神奈川県スポーツ推進審議会の審議結果(第14回)

掲載日:2018年4月24日

審議結果

次の審議会等を下記のとおり開催した。

審議会等名称

第14回神奈川県スポーツ推進審議会

開催日時

平成29年11月14日火曜日14時30分から16時30分

開催場所

神奈川県庁新庁舎議会第4会議室

出席者【会長・副会長等】

小早川ゆり【会長】、小野力【副会長】、近藤 大輔、莊司 徳行、財田 信之、戸井田 愛子、直井 ユカリ、 中村 なおみ、野田 ひろみ、森 正明、柳下 剛、和城 信行

次回開催予定日

未定

所属名、担当者名

所属名、担当者名 スポーツ局スポーツ課東、保田

掲載形式

  • 議事録

議事概要とした理由

審議経過

事務局
(傍聴人なし、会議進行を会長に引渡し)

小早川会長
ただいまより第14回神奈川県スポーツ推進審議会を開会します。
本日の委員の出席状況について、事務局から報告をお願いします。
(会議成立を確認)

小早川会長
それでは、お手元の次第に従いまして議事を進めさせていただきます。

事務局
(報告事項(1)から(4)説明)

小早川会長
ただいま事務局より、資料の1から4までの報告がありましたが、この内容につきまして、御質問、御意見等ございましたらよろしくお願いいたします。

財田委員
体育センターについて、第2アリーナはバスケットボールやバレーボールのコートを何面とれますか、またテニスコートは何面程度の規模になりますか。

久米教育施設課副課長
テニスコートについては、8面とれる予定になっています。
また、第2アリーナのバスケットボールコートは2面、バレーボールコートは6面とれる予定です。

小早川会長
他に何かございませんか。

森委員
体育センターについて、再整備の基本的な考え方に、オリンピック・パラリンピック競技大会の事前キャンプにも活用できるよう、オリンピック・パラリンピックも見据えた中で改修するということですが、障がい者の方たちにどのような配慮をしたかということを、委員の皆様にお伝えいただきたいのが一点。また、これまで体育センターを使用していた大会等が年間にいくつかあったと思いますが、改修工事により使えなくなったことで、県が別の施設に振り分けたりしたのであれば教えていただきたいのが二点目。
三点目、これは要望です。体育センターについて、資料では見せていただいていますが、もし機会があれば、どこかで我々も視察ができないかと。せっかく新しくできるわけですから、そういった配慮ができないだろうか、という要望です。

久米教育施設課副課長
障がい者の方々への配慮については、設計段階から、障がい者団体等に留意点等をお伺いしながら設計をさせていただきました。
基本的に新しく作る施設につきましては、当然バリアフリー化を図っていくこととしています。
また、例えば第2アリーナ、プール棟に関しても、障がい者も競技できるよう、多目的な部屋を作り、ゴールボール等ができるような施設整備に努め進めています。
視察の件については、検討したいと思います。
(事務局補足)
二点目についてですが、今回の再整備に伴い、平成28年7月からスポーツアリーナを除く施設は利用制限をさせていただいています。
それに先立って、平成27年10月に利用団体を集めた利用調整会議において、利用制限する旨の説明をさせていただいており、概ね御理解をいただいたところです。
利用制限に伴い、県として、代替施設を用意してほしいといった御意見もありましたが、利用団体に場所を確保していただくという対応をお願いしてきたところです。

森委員
一点目については、きちんと相談、配慮した中で進めていると聞き安心しました。
二点目については、県の都合で、今まで使っていた方達が使えなくなるわけですから、何かアドバイスをしたり、相談に乗るなど、できることはやっていただきたいと思います。
三点目は、ぜひ実現してもらえれば皆さん喜ぶのではないでしょうか。
せっかく、県が大きなお金をかけて、県民の皆様に喜んでもらえるようなスポーツ施設を作るわけですから、ぜひどこかの機会でやっていただきたいということを再度要望します。

小早川会長
それでは残りの報告事項を、事務局より説明をお願いいたします。

事務局
(報告事項(5)から(9)説明)
(質疑なし、協議事項へ)

事務局
(協議事項説明1/3)

