリックすると、問い合わせフォームがご利用いただけます。)

スポーツ課のページ

下欄に掲載するもの

議事概要

議事概要を掲載することとした理由 発言や審議内容を分かりやすく示すため、事務局の資料説明部分及び事務的発言については省略した。
審議経過

【事務局】

皆様、こんにちは。本日はお忙しいところ御出席いただきまして誠にありがとうございます。

第7回神奈川県スポーツ推進審議会の開会に先立ち、神奈川県教育委員会教育局副局長兼生涯学習部長西村よりごあいさつ申し上げます。

【西村副局長兼生涯学習部長】

皆様、こんにちは。生涯学習部長を兼任しております教育局副局長の西村でございます。委員の皆様におかれましては、お忙しい中御出席いただき、ありがとうございます。また、本県のスポーツ推進につきましては、日ごろより多大な御指導・御支援を賜り、厚くお礼申し上げます。

この審議会ですが、今回から第3期の委員構成となり、新たな委員の方々をお迎えし、御審議いただくことといたしました。

さて、本県では「神奈川県スポーツ振興指針」に基づき、様々なスポーツ振興施策に取り組んで参りましたが、この指針は来年度の平成27年度を目標年度としていることから、平成28年度以降、新たな計画等をどうすべきか考えていかなければならない時期に来ております。

前回までの第2期委員の皆様には、その新たな計画の基礎資料とするべく、「神奈川らしい『スポーツの推進』について」御協議いただき、今年の4月に答申をいただいたところでございます。

第3期委員の皆様には、現行の神奈川県スポーツ振興指針である「アクティブかながわ・スポーツビジョン」の検証と、前期審議会からの答申である「神奈川らしい『スポーツの推進』について」を踏まえた、新たなスポーツ推進計画のあり方に関することにつきまして御協議いただきます。後ほど、文書で諮問させていただきたいと存じます。 

本日は、限られた時間の中ではありますが、忌憚のない御意見や情報などを頂戴したいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

【事務局】

(資料確認・新委員紹介・事務局紹介)

本審議会につきましては原則公開とさせていただいております。本日は傍聴人の方がいらっしゃいませんので、このまま進行させていただきます。

このたび、新たな委員をお迎えして第3期の審議会がスタートいたします。新たな任期にあたり、会長を選出するまで事務局が議事進行を行いたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

それでは、ただいまより第7回神奈川県スポーツ推進審議会を開会します。

まず本日の委員の出席状況について報告をさせていただきます。神奈川県スポーツ推進審議会規則第5条第2項の規定により、審議会の会議は、委員の過半数が出席しなければ開くことができないことになっておりますが、本日は委員20名のうち13名の御出席があることから、この審議会が成立していることを御報告いたします。

では早速ですが、会長の選出を行いたいと存じます。お手元の資料に、神奈川県スポーツ推進審議会規則を配付しております。こちらの第4条第1項に「会長及び副会長各1人を置く」。第2項に「会長及び副会長は委員の互選により定める」とあります。したがいまして、どなたか御推薦、あるいは自薦がございましたら、積極的にお願いをしたいと思います。

【高橋委員】

これまで委員をお願いしている経緯もあり、日本体育大学の小早川委員にお願いできればと思うのですがいかがでしょうか。

【事務局】

ただいま高橋委員より小早川委員を御推薦いただきましたが、委員の皆様、御異議はございませんでしょうか。

(異議なし)

それでは新会長は席を会長席に御移動いただきまして、ごあいさつをお願いしたいと思います。

【小早川会長】

(会長あいさつ)

それでは、副会長の選出を行いたいと思いますが、どなたか御推薦、あるいは自薦がございましたらお願いしたいと存じます。

特にいらっしゃらなければ私の方から推薦させていただいてよろしいでしょうか。

(異議なし)

本県の競技スポーツ団体を統括していらっしゃいます公益財団法人神奈川県体育協会専務理事でいらっしゃいます高橋委員にお願いしたいと思います。

それでは新副会長は席を副会長席に御移動いただきまして、ごあいさつをお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

【高橋副会長】

(副会長あいさつ)

【小早川会長】

ありがとうございました。

それではお手元の次第に従いまして議事を進めさせていただきたいと思います。

資料につきましてはあらかじめお目通しをいただいていると思いますので、委員の皆様、御協力よろしくお願いいたします。

では、報告事項について事務局から説明をお願いいたします。

報告事項

(1) 平成26年度「県民スポーツ週間」の実施結果について

(2) 第69回国民体育大会本県の成績について

(3) 第14回全国障害者スポーツ大会について 

(4) 平成26年度全国高等学校総合体育大会「煌(きら)めく青春 南関東総体2014」の開催結果報告について

(5) 平成26年度「スポーツを通じた地域コミュニティ活性化促進事業」について

(6) 「オリンピック・パラリンピックのための神奈川ビジョン2020」について

【事務局】

資料1 平成26年度「県民スポーツ週間」の実施結果について 説明

資料2 第69回国民体育大会本県の成績について 説明

資料3 第14回全国障害者スポーツ大会について 説明

【小早川委員】

ありがとうございました。

ただいま事務局より報告がありました内容につきまして何か御質問、御意見等ございましたらお願いいたします。

【森委員】

資料3の第14回全国障害者スポーツ大会についてですが、2の「神奈川県参加選手の概要」において、神奈川県、横浜市、川崎市、相模原市と選手団が分かれていますが、この分け方は、何か意図があるのでしょうか。

