神奈川県スポーツ推進審議会の審議結果(第13回)

掲載日:2018年4月24日

審議結果

次の審議会等を下記のとおり開催した。

審議会等名称

第13回神奈川県スポーツ推進審議会

開催日時

平成29年1月30日月曜日15時00分から17時00分

開催場所

議会第2会議室

出席者【会長・副会長等】

小早川ゆり【会長】、小野力【副会長】、板橋一幸、大川敏彰、工藤誠一、佐藤浩幸、莊司徳行、多胡綾花、田中徳一郎、戸井田愛子、中村なおみ、柳下剛、渡辺雄幸

次回開催予定日

未定

所属名、担当者名

所属名、担当者名 スポーツ局スポーツ課鈴木、磯貝

掲載形式

  • 議事録

議事概要とした理由

審議経過

事務局
(傍聴人なし、会長選出まで事務局が会議進行)
それでは、ただ今から第13回神奈川県スポーツ推進審議会を開会いたします。
(会議成立を確認)
(会議進行を会長に引き渡し)

小早川会長
それでは、お手元の次第に従いまして議事を進めさせていただきます。

事務局
(県民意見反映手続の実施結果について説明)
(スポーツ推進のための条例について説明)
委員から意見なし

事務局
(新たなスポーツ推進計画について説明 1/5)

小早川会長
ただいま資料3、資料3-1により、計画の主な修正内容、それから国の状況についての説明がございました。
このことについて、ご意見等ございましたら、よろしくお願いいたします。

佐藤委員
成人のスポーツの週1回以上の実施率の目標を55%から65%以上にしたとのことですが、条例の基本的考え方ではレクリエーションもスポーツに入るということで説明がありました。レクリエーションもスポーツ実施率に反映されるという理解でよいでしょうか。

浦邊スポーツ課長
そのとおりです。

小早川会長
数値目標が随分変わってきていると思いますがいかがでしょうか。

小早川会長
それでは続いて、説明をお願いいたします。

事務局
(新たなスポーツ推進計画について説明 2/5)

小早川会長
資料3-2、3-3により、計画の概要、計画最終案の1ページから20ページまでについての説明がありました。
このことについて、ご意見等ございますでしょうか。

柳下委員
計画最終案(案)の資料ですが、見開きに、この計画ではスポーツに関する語句を次の意味で使用しています、とあります。
そこには、「レクリエーションとして行われる身体活動や、ウォーキング、体操、ダンスなどの軽度の運動も含むものとしています。」となっていますが、少なくとも私の認識でダンスや体操を軽度といえるのかは疑問です。
これらをしている方からすれば、全く軽度ではない、となるのではないかと思います。
条例案を見ると、スポーツの定義には、レクリエーションとして行われる身体活動、ウォーキングその他の軽度の身体活動というようになっており、これならば理解できます。ウォーキングなどは自分のペースで行いましょうというものですから。
しかし、こちらにある体操、ダンスというのは少なくとも私の認識は軽度とはいえないのではないかと思います。
これらを競技として行っている方にとっては少し反発があるのではないかと思います。

浦邊スポーツ課長
ご指摘のとおりかと思いますので、こちらについては今のご意見を踏まえて、誤解のないような形で訂正をさせていただきたいと思います。
ただし、体操やダンスについては、確かに軽度な運動かどうかといえば、大変激しいものもある一方で例示としては非常によいものなので、表現を少し工夫させていただきたいと考えています。
ご指摘ありがとうございました。

柳下委員
私もそのような意味で発言したので、省けばいいということではなく、是非、文言を考えていただいて、うまく体操やダンスも盛り込んでいくとよいと思いますので、お願いします。

小早川会長
ありがとうございました。
他に、何かございますか。

小野副会長
1ページから20ページまで、写真が31枚ほど使われておりますが、15ページに地域スポーツと生涯スポーツのところでゴルフの写真が入っていますが、ペタンクやグラウンドゴルフなどレクリエーションスポーツの写真などの方がよいと思います。
また隣の写真も、これは恐らく競馬場で行ったウォーキングイベントだと思いますが、少し分かりづらいです。
もっと一般的に道で歩いている写真などの方がよいかと思います。