小早川会長
ありがとうございました。
ただいま資料10、子ども、乳幼児期、児童・青年期、における方策について、今年度新たに作成したリーフレット等により、説明がございました。
資料10にある課題、議論いただきたい主な事項が挙げられておりますが、これに関連して、御意見、御質問等ある方、お願いいたします。

柳下委員
資料10に則りお聞きする前に、親子ふれあいリーフレットについてですが、表紙の下に「3033生涯スポーツ推進委員会」と書いてあります。私は県議会にもおりますが、こういった委員会があったということすら知りません。
この組織はどのような形でどのように構成されている委員会なのか、説明いただけますか。

江藤スポーツ課長
この委員会については、生涯スポーツの推進に当たり行政だけでは柔軟な事業展開が難しいため、外部有識者などに加わっていただき、企業協賛なども受けられるよう委員会として運営しているものです。
今回のリーフレットについては、県民共済に協賛をいただき作製しました。
また、この委員会の上部組織として3033生涯スポーツ推進会議があり、会長である順天堂大学の武井名誉教授以下、民間企業の方々、体育振興協議会、ラジオ体操連盟の方々などで構成し運営しているところです。
推進会議の目的ですが、県民の皆様が運動やスポーツに親しみ、健康で明るく豊かな生活を営むことができるように、ということで、「3033運動」を充実した運動として展開できるように行うといった目的で委員会を設置しており、「3033運動」「県民スポーツ月間」などにも取り組んでいます。

柳下委員
私は9月の県議会の一般質問で登壇した時に、「3033運動」の推進について質問をしています。
その中で、私は「「3033運動」をもっと積極的にPRすべき、何十年経っても全然普及されていない、もう少しPR活動を充実しなさい」といった趣旨を踏まえた質問をしたのですが、今回のリーフレット記載の推進委員会という委員会の存在すらも知りませんでしたし、協賛がつくとなると、お金の部分も出てきます。
ですので、この委員会がどう構成され、どういった経緯でリーフレットにこの委員会名が記載されたのか、協議事項とは異なる部分ですが非常に気になりました。
どういうメンバーが運営されてどうなっているのかということが明らかでないと「3033運動」を進めるに当たり、独り歩きしてしまうのではないでしょうか。
そこは共有しないといけない部分だと思いますので、協議事項とは違うかもしれませんが、せっかくこのような良いものができ上がって、それを普及していくのであれば、そこがはっきりしていかないと、どうなのかということをお伺いしたかったということです。

江藤スポーツ課長
本委員会につきましては、平成22年度に設置され、これまで取り組んできました。
所掌事務としては先ほど申し上げましたところですが、企業協賛等の確保、また協賛などを活用した事業展開について、関係機関、団体、学識者などの関係者の方で構成し、運営してきたところです。
委員からお話がありましたとおり、積極的なPRとともに、こうした活動についても、
今後はきちんと御説明してまいりたいと思います。

柳下委員
審議会はこういう議論をする場ですから、その委員会について平成22年度から運営しているということであれば、また別の機会でも結構ですから教えていただきたいです。

浦邊スポーツ振興担当部長
補足ですが、「3033運動」については、先ほどスポーツ課長からお話させていただいたように、県だけの取組みではいけないということで、市町村や民間、団体なども巻き込み、「3033生涯スポーツ推進会議」というものを作り、その会議を運営していくため、企業の協賛等をいただきながら、ということで推進委員会が組織されました。組織された時には審議会でも御報告はしていますが、確かにそれ以降、委員の皆様方にしっかりと御説明していないところもありますので、折に触れて御説明させていただきたいと思っています。
会議は、学識経験者、商工会、商工会議所、ラジオ体操連盟、市町村、スポーツ推進委員、神奈川新聞社、障がい者スポーツの関係などあらゆるところから構成され、大きな組織になっています。活動については、しっかりと御説明させていただきたいと思います。

小早川会長
こちらにもわからないところがあると思いますので、次回事務局でまとめていただきたいと思います。

野田委員
現場を担当しての意見ですが、今回のリーフレットを活用した教室は90分で行いましたが、内容としてはとてもやりやすくてよかったです。子どもたちもとても喜んでいたと思いますが、リーフレットの内容の必要性をもっとお父さんお母さんに伝えるような時間があればよいと思いました。
最近は公園や広場などを見ても、お母さん同士で集まって話していて、子どもたちは野放しして遊ばせているという光景が多いのですが、それも無駄な時間だと思います。
もう少し親子で遊べばよいなと感じていますので、そのような必要性を発していくものがあればよいかと思います。