【事務局】

全国障害者スポーツ大会については、選手団の編成は各都道府県と政令市ということになっていることから、表のように分かれております。

【森委員】

横浜市、川崎市、相模原市以外の選手は、神奈川県選手団ということでよろしいですか。

【事務局】

そういうことでございます。神奈川県選手団は(政令市以外の)30市町村から選抜しております。

【日浦委員】

資料3の表で、「各選手団合計」が昨年度と比較して、174人から127人と大幅に減っておりますが理由があれば教えてください。

【事務局】

毎年、開催地から文部科学省を通じて参加人数の内示があり、その年によって変更があるとのことです。

また、団体種目については関東ブロックの予選があり、勝ち抜いていかないと出場できないため昨年と人数が変動しております。

【小早川会長】

それでは、残りの報告事項について、事務局より説明をお願いいたします。

【事務局】

資料4 平成26年度全国高等学校総合体育大会「煌(きら)めく青春 南関東2014」の開催結果報告について 説明

資料5 平成26年度「スポーツを通じた地域コミュニティ活性化促進事業」について 説明

資料6 オリンピック・パラリンピックのための神奈川ビジョン2020 説明

【小早川会長】

ただいま事務局より報告がありました内容につきまして、何か御質問、御意見等ございましたらお願いいたします。

【青島委員】

感想になるのですが、資料4にございます南関東総体について、私も開会式に参加させていただきました。

当日は中に入るまでは、ものものしい警備ですごいなと思いましたが、中に入りましたら生徒たちも、役員の高校生も笑顔で、何より入場してくる高校生の姿を見ていると、どこの都道府県も笑顔で、非常に爽やかな開会式を見させていただきました。

ここまでの準備は本当に大変だったのだろうと思いながら、非常にいい思いをして帰ってきました。報告ということで、お話させていただきます。

【伊藤委員】

資料5の、東海大学におけるスポーツ教室についてです。

他の項目はどれも知っているのですが、「みんなのスポーツ」について内容を教えていただければと思います。

【事務局】

これは障害のある子ども達のためのスポーツ教室です。障害のある子どもも、ない子どももということで“みんなの”という言葉を使わせていただいております。

【日浦委員】

資料6の「オリンピック・パラリンピックのための神奈川ビジョン2020」についてです。

神奈川モデルで例えばヘルスケア・ニューフロンティアや、分散型エネルギーシステムなど、前半では様々なスポーツ以外の取組みについて記載してあります。その後半で、東京大会をサポートするとか、観光戦略、魅力発信について触れられておりますが、具体的にどのような内容なのか教えていただければと思います。

【事務局】

このビジョンは2つの章で構成されております。

第1章は2020年に向けて、今神奈川県が取り組んでいる様々な取組みの中で、どういったものを世界に向けて見せていったらよいか、そのためにこれからエンジンを加速化させて、どう取り組んでいこうかといったことをお示しするものです。

2020年に様々な国の方がいらっしゃいますし、メディアの方もいらっしゃいます。その時に、「こういう神奈川を見せよう」といったことをお示しするものです。

第2章は第1章とは趣が異なっております。神奈川から東京大会を盛り上げていくために、これからどういったことに取り組んでいこうかということをお示しするものでございます。東京大会サポートなど、今後4つの項目に取り組んでいきたいというところをお示ししております。

【日浦委員】

具体的な内容はこれからということですね。

【事務局】

ビジョンですので、あまり具体的なところが書かれていないなど、総合計画とは少し違いがありますが、これから取り組んでいこうといったことをお示ししております。

【日浦委員】

承知しました。

【中村なおみ委員】

資料4ですが、「平成26年度全国高等学校総合体育大会における県内成績優秀校及び個人」が記載されておりまして、こんなに活躍している高校生がいるのだなと思って、拝見させていただきました。

たくさんの生徒が良い成績を収められていますが、内訳を見ますと男子がほとんどで、女子が少ないようです。これは強化などに差があるのか、あるいはスポーツにかかわっている女子が少ないのか、どうしてこのような差が出てしまうのかを、お聞かせいただければと思います。

【事務局】

明確にはお答えできませんが、強化に差があるということはありません。ただ、私学の男子生徒の成績が良いというところで、開きが少し出ているのかと思っております。

今回、この3位以内に入った生徒の数は、昨年の1.5倍ほどになっておりまして、今年度は活躍しております。中でも、今回は県立高校の生徒が活躍したという結果が出ております。男女差については、明確な要因があるとは認識しておりません。

先ほど、御説明させていただきました、資料2の国民体育大会についても今年度、女子の成績が9位ということで振るわなかったという結果がございます。点数につきましても昨年度を下回っております。神奈川県の中で、女子をどのように強化していくのかということは、これからの中で大きな課題になってくるのではないかと考えております。

そういう中で、一般的に国民体育大会の選手が特に成年の部は、少年の部の、いわゆる中学生、高校生の時代から、そのまま引き続き選手になるということもございますので、そういったことも、これからしっかり分析した上で、国民体育大会の女子の強化をどのようにしていくかということに取り組んでいかなくてはならないと考えております。

それから全国的に女子の部活動離れという傾向がございます。文部科学省の方も、そこについては、これから改善を図っていく取組みを始めております。

【森委員】

今、お話をお伺いして、私も県の立場として、県立高校の子ども達が活躍してくださることは大変うれしいことなのですが、実は、高校には在籍しているけれども、その高校ではやっていないという子どもが多いという現状があります。

高校に在籍しているが、競技はクラブでやっているといったことがあり、学校体育と社会体育の両方を応援していかなければいけないということを、スポーツ課、保健体育課もおそらく考えていると思います。

指導者の方もたくさんいらっしゃいますが、その方が指導をして結果を出したというよりも、その前の段階で、高校や中学校がどこだったのかというような流れも掴んでいく必要があると思います。

御質問があったように、今、女子の元気がないから駄目だとか、そういった短絡的なことではなく、ある程度、神奈川県全体として押し上げをしていくような体制を考えていかないといけないと思います。例えば2020年であれば、そこに向かうときにどういう流れでいって、そして代表選手として活躍ができた、あるいはできなかった場合はなぜかというような、そういう検証に繋がると思います。そういったところは十分配慮して資料としてまとめていただきたいと思います。

