平成26年度 青少年の健全育成を進める県民大会開催結果

掲載日:2018年4月26日
未成年者の喫煙・飲酒、深夜はいかいなどによる補導の状況は減少傾向にあるものの依然として高止まりの状態であることから、これらの青少年の不良行為を防止するために、家庭・学校のみならず、地域全体で青少年を支える居場所づくりを考える場として開催する。
1 日 時: 平成26年7月12日土曜日 13時から16時
2 場 所:  海老名市文化会館大ホール(海老名市上郷476-2)
3 主 催: かながわ青少年社会環境健全化推進会議、神奈川県青少年総合
   対策本部(神奈川県、神奈川県教育委員会、神奈川県警察本部)、
                   海老名市
4 テーマ: 青少年の健やかな成長を支える地域社会づくり「心の居場所の大切さ」
5 参加者: 600人
6 プログラム
司会:柏木学園高等学校 在校生2名

オープニング 

 神奈川県立中央農業高等学校 和太鼓部

オープン

あいさつ

 神奈川県副知事 吉川 伸治
「この大会が、子どもたちが健やかに、心豊かに育むために、我々は何が
できるのかを考える機会になることを期待するとともに、皆さんのお力添え
をいただきながらそれを実現できる社会にするよう努めたい。」

 海老名市長 内野 優
「行政、警察、地域と皆さんが一緒になって安心できる街づくりを進めている
中、この大会が地域で進めている青少年の健全育成の取り組みに資するこ
とを期待している。」

基調講演

 講師 春日 美奈子(鎌倉女子大学教授・少年犯罪研究家)
《テーマ:心の居場所の大切さ ~大人たちは子どもに何ができるのか~》

講演

【基調講演の概要】
ドキュメンタリー番組の制作に携わったことが契機となり、少年非行に関する研究者の道に進まれた鎌倉女子大学教授の 春日 美奈子 氏を講師に迎え、問題行動を起こす子どもたちの居場所をつくる大人が何をすべきかについて講演が行われた。

(基調講演のポイント)

子どもの問題行動は病める社会の反射鏡で、大人の醜い部分が純粋な子ども
の世界に映し鏡となって現れてくる。

「心の居場所」がない問題行動を起こす子どもたちのために、子どもたちが何で
も話せる場所と人をつくるべき私たち大人が「心の居場所」がなく漂流している状
況ですが、子どもたちがどのように育つかは、私たち大人にかかっていることに
留意してほしい。

子どもたちが発するSOSに気が付き、話を聴くためには、子どもたちに向き合
う私たち大人自身が自らの心と体が健康に留意してほしい。また、子どもの教科
書になるように、自分なりの夢と希望を持って生きている姿を子どもたちに見せ
てあげてもらいたい。

パネルディスカッション

《テーマ:みんなで考える、青少年の居場所づくり》

 コーディネーター
矢島 正見 氏(中央大学教授)

 パネリスト
春日 美奈子 氏 (鎌倉女子大学教授)
加留部 光彦 氏 (神奈川県立有馬高等学校総括教諭)

 青少年パネリスト
神奈川県立海老名高等学校 在校生2名

【パネルディスカッションの概要】
パネルディスカッションは、矢島氏(中央大学教授)がコーディネーターを務め、「みんなで考える、青少年の居場所づくり」について議論が行われた。

講演

(パネリストの発言)

  神奈川県立有馬高等学校総括教諭 加留部 光彦 氏
    今時の生徒は自己主張が弱く集団の中でばらばらのことをしているなど、やん
ちゃな生徒が多かった一昔前に比べると、生徒同士のかかわり方が変わって
    きた。情報化社会の進展の影響は少なくない。

  青少年パネリスト 
私たちは、家庭や学校(の友達関係)が自分のままでいられる居場所になって
    いるが、問題行動を起こす友達の場合は、誰にも構ってもらえないことが多く、
    ネットに依存しやすい状況になっている。

  鎌倉女子大学教授 春日 美奈子 氏
家庭の養育機能の低下、コミュニティ機能の崩壊、情報化社会の進展などに
    より社会のひずみが一番弱いところに現れている。どこにも居場所がない、存
    在そのものが認知されにくい子どもをいかにすくいあげるか考えなければなら
    ない。

(まとめ)

  コーディネーター 矢島 正見 氏
    居場所がないのは子ども以上に親なのに、問題が起きなければこのままで良い
    と勘違いしている親が多い。そのような人間関係という社会資本がない親たちに
    対して、どのように地域、学校がアクションをとれるかが一番大切になるとまとめ
   られ、パネルディスカッションは終了した。

閉会の言葉

 かながわ青少年社会環境健全化推進会議会長 石井 一也

今日の講演やパネルディスカッションを聴いて、青少年の健全育成に向けて、ひとり一人何ができるのか、それを考える良い機会になり、今後の活動のヒントになれば幸いです。

本文ここまで
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