近藤委員
乳幼児期、児童・青年期におけるスポーツ実施率の向上ということですが、私も2児の親であり、子どもの頃を思い返すと、親と一緒でなければ乳幼児は当然のこと、児童期もスポーツはできないと思います。
そういう意味では、いかにお父さんお母さんをスポーツに参加させるかということが、ひいては子どもたちのスポーツ実施率の向上に繋がるものだと思います。
今お話のあった、親子ふれあい体操はよい着眼だと思い聞いていましたが、もっと色々な取組みがあってもよいのかなと思います。
私は逗子・葉山の選出ということもあり、海が身近にあり、生活に海があります。
スポーツの楽しさをどうやって伝えていくかということも課題として書かれていますが、新しいことにチャレンジするというのもスポーツの面白さだと思います。
ただ、セーリングやサーフィンを、さあどうぞと用意しても、なかなかできるものではありません。チャレンジして達成できることがスポーツの素晴らしさにも繋がるものですので、マリンスポーツという着眼がもう少しあってもよいのではないかという意見です。
立って行うサーフィンがあり、スタンドアップパドルボード、「SUP」と呼ばれていますが、これは大抵の人が初めてでもできるサーフィンです。
親子がタンデムで乗ることもできますし、転んでも海面ですからけがをしない、頭まで海水に浸かる爽快感、陸上では味わえないマリンスポーツの醍醐味があり、そういう着眼があるとよいと思いました。
マリンスポーツという着眼があること、親子で楽しめるということの二点が大事なのかなと思いました。

小早川会長
ありがとうございました。
海を活用するということも、良い意見ではなかったかなと思います。

荘司委員
子どもにあれをやりなさい、これをやりなさいと言っても、要は親ができるかどうか。
親子でやりましょうという時に、運動が苦手な親に「やってください」と言っても無理があります。
そこで、親子が一緒にできるような場を作ってあげて、親の姿を見せるということが考えられると思います。
ママさんバレーの監督をしている時に、親についてきた子どもが、教えられるでもなくバレーボールをするようになる、ということがありました。親についてきた子はほとんどが運動をするようになりますが、そういった場づくりをどのようにしていくのかが課題だと思っています。
10月の神奈川新聞で、働き盛りの体力が落ちているという記事を見ました。3033運動の会議でも申し上げましたが、働き盛り、仕事オンリーの方々に、時間ができたら一緒にどうぞと誘っても、なかなか機会が持てないという現実があります。
3033運動というと、一つ前の停留所で降りて歩きましょうといった文言も入れてPRしたことがありますが、非常に難しい。そこで、子どもをスポーツをする場に引っ張り出すと、その親御さんや家族も一緒についてくる、という方法も考えられると思いました。

小早川会長
それでは引き続き、事務局の方の説明をお願いいたします。

事務局
(協議事項説明2/3)

小早川会長
ありがとうございました。
成人、特にビジネスパーソンに対する方策について、「3033運動」などの説明がありました。
このことについて、御意見等ある方がいらっしゃいましたら、お願いいたします。

荘司委員
総合型地域スポーツクラブという言葉が入っておりますが、県では、このクラブをどう捉えていますか。
と言いますのも、例えばサッカーをやっている人たちが集まる、これもスポーツクラブですが、総合型地域スポーツクラブとは違う。では県としては総合型地域スポーツクラブをどのようにイメージしているのかを再度確認をしたいと思います。それを踏まえて、こうしたらどうかといった話ができたらと思いますが、いかがでしょうか。

〇江藤スポーツ課長
総合型地域スポーツクラブは、多世代、多種目、多志向という形で、幅広い年代の方が幅広いスポーツに携わることができる、そうした受け皿となるクラブだと思っています。
その中でも例えばサッカーを中心として幅広い活動をしている団体もありますし、最近では、やりたい種目が学校の部活動にないときに、総合型地域スポーツクラブに籍を置き、陸上競技の練習を行うとなど、ある程度専門的なスポーツができる受け皿になれるような団体も出てきている状況です。