【中村礼子委員】

東京大会開催サポートのオリンピック等の事前キャンプについてですが、私もオリンピックを経験して、世界各国の選手が合宿に訪れると思うのですが、選手にとって時差の問題や、体調管理など、事前キャンプはとても重要な部分があると思います。

水泳に関しては、神奈川県にはたくさん50mプールもあると思いますので、ぜひそういうところを世界各国の選手に使っていただいて、本番の大会に繋げていただきたいという意味で、ぜひ、その部分に力を入れていただきたいと思います。

【事務局】

今日お配りした資料の中に神奈川県の事前キャンプガイドがございます。こちらに神奈川で事前キャンプを行うメリットや、具体的な施設名を掲載しております。

こうした資料をもちまして、諸外国に情報発信をするとともに、別途ホームページを作成し、一つ一つの施設ごとに詳しい説明の入ったものを公開いたします。

そういうことをもとにして、外国の皆様にぜひ神奈川に来ていただきたいという取組みを進めていきます。

【栄居委員】

オリンピック・パラリンピックについてなのですが、東京都で知事が代わり、当初コンパクトに行う話であったものが、多少緩和されて全国的にというような発言があったかと思うのですが、神奈川ビジョンを見ると県の開催については言及されておりません。

そこで、県開催についての、県の考え方をお伺いできればと思います。

【事務局】

本番の会場について、舛添東京都知事から会場の見直しの発言がありました。

それを受けまして、神奈川県でも、50年前に本県が開催地となった競技がありますので、そういったところで活用ができるのではないかということで、東京都にお話をさせていただいております。そういう中、9月に行われた東京都の中間報告では、いくつかの施設は計画どおり進めるということでしたが、例えばセーリングについては引き続き検討ということになっております。

神奈川で50年前に開催した競技としては、相模湖のカヌー、江の島のセーリング、横浜のバレーボールなどがあります。その中で見直しになっているものがカヌーとセーリングだったものですから、相模湖と江の島について御説明しましたが、カヌーは予定通り東京で開催するとのことでした。

セーリングについては、東京の方から、選手村から距離が離れているのではないかとか、50年前とは規模が違うので、今の江の島の規模では少し狭いのではないかといった厳しい御指摘をいただいております。

しかし可能性が全くないわけではございませんので、引き続き本県としても、神奈川開催の働きかけを行っていきたいと考えております。

【高橋副会長】

横浜市の方で話が上がっているものについてはよろしいですか。

【事務局】

トライアスロンも見直しの話が上がっており、ぜひ横浜でという話もございます。横浜市と相談の上、神奈川で開催することができればと思っております。

【小早川会長】

たくさんの御意見、御質問ありがとうございました。

また最後に全体を通して、伺いたいと思いますので、このあたりで次の議題の協議事項に移りたいと思います。

それでは、次第のとおり今回は、神奈川県教育委員会から諮問があるとのことですので、お願いいたします。

神奈川県スポーツ推進審議会への神奈川県教育委員会諮問

(西村副局長兼生涯学習部長より諮問「新たなスポーツ推進計画のあり方について」を小早川会長に手交)

【小早川会長】

ありがとうございます。

ただいま神奈川県教育委員会からの諮問を受けとりました。諮問の内容につきまして何か御質問がございましたらお願いいたします。

(質疑応答なし)

それでは、今後は「新たなスポーツ推進計画のあり方について」協議していくことといたします。皆様御協力をよろしくお願いいたします。

では、協議事項「新たなスポーツ推進計画のあり方について」事務局から説明をお願いいたします。

協議事項

諮問「新たなスポーツ推進計画のあり方について」

[諮問事項]

(1) 神奈川県スポーツ振興指針「アクティブかながわ・スポーツビジョン」の検証に関すること

(2) 「神奈川らしい『スポーツの推進』について」を踏まえた新たなスポーツ推進計画のあり方に関すること

【事務局】

資料7 新たなスポーツ推進計画のあり方について(諮問) 説明

別添資料 神奈川らしい「スポーツの推進」について―答申― 説明

資料8 「新たなスポーツ推進計画のあり方について」答申までのスケジュール 説明

【小早川会長】

具体的な協議に入る前に基礎情報ということで、簡単な説明が事務局からありましたが、より詳細な情報や、不足していると思われる部分の補足等ございましたら、委員の皆さんからもいただきたいと思いますがいかがでしょうか。

また、「新たなスポーツ推進計画のあり方について」答申までのスケジュールの確認ということで、御了解をいただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

(異議、補足なし)

それでは、「新たなスポーツ推進計画のあり方について」の協議に入りたいと思います。事務局から説明をお願いします。

【事務局】

資料9 「神奈川県スポーツ振興指針『アクティブかながわ・スポーツビジョン』 平成25年度取組み状況の評価」

概要(1Pから3P)

施策(1)「子どもの遊び・運動の充実(主に乳幼児期)」(4Pから5P) 説明

【小早川会長】

ただいま、概要から施策(1)の「子どもの遊び・運動の充実(主に乳幼児期)」まで事務局から説明がありましたが、このことについて、御質問、御意見等ございましたらお願いいたします。

【伊藤委員】

資料9の5ページ、「主な取組み」というところの内容を確認させていただきたいのですが、これはイベント的なその日で終わりというものなのでしょうか。

【事務局】

基本的には一日のものになります。「主な取組み1」にある研修講座については、幼稚園の教員を対象としたものや、県民局で実施している保育士さんを対象とした講座なども含まれています。

次に「主な取組み2」については、大まかに言いますと、親子で一緒に参加するようなイベント等が中心になっています。

【伊藤委員】

とても素晴らしい取組みだと思うのですが、私も個人的にいくつかイベント等をさせていただいていて、なかなか持続したスポーツを行う習慣につながりにくいという現状があります。

