神奈川県スポーツ推進審議会の審議結果(第12回)

掲載日:2018年4月24日

審議結果

次の審議会等を下記のとおり開催した。

審議会等名称

第12回神奈川県スポーツ推進審議会

開催日時

平成28年11月14日月曜日15時00分から17時00分

開催場所

議会第2会議室

出席者【会長・副会長等】

小早川ゆり【会長】、小野力【副会長】、板橋一幸、大川敏彰、小野文生、工藤誠一、高谷清、佐藤浩幸、莊司徳行、多胡綾花、田中徳一郎、戸井田愛子、中村なおみ、柳下剛、渡辺雄幸

次回開催予定日

平成29年1月頃

所属名、担当者名

所属名、担当者名 スポーツ局スポーツ課鈴木、磯貝

掲載形式

  • 議事録

議事概要とした理由

審議経過

事務局
(傍聴人なし、会長選出まで事務局が会議進行)
それでは、ただいまから第12回神奈川県スポーツ推進審議会を開会いたします。
(会議成立を確認)
(互選により、会長は小早川ゆり委員が、副会長は小野 力委員が選出された)
(会議進行を会長に引き渡し)

小早川会長
それでは、お手元の次第に従いまして議事を進めさせていただきます。

事務局
報告事項(1)から(5)説明。

小早川会長
御質問、御意見等ありましたらお願いします。

高谷委員
岩手国体では、点数は前回より上がったけれど、残念ながら順位は下がったということですが、この結果について、どのように考えていますか。

浦邊スポーツ課長
今回、天皇杯が前回の6位から8位になったということで分析をしますと、主に団体競技が前年に比べると少し振るわなかったのかなという状況です。
天皇杯につきましては、前年に比べると106点ほど下回りましたが、皇后杯は、前年よりも少し上回っています。
国体については例年開催県が天皇杯、皇后杯を獲得するところですが、今回は天皇杯、皇后杯ともに東京都が獲得したことで、本来開催県が獲得する点が他県に流れた結果かなとも思っています。
そういったこともあり、点数が上がりましたが順位は下がったという状況にあるのかなと思っています。
今後については、水泳や陸上競技などは好成績を残していますので、団体競技をどのように強化していくのか、県体育協会、県高等学校体育連盟等とも御相談させていただきながら、進めていく必要があるかと思っています。

高谷委員
神奈川県は全体的に競技力そのものが低下してしまったわけではなく、むしろ上がっているというふうに県民の皆さんに御報告してよいのでしょうか。

浦邊スポーツ課長
各競技団体、県体育協会等の御協力により、計画的な強化に取り組んでいただいています。
特に個人種目の成績が上がってきたことについては、ジュニア期からの一貫した指導体制が長年の中で、築き上げてきた結果ではないかとも思っています。
ただし、団体競技となると、選手をどのように集めていくのかというようなこともありますので、ベストの布陣で臨めるように工夫を進めていく必要があると思っています。
各都道府県も、オリンピックに向けて、いろいろと強化を図っているところであり、今までと同じような形では、なかなかうまくいかないのではないかとも思っています。
これからもっと頑張っていかないと、みんな頑張っているぞ、という戒めというようにも受けとめています。

高谷委員
各県と一緒に頑張れば、日本全体が、東京のオリンピックではメダルラッシュになっていくと思いますので、神奈川県でも取り組んでいただきたいと思います。
リオオリンピックでは体操も頑張っていましたし、神奈川県出身のメダリストを多く輩出して、本当に我々は胸を躍らせました。
是非、大変でしょうけれども、県としてもバックアップして、県民の皆さんに喜びと希望と与えられるような取組みをお願いします。

柳下委員
資料4の「県民スポーツ週間の実施結果」についてですが、実施期間が10月1日から16日となっていますが、このうち、(1)の中央イベントにある県立武道館が集計中なのは何故でしょうか。
もう今日は11月14日です。なぜこの審議会に集計できないのでしょうか。

浦邊スポーツ課長
こちらの分は県立武道館での実施分だけではなく、中学校などに派遣している分も含まれており、事業が終わったところで、集計が可能です。
また、指定管理者を通じて行っている部分もありますので、早く集計をさせていただいて、きちんとお示しできればと思います。
また集計後は、議事録の報告の際に合わせて御報告させていただきたいと思っております。

事務局
補足です。
対象事業のうち、資料4のウ(エ)出張武道体験教室が、これから実施する予定のものがあり、集計中とさせていただいております。

柳下委員
そういうことであれば、その点を補足していただかないと、県立武道館がまだ集計できていないのかと見えてしまいますので、留意していただきたいと思います。

戸井田委員
全国障害者スポーツ大会について、今回選手団を多数派遣していただきありがとうございました。
来年度についても一人でも多くの選手を派遣していきたいと思っていますので、今後もよろしくお願いします。

小早川会長
それでは、協議事項に移ります。
事務局から説明をお願いします。

事務局
(スポーツ推進のための条例及び新たなスポーツ推進計画について説明 1/4)

小早川委員
資料の6及び、資料6-1について説明がありました。
このことについて御意見等ある方がいらっしゃいましたら、お願いします。

高谷委員
県民スポーツ週間が月間へということですが、10月は良い季節で、スポーツを楽しもうということで県が主導的にやれば、県民の皆さんが色々とスポーツを楽しもうということになると思います。
ただ一番肝心なのは、スポーツをしたくても、する場所がないということで、私も野球やソフトボールなどをしていますが、グラウンドが取れないことが問題となっています。
県立高校にも御協力いただいていますが、県の施設もそうですけれど、利用できるようなところを開放するなど、あまり色々な縛りをつけずに、どうぞお使いくださいというような雰囲気づくりをスポーツ局でも進めていただきたいと思います。
こういったことを県の責務の中に入れてもらえるとよいのではないかと感じます。
もっと行いたいのに、やめざるをえない、チームを解散せざるをえない、というような例がたくさんありますので、環境づくりということで具体的に、スポーツを行いやすい場所の提供をしていただければと思います。
障害者の方も含め、環境の整備についても入れていただければありがたいと思います。

浦邊スポーツ課長
条例には基本的施策の中で、「地域におけるスポーツの推進」として入れさせていただいています。
その中で、県民が地域において身近にスポーツに親しむことができるよう、地域スポーツクラブ及び地域におけるスポーツを担う人材の育成、スポーツの場の確保その他必要な施策を講ずるものとするという中に、場の確保も含めて、御意見の趣旨は、入れさせていただいております。
条例では、御意見の趣旨については場の確保という形で、表現させていただいているところです。

柳下委員
前回の審議会から引き続きますが、4 基本理念の(4)ですが、「心身の健康の保持増進並びに安全の確保が図られること」ではいけませんか。
未病の改善を盛り込まなくてはいけないという状況に置かれていて、色々な意見を踏まえて手直ししていただいていることは重々わかりますが、この未病の改善の一文をここに入れることの狙いはどういうことですか。

浦邊スポーツ課長
本県で今進めている施策として未病の改善がありますが、未病を健康と病気の間、両方に二極にするということでなく、健康と病気の間の概念ということで、スポーツが健康増進、未病の改善に資するというようなこともあり、「食」「運動」「社会参加」から未病改善する取組みを進めています。
その趣旨の中で、スポーツが未病の改善にも繋がるということを、神奈川県の特色として入れるべきではないかということで入れさせていただいています。
前回の審議会では、未病の改善はスポーツの定義の中に入っていました。
定義の中に入れるというのは、スポーツの定義自体がスポーツ基本法の趣旨を踏まえていることから、ふさわしくないのではないかと考えました。
また、その後の議会では、基本的施策に盛り込む案も出させていただいたのですが、基本的施策として入れてしまうと、未病の改善のための条例のようになるとの御指摘もいただきました。
スポーツそのものを推進していく中で、スポーツには様々な効用がある中で、今回は基本理念の中ではどうかということで、入れさせていただいたものが今回の案となっています。
御意見をいただければと存じますが、そういった視点の中で、基本理念として入れさせていただいたところです。

柳下委員
前回の審議会では、スポーツの定義に盛り込まれていたものを色々見直していただく中で、今回は基本理念の中に盛り込むということですが、これは各委員の皆様の御判断にもお任せするところもありますし、パブコメを行った結果その中に意見として出てきているということもありますが、あともう一点、この条例というのは、最後のその他の部分に、5年で見直しということで位置付けています。
そうすると、未病という言葉が入ってくると、この言葉は5年間は基本理念の中に残っていきます。
それが果たして、どうなのかという点が非常に気になっています。
当局の方も、色々な知恵を出していただく中で、こういう打ち出し方が良いだろうということで御提案をいただいている部分だと認識をしていますので、様々な御意見を踏まえて御検討いただければと思います。
またもう一点、(10)の県民スポーツ月間の設定というところでお伺いします。
条例の中で月間を設けるということは素晴らしいことですし、非常によいことだと思います。
しかし、神奈川県は政令市が3つある中で、また他の市町村を含めて、どのようにこれを広めていくのか。
この文章だけを読めば、確かに月間はよいと、県民挙げて総ぐるみでやりましょうということはわかりますが、実際に市町村の背景を考えた時に、県がそれだけのことを打ち出しても、一体どの様に広められるのか、どのように考えて月間を設けているのか、その辺の考えをお聞かせいただけますか。

浦邊スポーツ課長
これまでも、県民スポーツ週間を広めていく中で、県内の各市町村にも関連するイベントとして、この期間のスポーツイベントでの取組み等で、いろいろな御協力をいただいております。
資料4で今年度の県民スポーツ週間の実施結果を御報告させていただきましたが、その中の関連事業として、市町村との連携ですが、全市町村53事業で、今年度は集計中ですが、昨年度では約255,000人の方に御参加いただいたということになっています。
これも実は市町村の方から、もう少し幅を広く取ってもよいのではないか、様々なイベントに合わせてやらせていただきたいという御意見があり、私どもも、県民スポーツ週間を2週間だけということではなく、関連イベントとして、この期間を中心として入れさせてくださいという話をさせていただいています。
そうしたことで、市町村からも、もっと広く取ってもよいのではないかとの御意見が出てきているところですので、そういったことも踏まえた上で、スポーツの秋、体育の日もある10月を、県民スポーツ月間とさせていただいて、さらに広く、様々なイベントで、県内を挙げてやらせていただければ、という趣旨となっています。
条例の中で規定させていただくことを契機に、県内の市町村、学校や、また民間も含めてこのような運動を働きかけていければというように考えています。

柳下委員
私が言いたいことは、条例を作ったとしても広まらなければ意味がないということです。
今お話しがあったように、市町村からそういうことを望む声があるということであれば、例えば、この条例の中では書けないけれども、10月に行う市町村のイベントの告知をする際は、県民スポーツ月間をどこかに必ず入れてもらうなど、それくらいしっかりと市町村に働きかけて周知をしていくという種を撒かないと、条例で眠ったままの月間になってしまいますよということを言いたいのです。
ですから、その点は努力をしていただき、もし月間という形になっていくのであれば、そういうところまできちんと広報・啓発活動というところまで踏まえて、御検討いただきたいと思いますので、お願いをしておきます。

小早川委員
実際にどういう条例になっても、どれだけ周知させるかということが非常に大きな問題だと思います。
検討よろしくお願いします。

工藤委員
学校におけるスポーツの充実というところで、パブリック・コメントでも、指導する教員を今まで以上に忙しくすることは問題である、あるいは、学校活動と地域のスポーツクラブが別々に活動しているスポーツ競技がある、などの意見があります。
運動部活動等の充実を図るために教員等の資質向上をとなっていて、いつも教員というひとくくりの形にされていますが、実際には体育を専門とする教員は、学校の教員全体の中での比率としては低いのです。
体育以外の英語、数学、国語、理科、社会などの方がはるかに多いので、それらも含めて忙しくするのかといった話になってしまうので、これからの流れでは、やはり地域におけるスポーツ指導者をより活用していくということが迫られています。
若い教員たちの間では運動部活動というのは、ブラックではないかという話もあるのが現実です。
そういった中で、より一層、地域におけるスポーツの指導者の活用というところは、これまで以上などという言葉を入れていただきたいところです。
予算がつかないと地域のスポーツの指導者を呼ぶということはできないので、そのためにもよりこの部分は強調していただき、スポーツ局でも予算獲得がしやすいように、我々としては、応援したい。
もう少し強く入れていただき、地域スポーツの方達も学校現場で、専門の立場から指導できるような環境をこれから作っていくということを示していただきたいと思います。

小早川委員
以前にもスポーツの専門職など、資格を持った方たちがどの程度いて、どの程度活用されているのかというのを、お願いしてお聞きしたことがあったと思います。
神奈川県は広いので、様々なところに多くの方がいると思います。
何も活動していない方を現場に引っ張りだせるような良い知恵がないかなと思っています。
私の大学でも卒業生がどのような活動しているのか随時調査はしています。
動きたいけど動けない方もいますが、要請されれば、ぜひ出たいという方もいますので、資格を持っている方たちを見つけて、現場に戻せるような形ができれば良いかなということを考えています。

渡辺委員
高齢化社会で高齢者が増えている中で、先ほどねんりんピックの話もありましたが、この条例の中に、高齢者の視点というか高齢者としての立場から、何か一言入れてもらえると良いかなと思いますがいかがですか。

浦邊スポーツ課長
前回の審議会でも、高齢者が入っていないのではないかというような御指摘がありました。
高齢者の視点については、スポーツ基本法の方にも特出ししているところでありませんが、検討の中で、基本的施策の(1)かながわパラスポーツの普及とありますが、ここの中で、「障害のあるなしにかかわらず、県民それぞれの関心、目的、体力、年齢及び運動機能に応じて生涯にわたり楽しみながらスポーツを行う」というところに、生涯にわたって、スポーツを推進していくということを大きなところで出しておりまして、これは子どもから高齢者までという視点です。
(2)で、子ども、(3)で、学校というように出していますけれども、これは子どもが成長期におけるスポーツの影響が非常に大きいというところがありますので、国の視点と同じように打ち出しているところです。
また、障害者のスポーツを推進していくことは、生涯スポーツとはまた別の視点ということで入れさせていただいているところです。
高齢者スポーツについては、決して蔑ろにしているということではなく、高齢者スポーツを推進していくためには、その前の段階も含め、生涯にわたりというところをしっかりと行っていく必要があるのではないかということで整理させていただいているところです。
そういうこともあり、今回、基本理念を盛り込みまして、その一番目に、すべての県民が生涯にわたり、あらゆる機会とあらゆる場所において自主的かつ自律的にその適性、運動機能、健康状態に応じてスポーツを行い、観戦し、支えることができるようにすることということなどを入れさせていただき、具体的には、これから御説明させていただく推進計画の中で、高齢期を含めそれぞれのライフステージに応じて施策を展開していくというような形で入れさせていただければと考えているところです。

荘司委員
子ども、障害者など区切った形で示されていますが、子どもについて考えると、親子でやるという考え方をしてほしいと思いました。
スポーツ・レクリエーションに関わることですが、子どもにレクリエーションをやらせるというのではなく、親子で一緒に遊べるようなプログラムでやりますと、非常に楽しんでやっていただけるということを実際に見ております。
子どもの時から親子で参加し、一日やったら楽しかった、またやってみたいという経験をして、それが高じて親しんでもらうことにつながると思います。
親子でやりながらレクリエーションを楽しんでいただこうというように、条例として分けて書くことはわかりますが、つながりを考えていただきたいと思います。
先程話題に出た高齢者というのも然りかと思います。
以前、家庭婦人の体力が落ちているので、家庭婦人の体力向上について、何をやりましょうかというようなことになりましたが、若い人も取り込んだ形で進めていかないと、なかなかうまくいかないということがありました。
家庭婦人の間にバレーボールが非常に隆盛を極めた時期がありまして、これは家庭の理解がなければできないわけですが、その時に付いてきた子どもが、誰も何も言わないのに自身もバレーボールをはじめ、神奈川県の大会に出たというようなこともあり、親の背中を見て育つのだなと感じたことがあります。
そういったことを踏まえて、地域ということだけではなく、親子で楽しんでいただく形をずっと広げていくようなことも入るとよいと感じましたので一つお願いしたいと思います。
また、イベントですが、自身の経験ですが、まず、なじんでいただこうということで何の縛りもなく、数百人に遊んでもらって、指導者をつけて楽しんでいただこうということを行ったことがありました。
こっちもやりたいあっちもやりたいと全部やってどれが一番自分に合っているのかなという経験をして、次に行った時にはこれをやろうなどと言って帰る人もいました。
こういった場作りも必要だなと思っています。
これらは施策を展開する際のことだとは思いますが、そういうきっかけづくりができるような何か文言が入ったらよいなということで、取り上げさせていただいたところです。

浦邊スポーツ課長
親子で、という視点は大変重要です。
ここにはまず、生涯にわたってスポーツに親しむ、楽しむということが根底にあります。
そのためには対象を輪切りにするということではなくて、親子ですとか、地域ですとか様々な取組みが必要だと思っています。
基本理念の中に、例えば(2)では、「子どもにとって」という中で、学校、スポーツ団体、家庭及び地域における活動の相互の連携という中では、親子の取組みですとか、家庭での兄弟での取組みですとか、いろいろな取組みも入ってくると考えています。
特に幼児期の6歳までは神経系の発達に運動やスポーツが非常に重要な役割を果たしていくという面がありますので、時期に応じて親子の取組みや学校での取組みなどを使い分けて、これらの具体は、計画の方に書き込んでいくことになるかと思いますが、その視点についてはしっかりと条例の中に盛り込んでいきたいと考えております。

小野文生委員
前回、説明があったかもしれません。
推進計画の(2)に、それぞれ定めるものとするというものが記載されていますが、推進計画に盛り込まれるものが、基本的施策というようにとらえるのか、推進計画の中に基本的施策がそれぞれ、項目として出されるのか、そういった推進計画と基本的施策の関連性について御説明いただければというのが一つ質問です。
それから、基本的施策について、私は高体連の関係で出席しておりますので、あえて特化して恐縮ですが、学校におけるスポーツの充実のところ、教科体育と言うのでしょうか、普段の小学校、中学校、高校の体育の授業における体力づくり、また、その意識づけというのは、大きな意味があるのではないかと思いますので、条例上でもぜひ位置付けていただき、もちろん文部科学省も、学習指導要領の中で謳っていますが、神奈川県としても、スポーツテストなり、何かに位置付けて事業の中でも取り組むという意味では規定していただいた方がよいのかと思います。
また、全体的にスポーツ団体の強化といいますか、個人の活動で、体育スポーツが振興しているのではなくて、やはりそういった推進団体があってこそ、そういった事業なり施策が推進されるはずだと思っています。
団体の強化というのを、基本的な施策の中に入れ込んでおいていただいて、是非、県の施策として、具体的に取り組んでいただく方向でお願いしたいと思います。

浦邊スポーツ課長
まず1点目の推進計画に盛り込む内容と基本的施策との関係ですが、推進計画については計画の視点における長期的な目標とともに、計画的に行うものとして、条例で、基本的施策、(1)から(12)までありますが、これらを具体的に施策として実施していくものを、推進計画の中に盛り込んでいきたいと考えています。
これから御説明させていただく推進計画については、条例の基本的施策の具体的なものがすべて盛り込まれているというような関係になると認識しています。
また、2点目の御質問ですが、競技団体等のスポーツ団体の育成ということも大変重要な視点です。
この点は基本的施策の(5)競技力の向上の中で、スポーツ団体の計画的な育成というところで入れさせていただいていますが、確かに競技団体だけではなくて、レクリエーション団体などもありますので、御指摘を踏まえながら、検討させていただきたいと思います。

小早川会長
それでは引き続き説明をお願いします。

事務局
(スポーツ推進のための条例及び新たなスポーツ推進計画について説明 2/4)

佐藤委員
国のスポーツ基本計画では、経済・地域の活性化が打ち出されています。
スポーツを通じた社会変革の実現という目を引く箇所に位置付けられ、スポーツの成長産業化やスポーツを通じた地域活性化なども盛り込まれており、国の意気込みが伝わってくる一方で、県の計画にはそのような視点が見当たらないのですが、この点についての考え方を教えてください。

浦邊スポーツ課長
国では、いわゆる経済の活性化と地域の活性化、両方の視点があります。
地域の活性化につきましては、修正素案では視点2、スポーツ活動を拡げる環境づくりの推進の中で、スポーツを通じて地域を盛り上げる取組みですとか、地域コミュニティの中心となる総合型地域スポーツクラブの育成など入れさせていただいています。
ただ、まだ国からは具体的にどのような施策を行っていくのか明確になっていませんので、明確になった上で具体的に盛り込んでいきたいと考えています。
現在のところは、地域のスポーツを推進していく中で、それぞれの地域内のコミュニティの形成ですとか、コミュニケーションの活発化、また地域におけるスポーツ自体の推進を通じた健康長寿社会への貢献というような視点で考えているところです。
また経済の活性化につきましては、国の方の視点やこれまでの議論の中では、スポーツ産業を振興することによって、より経済を活性化していく、そしてそこで生まれた財についてはさらにスポーツ振興のために循環していく、というような視点があります。
地方公共団体がそれに対してどのように絡んでいくことができるかという点においては、まだ国単位の話のように見えますので、まだこの計画の中では、経済の活性化に関するところについて特に成長産業化というところでは、計画の中にまで落とし込まれていないという状況になっています。
国が具体的に地域においても、何か取組みをしていくということが出てきましたら、そこについては盛り込んでいきたいと思っていますが、今のところまた補足が具体に示されないという状況です。

事務局
(スポーツ推進のための条例及び新たなスポーツ推進計画について説明 3/4)

小野文生委員
国の基本計画を斟酌して作っていただき、大変ご苦労されているというふうに理解しました。
感想ですが、先程質問させていただいた条例と、この計画の中の施策の違いについては、書きぶりが変わっていくことで、少しわかりにくくなってしまうかなと思います。
その点については、条例の基本的施策と計画の施策の違いを皆さんにわかっていただくようにしていただかないといけないのかな、少々わかりづらい部分があるかなと感じました。

浦邊スポーツ課長
条例では、施策に基本的な方向性を示している一方で、計画では、具体的な事業や、予算に繋がるもののイメージで書いているようなところで、少々間接的になるというようなことでわかりづらいのかなという印象があるという御意見かと思います。
条例の基本的施策をすべて計画に反映させていくとかなり広範囲になりますので、どのように対応しているのかと県民の皆様にもわかりやすく説明できるようにしていくことは必要かと思いますので、その点については工夫させていただきたいと思います。

柳下委員
計画もいろいろ苦労して手直ししていただいていますが、前回の審議会でもお話ししましたが、高齢者や障害者ももちろん重要ですけれども、やはりスポーツを広めていく基本というのは、子どもの頃からいかにやるかということだと思いますが、スポーツ局ができたことによって、今まで教育局が所管してきたものがスポーツ局に移っており、その点では、教育局との関係というのは、本県では非常に大切な意味合いを持つと思います。
パブコメにもありましたが、体力テストではいつも神奈川県は下位だということが出ていますけど、その点については事実ですか。

袴田保健体育課長
体力テストについては、県の平均値という形で、新聞に掲載されますので、それらを並べられると下位の方にいるという形になってしまいますが、個々については、体力合計点によりAからEランクの5段階で、子どもたちの体力を評価しています。
全部で8種目あり、その8種目の中で何点とれるか、という形で行っていますので、少しでも合計点が上がるように施策展開をしているところです。
確かに全国的に見ますと下位にあるというところですが、全員が低いという訳ではありません。

柳下委員
素晴らしい成績を収めてほしいとか特段優れた県になってくださいというつもりはありませんが、ただやはり条例や計画を作るのであれば、より浸透できる裾野をきちんと作るために、先ほど申し上げたとおりスポーツ局と教育局の連携でしっかりした基盤を作っていただいた上で、自然と体力測定の数値が上がる、インターハイの成績が上がる、といったように目に見える形になってくることでスポーツに親しんでいく間口が広がっていくのかなと感じるところもありますので、ぜひ、局間の連携はお願いをしておきます。

田中参事監
その点については、前回も御意見をいただきまして、十分連携していきたいと思っていますが、特に考えられるのが、学校に入ってからというより、学校に入る前からきちんと取り組まなくてはならないという視点です。
学校に入る前の段階については、教育委員会では担えなかった部分であり、逆にそこはスポーツ局がフォローしていく必要があります。
そこから学校にうまくつなげていけるような施策をこれから考えて取り組んでいきたいと考えています。例えば、3歳児健診といったところから動機づけをしていくことなどを考えているところです。

中村なおみ委員
前回も質問させていただきましたが、スポーツの定義について、トップアスリート等の高い技能だけがスポーツとして価値があるとはしていないのだ、ということきちんと表明して、一般の方々にも伝わるようにと話しました。
スポーツは良いものだと信じている人は多いと思いますが、一方では、そこに距離を感じて入っていけない人たちをどう掬いとっていくか。
体力が低下しているというのも、二極化しているからなっているだけであり、スポーツが楽しい、もっとやりたいというサイクルを作るためにも、ここでの話が意味あるものとして伝わっていけばよいなと思っています。
この計画の修正素案でのスポーツの説明に例として出されている、運動競技、レクリエーション、ウォーキングはこのように出してわかりやすいなと思って読んでいましたが、そのあと、陸上競技やサッカーと、突然サッカーという、学習指導要領の領域で言えば、球技という括りのものが出てきます。そしてまた、武道だけ柔道や剣道となっているのは、違和感がありますので、吟味していただければと思います。
さらに、体操等の軽い運動となっており、体操が軽く見えますが、実はラジオ体操も真剣にやると汗びっしょりになります。
学習指導要領をベースにするならば、体操とダンスも入れていただけるとよいなと思います。
そういったことで、多くの人にこれを伝えていこうというのが伝わればよいなと思います。

浦邊スポーツ課長
今の御意見も踏まえて、どなたでもわかりやすいような、これもスポーツなんだとわかるように、国からもスポーツをすること自体に価値があるということを明確に示すということで出ており、誰もがスポーツの価値を享受できるような、そういうスポーツの定義にさせていただきたいと思います。工夫させていただきます。

小早川会長
それでは、続いて説明をお願いします。

事務局
(スポーツ推進のための条例及び新たなスポーツ推進計画について説明 4/4)

小早川会長
今後の予定について御説明がございました。
計画全体に関しまして補足することなどございましたらお願いします。
(意見無し)
御協議大変ありがとうございました。
会議をこれで終了とします。

事務局
熱心に御協議いただきましてありがとうございました。
皆様からいただきました御意見を踏まえ、課題等についてさらに検討してまいりたいと思います。
本日はお忙しいところ、誠にありがとうございました。
以上

会議資料

資料1 第16回全国障害者スポーツ大会「2016希望郷いわて大会」への本県選手団の派遣について[PDFファイル/158KB]
資料2 第71回国民体育大会における神奈川県の成績について[PDFファイル/223KB]
資料3 平成30(2018)年 第73回国民体育大会冬季大会アイスホッケー競技会神奈川県開催について[Wordファイル/19KB]
資料4 平成28年度「県民スポーツ週間」の実施結果について[Wordファイル/181KB]
資料5 第29回「全国健康福祉祭ながさき大会(ねんりんピック長崎2016)」への本県選手団の派遣について[Wordファイル/39KB]
資料6 スポーツ推進のための条例及び新たなスポーツ推進計画について[Wordファイル/35KB]
資料6-1 神奈川県スポーツ推進条例(仮称)素案(案)[Wordファイル/28KB]
資料6-2 第2期スポーツ基本計画の骨子(案)[PDFファイル/382KB]
資料6-3 スポーツ推進計画(仮称)素案及び修正素案(案)と第2期スポーツ基本計画(骨子案)の構成比較[PDFファイル/322KB]
資料6-4 神奈川県スポーツ推進計画(仮称)修正素案(案)[PDFファイル/7.38MB]
資料7 ラグビーワールドカップ2019(TM)及び東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会推進かながわアクションプログラム[PDFファイル/3.4MB]

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本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
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  • ラグビーワールドカップ2019
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
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