荘司委員
総合型地域スポーツクラブは全国にできていますが、神奈川県では、年間予算の一番多いクラブはどこですかと会議で質問したら、あるクラブでは約2億円の年間予算で総合型地域スポーツクラブを運営していますということを聞きました。
一方で、最も低いところはゼロだとのこと。年間予算がゼロです。
我々が聞いたところによると、クラブを法人化すると、経理やクラブ運営、税務処理など様々なところまでやらねばならないなど、クラブ立ち上げの際にも問題点があるとのことです。
総合型地域スポーツクラブではなくとも、小学校の体育館で楽しくやっておりそれで十分だとか、クラブに入らなくても楽しんでいますという方がいらっしゃいます。
総合型地域スポーツクラブをどのように捉えたらよいのか悩んでいますが、有効利用するには難しいのではないか、総合型地域スポーツクラブをどう充実させようかということについても、少々難があるのかなと、あえて、発言させていただきました。

田中スポーツ局参事監
総合型地域スポーツクラブですが、先ほどお話させていただいたような、多種目、多世代、多志向、会員による会費制などといった形でスタートし15年程度経ちましたが、やはりそれは欧米型のスポーツクラブの対応であり、日本にそれを導入して、うまくやっていけるかどうかというのは、まだまだこれから時間もかかるかなと思っています。
私どもも、体育センターを総合型地域スポーツクラブのアシスタント組織として、活用しながらやっていかなければならないところですが、これまでの学校で体育をするという日本から、地域でスポーツをしていく、という形に変えるため、子どもから大人たちの受け皿として地域にスポーツクラブを作ろうというのが、基本的な大きな目標かと思っています。
その受け皿が総合型地域スポーツクラブでなければいけないということではありませんが、もっと地域の様々なスポーツクラブで、スポーツができる受け皿づくりを行っていかなければ、働き盛りにしても子どもたちにしても、スポーツを行うようにはなっていかないと考えているところです。総合型地域スポーツクラブという形に必ずしもとらわれずに、地域での受け皿を作っていきたいと思っています。

近藤委員
笹川スポーツ財団が「チャレンジデー」という取組みを行い、神奈川県でも行っていますが、非常によい取組みだと思います。
町と町が同じ人口規模で対戦をして町を挙げてスポーツの祭典を盛り上げていくイベントですが、県内でどれくらいの市町村が実施しているのかわかりますか。

〇事務局
10市町です。

近藤委員
スポーツ嫌いや無関心の方達に、いかにスポーツに目を向けさせるかという意味では、お祭りにしてしまうというのは面白いと思います。逗子市ではここ数年「チャレンジデー」に参加しており、勝つとこちらの市の旗が相手の庁舎のポールに揚がり、負けると相手の旗をこちらの庁舎のポールに揚げなければいけないというルールで、おらが町が負けるわけにはいかないということで、色々な人がスポーツに参加しています。1日に15分以上スポーツをした人が全人口に占める割合を競うというルールなのですが、過半数以上の方々がスポーツに参加してくれています。
大きな話をするよりも、小さな規模でもお祭り的に、「チャレンジデー」などで盛り上げていく。その結果、今までスポーツに参加していない人も参加する機会が増えると思います。
逗子市だと当日に向けて、キックオフイベントを積み上げていくのですが、1日15分で良いから一駅前で降りて歩いていきましょうとか、階段使ってくださいとか、買い物は自転車で、などいろいろな取組みをしています。この「チャレンジデー」が、今県内で10自治体ということでありますので、ここでもうひと踏ん張りすれば、後で振り返ってみたら、色々な人がスポーツに参加しているという状況になるのではないかと思います。

小早川会長
そうですね、楽しいことに皆さん集まりますからね。

野田委員
私は地元が小田原ですが、「城下町おだわらツーデーマーチ」というイベントが今週末にあります。
元々スポーツという言葉さえ嫌いな方も多いと思いますが、ツーデーマーチの中でも、色々なコースがありまして、中には婚活コースというものもあります。目的が婚活でも、それでも運動するわけで、そういったスポーツへの入り方でもよいのかなと思っています。
また、総合型地域スポーツクラブについてですが、現在県の方で月1回開催しているスポーツコミュニケーションデーを、私たちのクラブがお手伝いをさせていただいていますが、最近は、家族、3世代で参加される方も多くなってきています。
お子さんが、例えば卓球やバドミントンをやりたいからということで参加するのですが、親がそこについてきます。そして小さい子であれば、さらにおばあちゃんおじいちゃんもついてくる。
小規模ではありますけども、色々な種目を揃えていますので、そういう場が月1回ではなく、もう少しできればよいかなと思います。