せっかく、ここまでの人数の方々が参加されていて、今後もその活動を続けたいと思ったときに、「受け皿」といいますか、「活動できる場」というものを、一つでも御紹介して次につなげていくということができると、非常に良いと思いました。その時に、各地域での総合型地域スポーツクラブの活動が非常に有効だと思います。

子ども達の遊びというものは、競技スポーツと違い「育てていく場」が本当に少ないと思います。活動場所も、今の社会では危険な場所が多く、なかなか遊びにくいといったこともあります。

そこで、地元で活動されている総合型地域スポーツクラブと連携をして活動ができたらすごくいいなと思うのですが、それにしても、別添資料の「神奈川らしいスポーツの推進」についての、9ページを見ますと、世の中では総合型地域スポーツクラブというものが全く知られてないという現状が現れておりますので、このあたりをうまく合致させていくことによって、今後の広がりにつながるのかなと思います。

【事務局】

イベント等についてですが、その後の取組みにつなげていくしくみ、またはその工夫等をしなければなりません。

そのなかで、総合型地域スポーツクラブの活用を、という御意見をいただきました。確かに資料にも記載してありますように、総合型地域スポーツクラブの認知度が低いという状況がございますので、これをもとに、今後の具体的な取組みにつなげていきたいと思います。

【野田委員】

総合型地域スポーツクラブの担当として、皆様方に話題にふれていただいて非常に嬉しく思います。総合型地域スポーツクラブに関しまして、県でも様々な取組みをされていますが、イベント一つにしても、末端まで情報が入ってきていないという現状があります。

実際に「スポーツコミュニケーションデー」においては、少しずつではありますが、若い親子の方が来られています。若い方たちの参加によって、さらにその方たちが、横のつながりを作って情報を発信することによって、多くの方に利用していただければよいのですが、もう少し末端まで、情報が行き届くような工夫もしていただければと思います。

【事務局】

今のお話ですが、以前からよく御指摘いただいており、教育委員会としましても、特に県民スポーツ週間等については、地元の小中学校、特に小学校とタイアップさせていただいて、市の教育委員会に御協力いただきながら、チラシですとかイベント等の情報を、児童の皆さんへ御紹介しています。

また、その他、対象となる方々に多く知っていただけるよう、今の御意見を踏まえて、しっかり取り組んでいきたいと思います。

【高橋副会長】

今、お二人の方から貴重な御意見をいただいたのですが、資料の「取組みの状況」に対する「評価」という欄の内容を読み込んでいきますと、「このようにやりました」という、いわゆる実績を中心に挙げられているように思います。 

お二人の御意見にもありましたように、評価するにあたっては、実際にやってみて、こういうところが問題であった、課題となったというところを、事務局の方でも掴んでいらっしゃるだろうと思います。取組みによる成果もわかるのですが、そこから浮かびあがってくる課題等があり、その一つの例がお二人の御意見だと思われますが、事務局の方で、把握している問題、課題についても合わせた形でお話しいただけますか。

そうすることで、皆さんにも、こういうことをやって素晴らしい成果をあげているのですが、一方ではこのような課題があるのだな、というところをわかっていただけるのではないかと思います。ぜひそういったところも、文面にはなっていないかもしれませんが、報告いただければありがたいと思います。

【事務局】

御指摘の部分、なかなか具体的な成果指標を設定しにくい面があり、御批判をいただくところであります。

来年度が、現行指針である「アクティブかながわ・スポーツビジョン」の目標年度になっておりますので、これから調査を行って参りますが、問題点・課題点が、しっかりと検証できるような形で取り組んで参りたいと思います。

また一つひとつのイベントや、その検証についても、しっかりと参加者のアンケート等の分析を行っていく必要があると考えております。その点についても皆様からの御意見を踏まえながら、取り組んでいきたいと思います。

今後の評価につきましては、しっかりと今の御意見を踏まえて、最終的な総合評価に結び付けていきたいと思います。

【小早川会長】

評価につきましては、大変だと思いますが、いろいろな御意見が出ましたので、ぜひ宜しくお願いしたいと思います。

【岡部委員】

乳幼児期を対象にした、このような取組みというのは、他のところではいかがなのでしょうか。やはり、この時期から積極的に取り組むということは非常に良いことだと思いますし、御参加の方々の反応は、非常に良かったという内容になっているようなので、取り組まれていることは非常に素晴らしいことだと思います。

そういう意味で、もう少し情報提供や、さらに良い方向につなげられるとよいと思います。ちなみに他県ではこのような事業は行われているのでしょうか。

【事務局】

本県では平成13年から「3033運動」に取り組んできていますが、最近、どうしても注目されるのが、社会人の方々をターゲットとした部分であります。

資料9の4ページ「目標2」の達成度の指標に「親子ふれあい体操リーフレットを活用した3033運動の普及・啓発」とありますが、このリーフレットは、3歳児くらいの子どもを対象とした、親子で一緒に楽しめる体操を紹介しているものです。情報の周知という話もありましたが、市町村に御協力いただきながら3歳児健診で配っていただくような、このような取組みを今後も進めていきたいと思います。

なお、本県の3033運動については、小さな子どもから中高年層の方まで、幅広い年齢層で取り組んでいただいております。

【小早川会長】

続きまして「(2)児童・青年の体育、スポーツ、健康教育の充実(主に児童・青年期)」につきまして、事務局から御説明お願いいたします。

【事務局】

資料9 施策(2)「児童・青年の体育、スポーツ、健康教育の充実(主に児童・青年期)」(5Pから6P) 説明

【小早川会長】

事務局から説明がございましたが、このことについて、御質問、御意見等ございましたらお願いいたします。

【野田委員】

総合型地域スポーツクラブをやっていて、児童・青年期のスポーツ体験について感じるのですが、お仕事をリタイアされた方々が総合型に入ってきて、まずどんな種目を選ぶかというと、児童・青年期に体験された種目です。