浦邊スポーツ課長
写真については全般的に仮に入れさせていただいているところです。
ゴルフは競技から楽しむためのものまで非常に幅広い種目ということで掲載したところですが、今のお話のとおり、他にも適切なものがあるかと思いますので、様々な案の中から掲載させていただきます。
また競馬場の写真も、走路を歩くという新しいイベントを行ったところですが、説明等がないと確かにわかりにくいので、検討します。

戸井田委員
例えば健常者がゴルフをしている横に、障害者が車椅子でするゴルフをする写真などを入れていただくと、車椅子の方もゴルフができるということを認識してもらえるかなと思います。
障害者のちょっとしたPRも入れていただきたいです。

浦邊スポーツ課長
写真等につきましては、改めてしっかりと精査させていただきます。

小野副会長
17ページに競技スポーツの現状の3つ目の○ですが、10年連続6位で今年は8位に少し落ちたとあります。
できれば11年連続8位以内入賞というように書いていただけるとありがたいです。

浦邊スポーツ課長
競技スポーツについては、オリンピックもあり、全県的に強化に努めてきているところです。
県としても、取り組まなければならない現状として入れさせていただいたところですが、表現については検討させていただきます。

中村なおみ委員
先ほど話題になりました軽度の運動という箇所については、少々引っかかりましたが、ダンスという言葉が入ることは画期的なことです。
実はスポーツ団体としてなかなか認めていただけない実情があるので、言葉が入るだけでもよいなと思っていました。
最初に説明のあった県民意見反映手続についてですが、例えば、文化としてのスポーツや、レクリエーションなどをどのように反映したのでしょうか。
文化というような文言を意図的に取り入れていただくのは、国の方針とも相まっており、よいことだと思います。
レクリエーションという言葉ですが、スポーツは競争するため、健康になるため、といった目的ではなく、スポーツそのものを楽しむということにつながると捉えて聞いていました。
「軽度な」ということについては検討いただきたいと思いますが、体操やダンスはまさに、いつでも・どこでも・いつまでも、という基本目標を実現するのにふさわしいものです。
年齢に応じて、運動負荷を自分に合うように変えられるため、子どもやお年寄りでもできますし、一方でトレーニングを重ね、高い負荷をかけてもできるという両面があるので、表記しにくい部分もあるかと思いますが、うまく取り入れていただけたら、こちらにダンスが入るということは画期的だと思っています。

浦邊スポーツ課長
スポーツが文化であるということを計画にどのように盛り込んだかについては、国の基本計画の中間報告を踏まえ、1ページの「スポーツの意義と効果」において、「スポーツは、「世界共通の人類の文化」であり、国民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営む上で不可欠なものであるとともに、スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことはすべての人々の権利です。」とスポーツ基本法の趣旨を踏まえた上で記載しています。
また18ページの冒頭でも同様に「スポーツは「世界共通の人類の文化」であり、成熟した文化としてスポーツを一層根付かせ豊かな未来を創ることが必要です。スポーツの「楽しさ」「喜び」こそがスポーツの価値の中核であり…」と中間報告を踏まえたものとし、続いて『すべての人々がスポーツの力で輝くとともに自己実現を図り、主体的に取り組むことにより、前向きで活力ある社会と絆の強い、世界を創っていきます。』とし、スポーツそのものが社会的に価値のあるものだということを明記しています。

多胡委員
幼稚園教諭・保育士の養成に携わっていることもあり、本日の話を興味深く聞かせていただきました。
国の第2期基本計画では、乳幼児の運動の推進というのは、特に視点が盛り込まれていないようで愕然としています。乳幼児期の運動推進については、体力向上に向けて幼稚園や保育所で頑張っていこう、という機運が高まっているのですが、国の第2期基本計画には設けられていないようです。ただ神奈川の案できっかけづくりという項目で設けていただいているのは、これからの神奈川のスポーツ推進においては非常に重要ですし、神奈川として発信していただきたいと思っています。
数値目標でも子どもの運動実施率を取り上げていただいていますが、小学校でスポーツができるようになるためには、幼稚園や保育所で身体を動かすこと楽しいなと実感した子どもが小学校に入学した時に、様々なスポーツを体験することにつながっていくのかなと思っており、こういった目標があってよいと感じました。
乳幼児期の記載では、家庭と地域という視点を設けていますが、幼稚園や保育所は、地域と学校のどちらに括られているのでしょうか。

浦邊スポーツ課長
幼稚園や保育所は、計画では地域という括りで考えています。
こちらについては、この後ご説明をさせていただきます。

事務局
(新たなスポーツ推進計画について説明 3/5)

小早川会長
計画の21ページから33ページについて説明がありました。ご意見等ございますでしょうか。

板橋委員
28ページのイ「部活動の活性化」の二つ目の○について、趣旨は理解できますが、中学校の場合は実態として、生徒数が減って統廃合になったり合同部活動という形があったりして、なかなか部活動が維持できない地域もありますので、「学校ごと」という表現に引っかかる中学校はあるかもしれないなと感じます。

浦邊スポーツ課長
こちらの記載の趣旨は、今までの競技主体の部活動という主だった視点から、ヨガやダンスなど、新しい視点の運動部活動を教育委員会の協力の下で進めていきたいというものです。
そういった中で、学校ごとのニーズを一つずつ考えていくに当たり、委員ご指摘の学校ごとの事情も当然あるかと思っています。
例えば、津久井地域ではボートなどを取り入れるといった特色などがあるかと思います。
そういった視点で学校ごとの生徒のニーズ、特色、地域性といったものを幅広く捉えていく中で、今までの野球、バレーボール、陸上競技などのいわゆる定番的な競技以外の様々な部活動についても、教育委員会の協力をいただきながら進めていければという趣旨で盛り込んでいいます。
委員の趣旨についても十分考えながら進めていければと思っています。

板橋委員
趣旨は十分理解しており、今の話を聞くと理解もできますので、現状として、そういったこともご理解いただいておくとよいかと思います。

袴田保健体育課長
こちらには教育委員会で進めている施策の一つとして、ニュータイプ、という形で高校において行っているものを記載しています。
ヨガやピラティスといったものが新しく作ったものですが、趣旨としては、運動部活動に参加しづらい女子を何とか参加できるような形にしようということで、競技性や強化といった視点を離れ、ヨガやピラティス、ウォーキング等や、先ほどからお話しが出ているダンス等も含めて、新しいタイプという形で捉えて進めているところです。
高校の、特に運動部が中学に比べると入部率が下がってしまうという現状がありますので、手軽に入れる部活動、体を動かす機会を設けるという視点で考えているところです。

渡辺委員
32ページの施策の方向の4つ目の○ですが、運動機能の衰え、次に障害の有無とありますが、高齢者の場合、疾病を持っている方も多いので、病気を持っていながら、それでもスポーツをしようという意味で、「疾病」という言葉を入れてもよいのかなと思います。
ここでの障害というのは、主に身体障害を示しているように読めるので、疾病を持った方でも主治医等のアドバイスに合わせて行う、といった意味で考慮していただけるとよいかと思います。

浦邊スポーツ課長
身体の状況によってできる運動が限られるということで、運動機能の衰えや障害の有無等の「等」の中にご意見の趣旨については含んでいるところです。疾病という言葉を入れることについては、スポーツ推進計画ですので、運動機能や障害の有無という記載にしています。病気の状況よりもスポーツという視点で捉えた方がよいのではないかということで、事務局案としては最後に、等というところで括らせていただいたところです。
そういった趣旨をもう少し強くということであれば表現について工夫をさせていただきたいと思っています。

小早川会長
この等には疾病を含んでいるということですね。
この点皆様ご意見ありますか。

浦邊スポーツ課長
例えば、後段にある「運動機能に合わせて」の箇所を「健康状態に応じて」といった表現にすることではいかがでしょうか。

渡辺委員
その方がよいかもしれません。わかりました。

柳下委員
29ページに、知事がジャンプをしている3033運動のチラシがありますが、これはいつ作製したものですか。

浦邊スポーツ課長
今年度作製しました。

柳下委員
3033運動自体が始まったのはいつからでしょうか。

浦邊スポーツ課長
平成13年です。

柳下委員
個人的なことで申し訳ありませんが、私はこのチラシを見たことがありません。
計画には3033運動の普及のため、3033運動という言葉が多く出ています。
3033運動は県の方向性や取組みとして非常に重要なもので、体を動かすきっかけづくりということで、非常によいと思いますが、実際に私も県議会で仕事をさせていただきながら、このチラシを見たこともなく、実際にどのようにPRしているのでしょうか。この計画に書いてあるだけであれば、3033運動は一向に広まっていく気配はないと思います。
今までずっと、3033運動を広めていく取り組みをされてきたと思いますが、こういった運動をこれからもっともっとPRしていきますということであれば、それはそれで大いに結構ではありますが、3033運動と計画に多く書かれても、それが広まっていかなければ、県が一生懸命PRしていることと県民とのギャップが既にあるのではないかと思います。
知事の写真自体を使って出すことは大いによいことですし、3033運動自体を否定している訳ではありませんが、それであればこういった審議会においても、こういうことをしていますと示してもらわないと、これだけ県が推している取組みですので、まずこの場から普及啓発していただきたいなというお願いです。

浦邊スポーツ課長
3033運動の認知度ですが、昨年度実施した「県民の体力・スポーツに関する調査」において尋ねたところ、10%に届かなかったという状況にあります。
しかし、医科学的な視点でも、1日30分、週3回、3ヶ月続けようという視点はよいことですので、改めて普及していきたいという中で、私どもとして、まずは知事からしっかりとPRしていただくということで作製しましたが、更に増刷させていただきながら、3033運動をしっかりと進めていきたいと思っています。
また冒頭のあいさつでもありましたとおり、スカイクライミングも3033運動の一環としてPRさせていただいているところです。非常に大事な取組みだと考えておりますので、これからもっとしっかりとPRさせていただきます。

小早川会長
私の大学の階段にもステッカーが貼ってあります。ステッカーには今何段目とか標語が書いてあります。
3033運動をどのようにもっと徹底して、普及させたらよいのかということは、もう少し考えていてもよいかなと思います。学校でこういった話を仕掛けて、帰宅した子どもたちが家庭で話ができるようにする、といったことでも普及できるのではないかと思います。

莊司委員
私は3033運動関係の会議に出席していますが、今おっしゃる通りにどうやって普及していくのか、3033運動と聞いてもわからない、というところから会議を重ねてきました。
我々スポーツ推進委員の仲間は4,000人以上おりますが、県の研修を行い、各市町村にも3033運動の普及員がいて活動しています。誰も知らない状況でしたが、いろいろ知恵を絞って、県民スポーツ週間もしかりですが、イベントでのぼり旗をかざすといったことをしながら、徐々に認識されつつあるかなと思っています。
何事もはじめは少しずつですが、興味をもっていただき、実際に取り組んでいただく方もいらっしゃいます。
3033運動は何も構えた形で行うものではなく、1つ前の停留所で降りて家まで帰ってみてください、といったところから始められる気軽なものです。
県議会議員の方々に挨拶をいただく際、是非3033運動を触れてくださいとお願いしたりもしました。
我々の仲間も普及員として認定を受けて市町村で展開するようにするようになっておりますので、認識はされつつあるという自負はありますが、まだまだかなということも感じているのが現状です。

佐藤委員
神奈川県体育協会で取り組んでいるスポーツ少年団について、これまでは小学生からが団員の対象でしたが、今年の4月からは3歳以上から団員になれるという規定に変わります。
この背景ですが、小学生以上になると競技性が強くなりスポーツに楽しめないということがあり、スポーツや運動によって体を動かす楽しみを感じてもらおうということで、小さい頃からスポーツ少年団に入ってもらう取組みを、4月から本格的に行なうとのことです。
そこでスポーツ少年団も、先ほど多胡委員がおっしゃったような、幼稚園や保育所と連携してスポーツを楽しむというような取組みを進めたいという話もありましたので、スポーツ少年団との連携も参考にしてもらえればよいと思います。
計画に盛り込むかは別として、地域の中で、子どもたちに運動を楽しんでもらえるようなことを行おうとしていますので、ちょうどこれらの取組みと合致するのではないかと思います。

田中参事監
勉強させていただきたいと思います。

莊司委員
できあがった段階より先の話をして恐縮ですが、乳幼児期の施策に取り組むに当たり、関係部署との連携はどのように考えていますか。
赤ちゃんマッサージの教室や赤ちゃん体操といったようなものは、多くが保健福祉の所管であり、スポーツとは所管が異なります。
3歳時等での定期的な予防接種や健診時に体操等に取り組むなどということで、確かによいことなのですが、それらを展開していくに当たり担当セクションとの連携はどのようになるのかが気になりますがいかがでしょうか。
こういったことに限らず、教育委員会をはじめ、いろいろな関係部局と連携を図る必要があります。
また、市町村でも教育委員会から市長部局が担当しているところもあります。
状況がどのような形で伝わっていくのかというところまで踏まえて、検討していくことが必要だと思います。
よい計画ができたけれど、施策を行うときに困るということではいけないと思いますが、いかがでしょうか。

浦邊スポーツ課長
計画につきましては、スポーツ局だけではなく、県民局、保健福祉局、教育委員会も含めて、全庁に意見を聴きながら検討していますので、こちらに記載していることは県全体で進めていくものということで位置付けています。
また、特に乳幼児期の健診時における取組み等では、市町村のご意見やご理解をいただかなければなりませんので、市町村との連携も図りながら進めていきたいと思っています。

事務局
(新たなスポーツ推進計画について説明 4/5)

小早川会長
ありがとうございました。
ただいま、34ページから42ページについての説明がございました。
このことについて、ご意見等ございますでしょうか。

田中委員
県の取組みでスポーツリーダーバンクというものがあったと思いますが、こちらについて記載はありますか。

事務局
県立体育センターでは、かながわスポーツリーダーバンクという指導者登録紹介制度があり、現在約500名以上の方々が登録されています。
かながわスポーツリーダーバンクという名称での記載はありませんが、人材育成というよりも登録紹介の性格を持つ制度として整理しています。

田中委員
私は非常によい取組みだと思っており、委員の皆様にもお伝えしたいのですが、インターネットでスポーツのジャンルや地域等を検索条件に入れていくと、地域ごとに指導員として検索できて、来ていただけるといった仕組みになっています。
本格的に指導する資格を持っている方が登録されていますので、確かな指導を受けられる仕組みです。
中には、世界大会での優勝者などの人材も登録されており、こちらをうまく活用すると、もっともっとスポーツが盛り上がると思います。
ただ、非常によい取組みである一方で県民に知られていないので、どこかに盛り込む余地があればぜひ、記載してもらえればよいかなという、意見です。

浦邊スポーツ課長
スポーツ関係の情報提供も大変重要になってくるということから、38ページのスポーツ活動の環境整備の関連する取組みの中で、スポーツの情報収集及び情報発信という記載があります。
こちらは主に県立体育センターが担うところですが、こういった箇所に位置付けて進めていくようにしたいと考えています。

小早川会長
登録している方は多くいらっしゃると思います。
現在はスポーツ選手もプロ化してきていて、スポンサーがついていたりするとなかなか自由に動けない等といった制約もありますが、臨機応変に活躍していただける場が相当数あるのではないかと思いますので、活用していただきたいと思います。

莊司委員
37ページの主な取組みのウにあります、地域コミュニティの中心となる総合型地域スポーツクラブの質的充実ですが、この施策が立ち上がった時の様子も承知していますが、現状はどうでしょうか。
各市町村に全て総合型地域スポーツクラブ(以下「総合型クラブ」という。)が設立されたのでしょうか。

浦邊スポーツ課長
33市町村のうち26市町村に設立されましたが、7市町にはまだできていないという状況です。

莊司委員
全市町村に設立されているかのような誤解を招きやすいかと思います。
また、できたところの検証はしていますか。
総合型クラブができたけれども、名前があるだけで活動をしていないといったところもあると聞いています。総合型クラブの指導者が転勤になってしまい、その総合型クラブは、名前があるけども、活動はしていないという報告が過去にありました。
そういったことも踏まえて、このような取組みを記載するのであれば、各市町村に最低一つは総合型クラブができるように働きかけ、実際に設立できればよいのですが、できていない状況では総合型クラブが地域コミュニティの中心になるというのはいかがかと思います。

田中参事監
県立体育センターでは、総合型クラブの巡回指導などを行っており、神奈川県体育協会でも、定期的に確認をしております。
中には、運営が難しい、経営が苦しいといったところもあると聞いていますので、てこ入れをしていかなくてはならないと思っています。

浦邊スポーツ課長
市町村単位で活動状況を確認していただいている中で、活動が休止されている場合、総合型クラブのリストからいったん外すという対応をしている市町村もありますので、具体的な活動の状況は把握していく必要があると考えています。
質的な充実というのは国の施策の中にも盛り込まれていますので、その視点は非常に重要であり、今後この計画の中では、しっかりと行っていく必要があると考えています。

莊司委員
我々の仲間にも携わった方がいますが、代替わりの時期になると、今まで取り組んできたことが変わってしまったり、やっていけなくなってしまったり等の問題点が出てきていますので、そういった問題が解消されるのかどうか心配しているところです。
総合型クラブで年間予算が最大のところはどこかというと、湘南ベルマーレです。
その一方で予算がゼロのところもあります。
それらを総合型クラブという一言でまとめてよいのかというような話もあります。
総合型クラブを地域コミュニティの中心にします、質的充実させます、とありますが、クラブの規模が同じであればわかりますが、全く規模が違うクラブがどういった形で、一緒に質の充実を図れるのか気になりました。

浦邊スポーツ課長
総合型クラブの認定制度について、どういった制度にするか含めて、国で検討していくという話が出ているようですので、そういった動向も踏まえていく必要があると思います。また、大小いろいろなクラブがあるというのは地域の事情によってあるとは思っています。

莊司委員
総合型クラブを作るときに、補助金とtotoから予算がもらえるということがあり、それが先走ってしまい、基礎ができていないのに作ってしまったようなところもあると聞いたことがありましたので、少し心配したところです。

小野副会長
37ページの主な取組みオ スポーツ医・科学の活用促進の2つ目の○に、スポーツ医・科学の活用促進がありますが、神奈川県体育協会もスポーツ医・科学には力を入れていますので、大学や健康スポーツ医部会もそうなのですが、神奈川県体育協会も入れていただけるとありがたいと思います。

小早川会長
障害者スポーツの施策について、何かご意見ございますか。
戸井田委員いかがでしょうか。

戸井田委員
以前携わった際は障害者のことは1、2行程度書いてあるだけで、もう少し障害者について理解してくださいと何度も発言をしてきました。
それが今回こうして新たな計画に生きて、これだけ障害者のことを書き入れていただいたことに本当に感謝しています。
これからも障害者を見捨てないように、いろいろなところで、よろしくお願いいたします。
障害者には精神障害者、発達障害者、身体障害者だけではなく、いろいろな障害者の方がいますので、障害者のことを理解し、その方にふさわしいスポーツができるような場面を作っていきたいと思っています。
私も地域で、フライングディスクを重度の知的障害者の子どもたちと一緒に行っています。いろいろな障害者団体や障害者に対して、地域の方がスポーツを行っていくということも少しでも進めていただければよいかという考えも持っていますので、ぜひよろしくお願いします。

小早川会長
それでは続いて、説明をお願いいたします。

事務局
(スポーツ推進のための条例及び新たなスポーツ推進計画について説明 5/5)

小早川会長
ただいま、43ページから54ページまでのところと、今後の予定についての説明がございました。
このことについてご意見ございましたらお願いいたします。

小野副会長
大変すばらしい推進計画を作っていただき、ありがとうございました。
冒頭のあいさつで、ともに生きる社会について話がありました。
条例案(案)にも、スポーツが県民の誰もがともに生きる社会に資するものである、としています。
ともに生きる社会については、国の第2次基本計画の中でも、スポーツを通じた共生社会の実現という記載があります。
そこで、計画最終案(案)全体を見ると、ともに生きる社会の実現について、少し打ち出し方やトーンが弱いのかなという気がします。できれば、1ページのスポーツの意義と効果といった箇所で打ち出していただき、ともに生きる社会の実現について、県民の皆様がご覧になる時に、この箇所に記載されているとよいと思うのですが、いかがでしょうか。

浦邊スポーツ課長
今お話のありましたところは、確かに施策の方向に位置付けていますが、条例の基本理念にも盛り込んでいますので、ご意見を参考に、スポーツの意義と効果の中、例えば(3)社会的・経済的な効果に盛り込むなど、冒頭に記載することも検討させていただきます。

莊司委員
サブタイトルを付けるという説明がありましたが、何か原案があるのでしょうか。

田中参事監
以前の計画では、アクティブかながわ・スポーツビジョンというというネーミングはありますが、それに代わるような、イメージが湧くような名称を付けられればと、現在案を考えているところです。

多胡委員
答申の中では、ともに生きる社会かながわ憲章は入ってくるのでしょうか。

浦邊スポーツ課長
答申の中には盛り込まれないとは考えていますが、計画最終案(案)の最後のページに、参考として掲載したいと考えています。

小早川会長
委員の方の中でもいい案があれば、どうぞお出しください。

小早川会長
協議はこれで最後になりますので、何かございましたら、ぜひお願いします。

柳下委員
本当に細かいところまでよくまとめていただいたと感じています。
ご苦労だったと思いますが、これから条例も含め、推進計画も作って終わりという訳ではないので、これをいかに県内に広め、県民がスポーツを楽しみながら取り組めるかどうかが、大きな課題であり、方向性でもあるので、皆様方の苦労が無駄にならないように、啓発をして、広めていくことが最も大事かなと思っています。

浦邊スポーツ課長
ご趣旨は答申案の中に盛り込ませていただきます。
今後答申案につきましては、皆様方に、本日の会議録をお知らせするときに、報告させていただければと思います。

小早川会長
ご協議大変ありがとうございました。
事務局の方には、委員のこのご意見を十分に参考にしていただき、計画の策定に向けて整理していただきたいと思います。
なお、答申案については、事務局から送付されましたら、ご確認いただき、ご意見を事務局で取りまとめていただいた上で、最終確認は私にご一任いただけますでしょうか。

一同
異議なし。

事務局
熱心にご協議いただきましてありがとうございました。
皆様からいただきましたご意見を踏まえ、諸課題についてさらに検討していきたいと考えています。
本日はお忙しいところ誠にありがとうございました。

以上

会議資料

資料1 「スポーツ推進のための条例の基本的考え方」及び「神奈川県スポーツ推進計画(仮称)素案」に関する県民意見反映手続の実施結果[Wordファイル/17KB]
資料2 神奈川県スポーツ推進条例案(案)[Wordファイル/28KB]
資料3 新たなスポーツ推進計画について[Wordファイル/19KB]
資料3-1 第2期スポーツ基本計画の策定について(中間報告)[PDFファイル/2.06MB]
資料3-2 神奈川県スポーツ推進計画(仮称)概要版[Wordファイル/86KB]
資料3-3 神奈川県スポーツ推進計画(仮称)最終案(案)[Wordファイル/4.66MB]

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本文ここまで
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