小野副会長
施設の話ですが、夜の9時以降にフットサルをやりたいけれどもどこかに場所はありますかと聞かれたことがあります。学校開放は大概9時までですが、横浜市のスポーツセンターは、数か所で夜の11時まで営業できるように条例等を改正されたのでしょうか。

直井委員
現在横浜市のスポーツセンターには指定管理制度が導入されており、指定管理者によって夜の11時くらいまで営業しているところもあります。

小野副会長
一般のビジネスパーソンは夜9時以降のスポーツの場をどう確保するかというのも重要な部分だと思います。高校はなかなか9時以降に貸し出すのは難しいとは思いますが、市町村も含めてなるべく9時以降もどこか公共施設を使えるようにするということを、提案としてあげておきます。

戸井田委員
逗子市で「チャレンジデー」に取り組んでいると聞きましたが、この中に、障がい者の方も入っていらっしゃいますか。

近藤委員
障がいの程度はありますが、参加されています。

戸井田委員
障がいがかなり重度化した方でも、そういうところで、スポーツをさせてあげるような場を作っていただければ、もっとよくなるのではないかな、彼らができるようなスポーツを考えてあげてほしいなと思います。
障がい者も高齢化し、スポーツにチャレンジすることも難しくなってきており、どうしても体を動かす機会がありません。
ですから、ぜひ、そういう点も考えていただきたいと思います。

近藤委員
市では色々なメニューが書かれており、スポーツアリーナなどで色々な種目に参加できますといった、導入・促しがありますので、戸井田委員が言われるように、ハンディのある方も参加しやすいようなメニューが、あっていいなと思います。
ただし恐らくは「障がいのある方も参加できます」といった表現の仕方ではなかったかと思うので、県も関わってやっていることからも、そういった促しをするとさらに波及するかなと思います。

田中スポーツ局参事監
基本的には市町村にメニューについてはお任せしており、先ほどからお話があるとおり、体を動かして、どんな運動でもよいですということで、15分以上行ったら投票していただき、それが何%になったかといった仕組みとなっていますが、今のお話のような障がい者の方も取り組めるような運動をメニューとして加えていくことは非常に有効なことだと思いますので、機会を通じて、お話をさせていただきたいと思います。

戸井田委員
もう一つは、障がいのある方も参加できます、という言葉が入るか入らないかによって、障がい者が参加するか、引いてしまうかが変わります。
ちょっとした言葉の配慮もしていただければと思います。

田中スポーツ局参事監
障がい者スポーツにスポットが当たってきた時代になったと、私どもも非常に感じておりますし、県にも障がい者スポーツの組織を作りました。そういった意味でも、御指摘の取組みを検討させていただきたいと思います。

戸井田委員
作っただけではなく、その中身がいかに大切かということですので、一緒に考えさせていただきたいと思います。

荘司委員
働き盛り、スポーツ嫌い、女性の参加についてと課題にありますので、何かの参考にしていただければと思いますが、厚木市では、「スポーツなじみDAY」いう日を設けています。
年3回ですが、遊びに来てください、といった感じで荻野運動公園全体を会場として行っており、そのアドバイザーといった役割で、スポーツ推進委員や協会の方に手伝っていただいています。
働き盛りの方では、単身赴任の方が、このイベントに参加するために帰ってくるといった事例もあります。また子どもでは、お孫さんが、おばあちゃんの家にこのイベントを楽しみに泊まりに来るという事例もありました。
また障がい者スポーツでは、グラウンドゴルフで車いすの方が行っているという事例もあります。
括りをつけないで馴染んでいただこうということで、それぞれが何か感じ取っていただきたいなということで実践をしていますので、参考にしていただければと思います。

小早川会長
それでは引き続き、事務局からの説明をお願いいたします。

〇事務局
(協議事項説明3/3)

小早川会長
ただいま県民スポーツ月間の取組みの充実に向けた方策についての説明がございました。
この事ことについて、御意見等ございましたら、よろしくお願いいたします。