一番目の選択肢として、以前にやったことがあるからということですが、この児童・青年期に、皆さんが部活動などに入って、大いに張り切って運動してもらえるような取組みをしてもらえればと思います。

【小早川会長】

他に御意見、御質問ございましたらお願いいたします。

【岡部委員】

先ほど話題に出ました女子の強化についてですが、女子の普及については、この児童・青年期が一番大事だと思います。子どもの頃や、また本当に小さい頃は、運動やスポーツをしていたのに、おそらくこの時期にしなくなってしまうと思いますので、そのあたりについての、取組みや評価はすごく大事になってくるのではないかと思います。

【小早川会長】

私もお聞きしたいのですが、6ページの「目標2」の達成度のところに、「男子が前年度に比べ11から17歳の年齢において上回っていました」とありますが、女子はどうだったのでしょうか。

【事務局】

部活動入部率につきましては、男女あわせて44.1%となっております。そのうち男子は54.6%ですが、女子は34%となっています。ただしこちらのデータは平成25年度のもので、今年度は男女とも若干ポイントが上がっており、トータルで44.9%に上昇しております。

そうした中で、やはり女子の場合は運動部離れというものがありまして、高校に入りますと、生徒にとって「やる」「できる」部活動の種類が、少なくなってきているのかなと思います。中学までは、例えばバスケットとかバレーをやっていても、高校になるとなかなかその部活動に入らなくなっているという傾向もあります。

そのような意味で、女子が入部しやすいような、部活動の種別といったものも少し研究しなければならないのかなということで、来年度に向けてそのような取組みをモデル的にやってみようと計画しているところです。

また、体力については、これはすべての年代で下がっているわけではなく、実はこの10年間くらい少しずつ横ばいから微増くらいで推移しています。しかし全国平均と比べますと、お恥ずかしい話ですが、本県はほとんど最下位に近い状況です。

文部科学省の全国調査については、小学校5年生の男女と中学校2年生の男女の体力について、11月の下旬くらいに結果が公表されると思いますが、残念ながら本県の体力は極めて低いです。なぜ低いのかというところをきちんと分析できれば対応ができるのですが、それがなかなか解明できないところであります。ただこれは平均値ですので、運動をやっている子とやっていない子の二極化が非常に激しくなっているということが本県の特徴でもあります。

いろいろな対外競技でみても、競技種目によっては本県の成績は良い結果が出ています。体力のある子はたくさんいるわけですが、体育の授業以外は何も運動していないという女子が本県では非常に多くなっています。

このような現状から、運動をやっていない子に、いかに運動をやらせるかというところが一番の課題だと認識しております。そこを何とかしなければならないということを毎年毎年考えています。

【荘司委員】

7ページの評価の一番下に県民スポーツ週間のアンケート結果で、「本物の選手に会えて嬉しかった」と記載されていますが、要するに有名な選手に会えて嬉しかったという感想なのだろうと思います。これは県の中央イベントのことだと思いますが、先ほどの報告事項にもありましたように、全県下で約29万人が参加しているというデータがありますから、そういった感動を分けてあげることができないかなということを3033運動の推進会議でも提案したことがあります。ぜひ、そのようなことについても検討していただけると、良い方向に進むと思います。

それから女子の運動実施率という話がありましたが、私の地元である厚木市の愛甲小学校では、日産スタジアムで行われる小学生の駅伝大会に、4年生、5年生、6年生の男女が出場しておりまして、女子の成績の方が良いです。駅伝を始めたきっかけというのは、寒い時期に走ろうかという先生がいらしたということで、すごく一生懸命やっていますが、やはりそういったきっかけというものが大事なのかと思います。先日の県の中学校駅伝で、男子最終区の区間新記録を出した東名中学校の選手は、ここから出た選手で、まさに小さい頃から見ていますが、子どもの頃からの実践というカタチが良いのかなと思っています。乳幼児や児童・生徒というポイント・ポイントではなくて、小さい頃からの経過を経てそうなっていくのかなと思っています。

また、先ほどの話に戻って恐縮ですが、乳幼児については生まれて3ヶ月で健診があります。各市町村の保健センターなどに親子で行きますと、寝返りを打つ方法など乳幼児の運動についてのアドバイスを受けて帰ってきます。そのようなところにもいろいろな情報を流す必要があるのではないかと思います。教育委員会の管轄ではないのかと思いますが、先ほど御指摘がありました、情報が末端までいっていないというのもまさにそういったところではないかと感じました。

【伊藤委員】

この項目では「児童・青年の体育、スポーツ、健康教育の充実」となっていますが、「健康教育の充実」というものがこの年代の子ども達にとって大事なものだと思います。前のページの小さな子ども達と違って、だんだんと自分の意思をもって活動していく時期ですので、これは非常に大切なポイントで、この時期に「健康教育」を入れているのはすごく良いと思います。

しかし、この中の内容で喫煙防止教育が記載されていますが、それだけではちょっと内容が薄いかなという印象を受けました。私が特にそういったところに興味・関心があるという部分もあるかと思いますが、今、世の中で非常に問題になっている「危険ドラッグ」ですとか、スポーツとの関連では「ドーピング」などがあげられます。今の日本では、「ドーピング」についてそれほどに大きな問題になるケースは少ないと思うのですが、インターネットの普及によって、そういったものが手に入りやすくなっているという状況が出てくると考えられます。この子ども達が、まさに東京オリンピックの時期には選手になる年代だと思いますので、児童・青年期に薬物などの危険なものを伝えていく必要があります。

その他「食」についても、食べ物が自分の身体をつくっているということも含めて、「スポーツと食」は密接に結びついていると思いますので、いわゆる「行うスポーツ」というだけの観点ではなく、子ども達が自分の体に取り込むもの、体をつくっていくものを知るための教育を行っていくことは、とても良いのではないかと思いました。

