平成27年度 青少年の健全育成を進める県民大会開催結果

掲載日:2018年4月26日
少子化・核家族化の進展や、地域の人間関係の希薄化などにより、地域交流・世代間交流が減少し、子どもの頃から多様な体験に触れる機会が少なくなっている中で、青少年の自己肯定感の低下が指摘されている。
 そのため、文化芸術やスポーツをはじめとした様々な体験活動を通じ、青少年の自己肯定感を高めるうえでの課題について考える。

1 日 時: 平成27年7月11日(土曜日)13時から16時05分

2 場 所: 神奈川県立青少年センター(横浜市西区紅葉ケ丘9−1)

3 主 催: かながわ青少年社会環境健全化推進会議、神奈川県青少年総合
対策本部(神奈川県、神奈川県教育委員会、神奈川県警察本部)、
横浜市

4 テーマ: 青少年の健やかな成長を支える地域社会づくり (必要とされることの意味)

5 参加者: 582人

6 プログラム
 司会: 横浜市立南高等学校 在校生2名

オープニング 

 神奈川県立金沢総合高等学校 ダンス部 59名

オープニング

開会の言葉

 かながわ青少年社会環境健全化推進会議会長 石井 一也

あいさつ

 神奈川県副知事 吉川 伸治
「この大会が、明日を担う青少年の健やかな成長と自立に向けて、我々に何
ができるのかを考える機会になることを期待するとともに、皆さんのお力添
えをいただきながら、青少年の健やかな成長と自立ができる地域環境づくり
に努めたい。」

 横浜市副市長 柏崎 誠
「青少年が、将来に夢や希望を持って健やかに成長できるよう子ども・若者
を社会全体で育むまちづくりを地域やNPOなど、皆さんのご協力をいただき
ながら進めていきたい。」

基調講演

 講師 興梠 寛(こうろき ひろし)氏(昭和女子大学特任教授)
《テーマ:必要とされることの意味 (自分探しの旅とボランタリーライフ)》 

講師

【基調講演の概要】
ボランタリー社会の可能性と教育プログラムの開発について研究されている興梠氏を講師に迎え、「必要とされることの意味」をテーマに、ボランタリーライフをとおして、自己肯定感を育む環境づくりについて講演が行われた。

(基調講演のポイント)

 青少年は、必要とされて初めて、大人になれる。

 青少年が、ボランティア活動をとおして社会に貢献することで、学ぶことの
意味と喜びを実感し、生きる力が育まれ、自分で判断ができる大人になれる。

 青少年が、自己肯定感を養えるような居場所やチャンスを、私たち大人が作り
出していくことが大切である。

パネルディスカッション

《テーマ:自分らしい社会参加とは

 コーディネーター
佐藤 晴雄 氏(日本大学教授)

 パネリスト
 興梠 寛 氏 (昭和女子大学特任教授)
 穂積 啓之 氏 (神奈川県立釜利谷高等学校総括教諭)

 青少年パネリスト
 日本大学高等学校 在校生2名

【パネルディスカッションの概要】
パネルディスカッションは、佐藤氏(日本大学教授)がコーディネーターを務め、「自分らしい社会参加とは」をテーマにして、「大人に求められていることは何か(居場所のない青少年にできることは何か)」について問題が提起され、議論が行われた。

パネルディスカッション

(パネリストの発言)

 神奈川県立釜利谷高等学校総括教諭 穂積 啓之 氏
SSE(ソーシャル・スキル・エデュケーション)や釜利谷サポートチーム(校内
ボランティアチーム)の取り組みにより、生徒自身に自己有用感や自尊感情が育ま
れ、良好な人間関係を築けるようになってきている。

 青少年パネリスト
意味ある他者になれた体験がある。ギャップイヤー(すき間の1年)の導入など、
青少年が社会参加できるような地域社会であれば、青少年が、自らの意思で自分ら
しい社会参加ができるようになるのではないか。

 昭和女子大学特任教授 興梠 寛 氏
青少年が生きる力を育むには、青少年同士でボランティアを計画し、社会参加して
いくことが大切で、私たち大人は、社会参加しようとする青少年を、もっと応援し
ていけるような地域社会にしていかなければならない。

(まとめ)

 コーディネーター 佐藤 晴雄 氏
青少年が自分らしい社会参加をするために必要な4つの支援として、
1 情緒的支援 ( 話を聴いてあげる 、 共感してあげる 、 挨拶する )
2 物理的支援 ( 物や場所を提供してあげる )
3 情報 ( 社会参加の情報を提供してあげる )
4 評価的支援 ( 良い事は誉めてあげる 、 悪い事は指摘してあげる )
を挙げられ、「私たち大人が、青少年に手を差し伸べることで、青少年は自分らし
い社会参加ができるようになるでしょう。」と結ばれて、パネルディスカッション
は終了した。

閉会の言葉

 かながわ青少年社会環境健全化推進会議会長 石井 一也

今日の講演やパネルディスカッションを聴いて、青少年の健全育成に向けて、
一人ひとり何ができるのか、それを考える良い機会になり、今後の活動のヒント
になれば幸いです。

本文ここまで
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