財田委員
先ほど柳下委員もおっしゃいました、広報の課題についてですが、「横浜ランドマークタワー・スカイクライミング」や「県民スポーツ月間」のチラシ等をこれまで見たことがありません。
「3033運動」のステッカーも県体育協会の階段しか見たことがありません。
そういったことを考えると、やはり目につかなければ広がらないと思います。
例えば、「3033運動」も幼稚園生などには読めないかもしれませんが、ポスターとして貼ってあれば、幼稚園の子どもが先生から教えてもらい家で話すかもしれませんし、そのように広がっていくのがとても大事なのかなと思います。
目に訴える広報をどうやっていくのかというのは、とても大事なことかと思いますので、予算に制約がある中ですが、よろしくお願いしたいと思います。

小早川会長
私も前から言っていますが、皆知っているようで知りません。
私の大学でも階段に貼ってあるのですが、学生は知らないので、話をするのですけれども、小中高校すべての学校で貼るなりして、子どもたちがそれらを持って帰れば親が理解するなど、広がり方は色々あると思いますが、ぜひお願いしたいと思います。

中村なおみ委員
新たなスポーツ推進計画ですが、きれいにまとまり、ライフステージごとに整理したことはとても良かった。問題もよく見えてくるなと思いながら聞いていました。
親子ふれあい体操ですが、これは大事なところですが、お母さんは(幼児期の)今が触れ合うチャンスだということを意外に知りません。
一緒に動くチャンスで運動を誘発することもできるし、親が一緒に動いていたら、わくわく感を感じられるよと伝えるというのはすごく良いと思うのです。
ただそれが、小学校中学校になった時からスポーツ種目となってしまいます。そういうところに、何か問題はないだろうかということを少々感じています。
スポーツ体験教室などは、既存の「スポーツ種目」への誘導になってしまっているような気がします。
そうではなく、先ほど野田委員もおっしゃっていましたが、スポーツ、と聞いただけで躊躇してしまう子を体育の授業で育成してしまっている面があることを考えると、根幹は小・中・高の体育の授業が大事ではないかと思うのです。
(スポーツ推進計画の表紙の裏にはスポーツについての考え方の説明がありますが、)
こういうイベントのときに、この考え方を啓発するようなことを皆さんが集まった時に、やったら良いのではないかと思います。全部含めてスポーツだよと。
ぴょんぴょん飛んでみたり、相手とのタイミングをずらして動いたり、種目にはならないけれども、日常の運動がちょっとしたことで負荷が高い運動になったりということの体験などは、苦手意識がある子も含めて誰でも参加できますし、まさにインクルージョンだと思います。先ほど障がいのある方は引き気味になってしまうとのことでしたが、これが
できなければこうしましょうと言えるような場面とか、そういったことをその場でやっていくことも、啓発活動になるのではないかということを感じました。
そういったことを発信できたら良いのかなと感じていましたが、これまでの取組みの中で、既にそういった趣旨の活動を実施している例があったら教えてください。

浦邊スポーツ振興担当部長
今年初めて、中央イベントで乳幼児対象として、大和市の大和スポーツセンターで親子で楽しめるレクリエーション教室を行いました。
紙風船を使って遊んだり、家の中でも楽しめるようなものなどを紹介しました。また、その他では、ニュースポーツ系としてスケートボードなども行いました。
ダンススポーツとなると、難しくなってしまいますが、今お話をいただいたような気軽なダンスといったものも今後やっていければ良いと思いますが、レクリエーション的なものも含めて、「県民スポーツ月間」で体験できる方向に動きたいと思います。

中村なおみ委員
みんなでできるよ、というところを、是非最初に紹介していただきたいです。
幼児だけがやるのではなく、一緒に動く方が好きだということが文科省の調査結果でも恐らく出ていると思います。
競争だけではなく、協働という形でコラボレーションするような活動ができるとよいのかなと思います。