【事務局】

健康教育につきましては、今のお話のとおりだと思います。薬物関係、それから食との関係につきましては、私ども保健体育課が所管しておりまして、各グループが連携して事業を推進していくことにいつもポイントを置いています。

特に「食」の関係では、企業の皆様に御協力をいただく連携事業をしており、部活動の選手に対して、熱中症対策を含めた講演などを実施しています。今後も、そのようなところには力を入れてやっていきたいと思います。

【伊藤委員】

薬物に関しては、今、私は4年目になりますが「スポーツファーマシスト」という資格があります。まだ、世の中にはあまり知られていないかと思いますが、子ども達に薬品や薬物に関する教育を行うプロであると言えます。しかしその資格を持つ薬剤師達にとって、まだ活動の場が広がっていないという現状がありますので、事業連携という形で進めていただければ、すごく良い関係が築けるのではないかなと思います。

【小早川会長】

本当に「食育」については、スポーツを行う人がしっかり考えていかなければならないことだと思います。来年スポーツに関する調査を行うということで、その調査でも、どこまでできるかということについて考えていかなければならないと思いますが、事務局の方からは何かございますか。

【事務局】

調査に盛り込む内容については、どのような意見があるかということも含めて、今後検討させていただきたいと思います。

また、スポーツ体験教室のトップアスリートの方々の部分ですが、現在も市町村が行っている事業において、「神奈川アスリートネットワーク」に登録していただいている世界レベルや全国レベルのアスリートの方々を講師とした教室を行っています。

実際に森委員には、今年度山北町での教室をお願いしておりまして、また中村礼子委員にも今回「アスリートネットワーク」に入っていただいております。そういった事業を市町村の方に、もっとしっかりと周知して、様々なイベント等で活用していただけるように取り組んでいきたいと思います。

【小早川会長】

よろしくお願いします。

【中村礼子委員】

7ページの主な取組み1のところで、「運動部活動実践校31校に32人の部活動エキスパート指導者を派遣」と記載されていますが、これはどのような方が派遣されたのでしょうか。例えば水泳の場合、学校の先生もいれば自分のスイミングクラブのコーチもいると思いますが、クラブの指導者が派遣されたのでしょうか。

【事務局】

このエキスパート指導者には主に3通りありまして、技術的な部分でのアシスタントコーチやテクニカルコーチ、それからフィジカルトレーナー系の方などがおります。

地域にいらっしゃる専門的な指導者や、体育協会のトレーナーの方なども御紹介いただいて、モデル校となっている学校に派遣をするということです。この事業は単発ではなく、1年間を通じて派遣をしている事業ですが、一番多いのはトレーナーの方々の派遣です。

【中村礼子委員】

例えば、技術の側面から部活動をサポートする方を派遣するという感じの捉え方でよろしいでしょうか。

【事務局】

県立高校では、基本的には学校の先生が顧問をやっていますが、技術的な指導ができない顧問もかなりいます。そのようなところには「部活動インストラクター」という、いわゆる顧問の代わりに技術的な指導をしてくれる、そのようなインストラクターを派遣しています。

これはひとつの県立高校に平均で概ね10人となっており、運動部だけでなく、文化系の部活動でも可能となっています。文化系ですと例えば茶道部がありますが、茶道を教えられる先生が少ないので、地域にいらっしゃる茶道の先生に「部活動インストラクター」として指導していただくといったことを県では支援しています。

それに加えて、例えば全国大会出場を狙える学校には、特別な指導者の派遣をする事業もございます。このように二段構えで地域の指導者を派遣しています。

【中村礼子委員】

以前ニュースで見たのですが、大阪では市立中学校の運動部の指導について外部委託を検討しているようで、すごく魅力的だなと感じました。それによって、学校の先生の負担が少し減るということも報じられていましたが、そのような取組みも有効なのではないかと思います。

実際にやってみると様々な問題が生じるかもしれませんが、やはり専門的な指導者が部活動に入るということはとても良いことだと感じました。

【事務局】

そうやって学校の部活動を、地域の専門的な指導者の方々のお力を借りて支援していくという考え方をとらなければいけませんので、予算的な部分もかなりございますけど、これからも進めていきたいと考えております。中学校でもそういった形で行われているかとは思いますが、いかがでしょうか。

【青島委員】

中学校の実情をお話しさせていただきますと、毎年部活動の入部率を調査していますが、ほぼ横ばいの状況です。男女別の種目数では、中体連としては男子20種目、女子16種目ということで多少男女の差があります。

ただ種目によって違いがあり、特にバレーボールでは女子の競技人数の方が相当多く、地区レベルの大会では、男子の部員数が少なくなっているという学校もあります。ひとつの学校単位でチームを構成することが大変厳しい状況で、合同チームをつくって出場しているようなケースもあります。

そういう中で、毎月行われる県の校長会では、部活動の活性化に向けた中学校としての取組みについて話をしたり、地域指導者のあり方についての研究を行ったりしています。さらに中体連としても、競技の部分や指導者の部分での研修や講習会を行っています。また、文化部の活動も大事にしておりますので、運動部の加入率だけに焦点をあてるわけにはいかないということもあります。

そういった中で、少しでも運動部活動への入部率を高めていくということでは、運動の楽しさという部分を子ども達に味わわせていく必要があるのかと思います。その意味では、地域指導者のあり方が非常に大事であり、小学校の段階で楽しくスポーツをするという方針の指導者に教わってから中学校に入ってくるとかなり違うのではないかと思っています。

【小早川会長】

たくさんの御意見、御質問ありがとうございました。

それでは「(3) 成人の運動・スポーツの推進(主に成人期)」以降につきまして事務局から説明をお願いいたします。

【事務局】

資料9 施策(3) 「成人の運動・スポーツの推進(主に成人期)」 説明

施策(4) 「高齢者の運動・スポーツの推進(主に高齢期)」 説明

施策(5) 「運動・スポーツを支えるしくみの整備」 説明

施策(6) 「トップアスリートの育成・強化」 説明

施策(7) 「運動・スポーツをする場の充実」 説明

【小早川会長】

委員の皆様におかれましては、細かなところまでお聞きになりたいことが沢山あると思います。あまり時間がなく申し訳ありませんが、これだけは聞いておきたいということがありましたらお願いします。

【中村なおみ委員】

6ページから7ページの施策(2)のところですが、文部科学省が全国の全ての学校を対象に体力運動能力調査、生活習慣調査を行ったときに、私は統計処理の委員として関わっていましたが、その時に二極型の差が出ました。まさに運動を行わない層の子どもたちに働きかけていかなければいけないということを考えたときに、質問項目にも気になる点がありました。

スポーツを「やらない・やった」と聞かれると、例えば散歩したとか、軽運動をしたとかは恐らく「やった」という回答をしないと思われます。ですから女子は12万人の中学2年生の女子が全国で運動しない層として位置付けられてしまいました。「スポーツ未満」の運動というものを、どう捉えてどう調査するのかということがこれから必要になるのではないかと思っていました。御検討いただけたらと思います。

それから、体力を高めるということを宣言すると、どうしても体育の授業が体力つくり中心の授業となってしまいがちですが、それは過去上手くいかなかったのではないかと思っています。そこにまた戻ってしまうのではなく、地道な授業づくり研究のようなところに焦点を当てていただけると良いと思います。

また、運動部活動の入部率について、私はダンスが専門ですが、中学校の教員だったのでどの種目も好きですし、今もサッカーを一生懸命やっています。専門種目がダンスということで、東京都における入部率を調べたことがありますが、女子ではダンス部の入部率がトップでした。バスケットやバレーを抜いて、軽音部も抜いて1位でした。それは東京都だけの傾向で、全国的にいくつか調べましたが、他の地域においては、そういう結果にはなっていませんでした。神奈川県も調べさせていただきましたが、なかなか全部が集計できないという状況がありました。例えばサークルであって部ではなかったり、友達どうしが集まっただけであったりして、なかなか数値に表れにくいということがあるのかなと思いますので、そういう志向がある子どもたちを一度調査してみてもよいのではないかと思います。

先ほどの競技に向かう女子が少ないのではないかという意見もありましたが、そういった競技に向かう子ども達も高めてあげたいですし、ふたこぶの下の方といいますか、あまり動きたくない、体が変わってつらいなという子ども達には何とか面白さを知らせてあげたいとも思っており、両方への働きかけが必要だと思っています。

競技を志向しない子どもたちの中にも、運動能力が高い子どもはいます。そういった子どもがダンス部に加入したりすると、稀に他のスポーツの先生方から「お前は何を挫折した」などというように、違うものを選ぶと否定的に捉えられてしまう傾向も若干あります。そういったことも含めて、緩やかに幅広く育てていくという観点を持っていただけたらと思います。

【事務局】

体育センターでは学習指導要領が変わってからその3から4年後に、小学校、中学校、高校と年次で、学習指導要領の改訂により、子ども達の体育に対する意識がどのように変わったかということを、およそ10年ごとに調査しています。今年は小学校で調査を行いましたので、まだ全てのデータが揃っていないのですが、女の子に体育の授業が好きですか、嫌いですかと尋ねると、あまり好きではないと答える子が、本当に10年前、20年前に比べて増えています。それはなぜかというと、男の子は競争をして勝ったり負けたりするのが好きだから体育が好きと答える子が一番多いのに対して、女の子は勝ったり負けたりするのが好きではないため、体育が好きではないと答える子が多いのです。

御存知のとおり、小学校からサッカーがとても上手な子がいる一方で、初めてボールを蹴る子がいたり、水泳では、オリンピックを目指して水泳をやっている子もいれば、初めて水に入る子もいたりするという状況があるので、ひとりの先生が30数人を教えるということには大変な苦労があると思います。そこのところは、先ほど御懸念されていましたが、体力が低いからといって体力を向上させるためだけの体育の授業になることはありません。そういったアンケート調査を実施して、保健体育課と協力しながら先生方の研修を実施していますので、分析についてもまた皆様に御紹介できると思います。

【小早川会長】

他に何かございますか。

【野田委員】

総合型地域スポーツクラブのことについてです。県内のクラブ全てではないですが、いくつかのクラブ、特に私の城下町スポーツクラブでは、スポーツ人口の底辺拡大ということで初心者教室の開催に力を入れています。小学生などが参加していますが、そこで経験したスポーツが、中学校の部活動にないことがあります。私たちも様々なものを体験させたいと考えていて、その上で中学校の部活動で選択してくれればよいと思っているのですが、中学校にお願いしてみても、活動場所、顧問の問題ということで活動させてもらえないという状況がありますので、その辺りを何とか検討していただければと思います。

【青島委員】

例えば地域の保護者からは、硬式テニスで何とか部活動をつくってくれないかといった相談をよく受けます。現在、県中体連ではソフトテニスはありますが、硬式テニスはありません。部活の設置については条件があり、実績やその他の条件をクリアしていくと部活動として成立するといった状況があります。しかし今おっしゃられたように、硬式テニスの場合ですと、場所も選手もソフトテニスとの取り合いになってしまうということもあり、神奈川県ではまだ硬式テニスを部活動として位置付けしていません。

ただクラブでやってきている生徒達もいますので、そういった生徒達のために準部活としての形で各学校の校長が認めれば、中体連としても準加盟という形で、大会に出場できるという対応をしています。しかし、最終的にはやはり各学校の体制づくりとなります。私の学校でも、昨年教頭さんに顧問としてソフトテニスの大会に行ってもらったということがあります。顧問の割り当てが一杯一杯の状況ですので、その中でプラスアルファを考えるには、やはり管理職が顧問として引率するという状況になってしまいます。そういった中でも、子ども達の体験、または部活動の部分を大事にしていくということをやっています。硬式テニスも、今これだけ錦織選手が頑張っていますので、近いうちに部活のあり方等で設置していくことになっていくと思います。なかなか条件的に難しいところではありますが、1都7県の関東中体連の会長同士の話では、神奈川とあと他に3つほど硬式テニスがないというだけですので、これから条件は整っていくのではないかと思っています。今各学校の状況を見ながら参加体制をつくっているという状況です。そういうことで、常設の部活動をつくるというのは少し難しい状況ですが、水泳でも、硬式テニスでも、活動したい生徒達がいれば部活動として成立していなくても、教員が引率して大会に出場するという体制づくりは取っています。

【野田委員】

逆に、例えば学校と総合型地域スポーツクラブの連携を認めていただいて、中体連に入れていただくのが一番早い道かなという気もします。そのようなしくみが将来的にできれば、総合型地域スポーツクラブとしては嬉しいことだと思います。

【青島委員】

中体連のベースは各学校代表となっていますので、クラブで出場するとなると学校の部分ではなくなってしまうというところがあります。中体連はやはり学校単位ということが基本になっています。

【小早川委員】

中体連だけではなく高体連もそうですし、インターカレッジもそうなります。やはり大学という看板を背負っており、所属が明確な中で大会に出場しますので、その部分がなくなるとやはり難しいのかなと思います。しかし、そういったことも今後は検討していかなければいけない部分であると思います。

【青島委員】

そうですね。総合型地域スポーツクラブは大事な位置づけであると思います。

【伊藤委員】

子どもを育てた立場としてですが、子どもの内申書で部活動は点数になるけれど、総合型地域スポーツクラブでの活動は点数にならないという部分がありました。そうなるとやはり部活動に入らなければという思いになってしまい、それまでの活動を続けられないことにつながるようなこともあるかと思いますので、総合型地域スポーツクラブでの活動も、正式に中学校での部活動と同じように認めていただけると連携につながるのではないかと思います。子ども達の立場からすると、その方が良いのではないかなと感じています。

【事務局】

世界の中で、日本だけに部活動という独特なシステムがあるわけですが、今の子ども達には多様な欲求があり、それにどう応えていくかということは大変幅広い問題になってきます。地域のクラブとの連携ももちろん必要ですし、学校の部活動を増やすというのも必要ですが、それには施設の問題や、また教員が対応できるかというところで外部の指導者に御協力をいただくといったことなど、いろいろなことを考えていかなければならないという認識を持っています。県では「かながわ部活ドリームプラン21」というものがありますが、それもまた改定の時期に来ています。別途、委員の皆様に御説明する機会があると思いますので、そこでまた御意見をいただけたらと思っています。

また、先ほどの部活動の内申点についてですが、入試制度の改革がありまして、現在は、中学校の部活動について得点化してはいけないことになっています。

【荘司委員】

確認ですが「高齢者」というのはどの年代からになりますか。70歳代は非常に体力があるというようなデータもあるようですが。

【事務局】

イメージとしては、企業などを退職されたあとの方を対象に、どういうふうに地域の運動・スポーツを進めていくのかというような視点を持っています。

また、アクティブかながわ・スポーツビジョンの33ページにライフステージごとの区分けが示してありまして、このビジョンでは、高齢期を65歳からということで区分けさせていただいております。

【小早川会長】

皆様、たくさんの御意見、御質問ありがとうございました。まだ御質問があるかと思いますが、後日事務局の方にまとめて提出いただければと思います。よろしくお願いいたします。

それでは、これで会議を終了させていただきます。長時間にわたり、御協力ありがとうございました。では、司会を事務局にお戻しいたします。

【事務局】

ありがとうございました。十分な協議時間が取れず申し訳ありませんでした。御意見、御質問がありましたら事務局まで御連絡いただければ、メール、ファックス等で対応させていただきます。

その他にお配りした資料について説明いたします。

(事務局よりスキマストレッチのDVDについて説明)

(野田委員より「ス的」について説明)

(高橋副会長より県体育協会の暴力行為等相談窓口開設について情報提供)

(森委員よりサッカー天皇杯決勝(12月13日)の神奈川県開催について情報提供)

長時間にわたり熱心に御協議いただきありがとうございました。今後、皆様からいただきました御意見を踏まえまして、さらに検討していきたいと考えております。

本日はお忙しいところありがとうございました。

会議資料

資料1 平成26年度「県民スポーツ週間」の実施結果について[PDFファイル/39KB]

資料2 第69回国民体育大会本県の成績について[PDFファイル/41KB]

資料3 第14回全国障害者スポーツ大会について[PDFファイル/7KB]

資料4  平成26年度全国高等学校総合体育大会「煌(きら)めく青春 南関東総体2014」の開催結果報告について[PDFファイル/277KB]

資料5 平成26年度「スポーツを通じた地域コミュニティ活性化促進事業」について[PDFファイル/18KB]

資料6  オリンピック・パラリンピックのための神奈川ビジョン2020[PDFファイル/499KB]

資料7 新たなスポーツ推進計画のあり方について(諮問)[PDFファイル/55KB]

資料8 「新たなスポーツ推進計画のあり方について」答申までのスケジュール[PDFファイル/10KB]

資料9 神奈川県スポーツ振興指針「アクティブかながわ・スポーツビジョン」平成25年度取組み状況の評価[PDFファイル/129KB]

別添資料 「アクティブかながわ・スポーツビジョン」各施策の目標における達成度の指標の推移について[PDFファイル/13KB]

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本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • ラグビーワールドカップ2019
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa