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更新日:2024年5月22日
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東京2020オリンピック競技大会に向けて、江の島で練習しているセーリング競技のオーストラリアチーム(選手とマネージャー計5名)が令和元年7月22日、江の島ヨットハーバー沖にて県内で活動している高校生・大学生セーラー12名と交流しました。
オーストラリアの470級は、リオ大会で男子チームが銀メダルを獲得しており、470級の強豪国として知られています。
江の島ヨットハーバーで顔合わせをした後、生徒たちは420級、470級、29er級という2人乗りの船に乗り込んで、出艇しました。
オーストラリアチームの選手たちは、海上に設置されたマークを周って練習する生徒たちの様子を、運営ボートから指導していましたが、途中から各艇に全員が乗り込むことになり、生徒たちは緊張した面持ちで選手と一緒に船を走らせていました。選手たちは、そんな生徒たちを気遣いながら、優しく丁寧にセーリングの技術を教えていました。
約1時間の練習後、ハーバーに戻った選手と生徒たちは、「今日のような微風の中で走らせる時のポイントは?」「船のチューニングはどのくらい気にしている?」「スピンポールの位置は何を目安にしていますか?」などと、少しでもセーリングの知識を吸収しようと、活発な質問をしていました。
これに対し、「微風の中で走らせるには色々な要素が必要だよ」「チューニングは決まった数値で乗っているよ」「手前がフリップするくらいまで常にスピンセールを引き込んだらいいよ」などと、選手たちは1つ1つ丁寧に、時には図示して、生徒たちにわかりやすく説明していました。
質問タイムは終了時間ぎりぎりまで続き、最後は全員で記念撮影をしてイベントは終了しました。
今回はセーリング競技を通じた深い交流となりました。イベント終了後も、セーリングに関する質問は尽きず、選手たちは生徒たちに囲まれていました。選手と一緒に乗った生徒は、「とても緊張したけど、すごくいい経験になった!」と話していました。
(今回の交流イベントは、藤沢市及び特定非営利活動法人湘南港マリンセンターとの共催で行いました。)
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