江藤スポーツ課長
「県民スポーツ月間」の中央イベント等で体験教室を行う際、お母さんがきょうだいを連れて来られた場合、上のお子さんが体験をして、下のお子さんはお母さんと終わるまで待っているという状況がこれまで見かけられたので、そういったお母さん方に、お待ちになっている間に一緒にからだを動かしてはどうですか、といった形でリーフレットなどを
お配りしましたが、タイミングをきちんと見計らって広報していくということが大事なのかなと思います。
先ほど財田委員からお話がありました件について、県内の中学校にもチラシは配っていますが、学校に送られてくるポスターやチラシ類というのは非常に数が多い中で、どうしても埋もれてしまうような場面もあるのかなと思います。
それを課題として受けとめ、どういう形で、きちんと皆さんに見てもらえるような伝え方をしていかなければならないのか、という部分は、十分活用しきれていない点もあるかと思いますので、そういった部分も視野に入れながら、広報について検討していきたいと考えています。

中村なおみ委員
広報について、女性の、ということであれば、今育児雑誌などはとてもおしゃれな感じでまとまっていることを考えると、このリーフレットの表紙はかわいいのですが、女性をターゲットとするならば、表紙についてリサーチなどを行って、スポーツに入り易くするためには何か考えても良いのかなということも感じました。

小野副会長
神奈川新聞で先日おやじの会の特集記事がありましたが、キーワードは親父ではないかと思います。
ビジネスパーソンは親父ですし、子どもと遊ぶのも親父ですし、親父の会が存在感を増しているということで、この辺りを突いてみたらスポーツをする人は増えるのかなと思います。
また、協賛企業の方々に対してですが、家族でイベントに招待等していますか。

江藤スポーツ課長
スカイクライミングなどのイベントに関しては、社員の福利厚生的な部分として、日頃社員同士でなかなか話ができないところでコミュニケーションを高めるため、あるいは家族を連れて家族との触れ合いの時間を設けるため、ということで、会社が社員に対して参加してはどうか、という形で声かけ等をしていただいています。

〇小野副会長
今また企業運動会も盛んに行われるようになってきている社会情勢の中で、会社を使って、参加者数を増やしていくということも考えられます。
また、する・観る・支えるという視点ならば、するだけではなく、観るだけでも増やすことができると思います。

莊司委員
スポーツイベントのネーミングの件ですが、以前、(商標登録されている)ボクササイズという言葉をイベントで使ったがためにお金を支払ったという事案があったそうです。
イベントのネーミングを付けた時に、そういったことがあり得ることをある程度アナウンスしていかないといけないのではないかと思いますが、県としてはどうお考えでしょうか。

江藤スポーツ課長
我々が事業をスタートさせる時には、できるだけイメージを持っていただくよう、わかりやすいネーミングに努めています。

莊司委員
神奈川県でも数件聞いたのですが、全国でもそういったことがありまして、警笛を鳴らす必要があるかと思います。

小早川会長
ある施策に関して、(審議会では)こういうことはどうだろうかという議論をしますが、実際に施策として実行されるかは別の話だと思いますが、この場の意見を答申したものが、施策に生かされていかなければいけないと思います。
「3033生涯スポーツ推進委員会」が、このようなリーフレットを作製している、そこに意見などをどんどん出していかなければいけないということではないでしょうか。
ですから、審議会で意見は意見として出しながらも、「3033生涯スポーツ推進会議」がどういう形で実際に運営されているのかということも整理していただければありがたいなと思います。

江藤スポーツ課長
「3033運動」の推進に係る全体の推進方針等を検討する「3033生涯スポーツ推進会議」というものがあり、それとは別に、企業協賛など受け入れ、実務的な部分を行う団体として、その下に推進委員会を設けています。
このあたりの活動内容、違いにつきまして、次回きちんと御説明させていただきます。

小早川会長
こういったリーフレットなどの資料が出てきたときに、皆さんが聞きたいという気持ちになれるよう、現場で理解されている方たちがどの程度関わっているかということも必要ではないかと思います。その辺りをわかりやすくしていただきたい。

江藤スポーツ課長
また、体育センターについて、現地視察の話がありましたが、工事の進捗状況含めながらそちらについても検討させていただきます。

小早川会長
長い時間御協力いただきありがとうございました。
事務局は、この委員会の委員からの御意見を、十分に参考にしていただき、次回の会議の時の協議会に内容を整理していただきたいと思います。
それではこれで、会議を終了させていただきます。

以上

会議資料

第14回神奈川県スポーツ推進審議会資料[PDFファイル/947KB]

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa