平成19年度 青少年の健全育成を進める県民大会開催結果

掲載日:2019年1月11日
 

青少年を取り巻く現状や課題について家庭、学校、地域それぞれの場において県民各層が共に考え、その解決に向けて共に取り組み、青少年の健全育成と非行防止を大きな県民運動として展開していくために、「青少年の健全育成を進める県民大会」を実施しました。

1 日 時
平成19年7月14日(土曜日)13時00分~16時00分
2 場 所
小田原市生涯学習センターけやき ホール 小田原市荻窪300番地
3 主 催
かながわ青少年社会環境健全化推進会議
神奈川県青少年総合対策本部(神奈川県、神奈川県教育委員会、神奈川県警察本部)
小田原市、小田原市教育委員会、小田原市青少年健全育成対策本部
4 プログラム
13時00分 オープニング演奏 相洋高等学校和太鼓部
13時30分 開会・あいさつ
13時45分 パネルディスカッション
15時55分 大会アピール採択
16時00分 閉会
(司会は県立足柄高等学校の生徒2名が担当しました)
5 参加者
650人
 
中学生・高校生、教員、青少年関係者(青少年指導員、少年補導員、PTA等)、町内会・自治会役員、県及び市町村職員
県民大会写真(あいさつ)
 
6 パネルディスカッションの内容
(パネリスト・五十音順)
 
佐藤 淳(法務省矯正局小田原少年院首席専門官)、西島摩瑳顕(小田原市緑区青少年育成協議会会長)、林 孝之(平塚市教育委員会指導主事)
(コーディネーター)
 
深谷野亜(松蔭大学講師)
(コメンテーター)
 
小田原市立城山中学校から2名、県立小田原城北工業高等学校から2名の生徒が参加

議論の概要

まず、コーディネーターの深谷先生から文部科学省の調査結果等を紹介しながら、「青少年になんとなく犯罪に対する罪の意識が弱化してきている。意欲の乏しい子も増えている」「大人の作った枠組では生き苦しい子どもたちがでて来ている。大人の目の届かない自由な場で色々な経験をしながら成長していくことをどう保障して行くかが課題」「モンスターぺアレントが話題となり、大人、親というものを社会が育てて行かなくてはならない時代ではないか」との問題提起がありました。

これを受けて、佐藤さんは、「少年院に入って来た少年には、教えられるべき時期に教えられるべきことをキチンと教えられていなかったということを感じる」「大人が今やらなければならないことは、きちんと模範を示して見せ、少年と同じ目線に立ってしっかり受け止めることが大切」と述べられました。

また、西島さんは地域の取り組みを通して「自分だけでなく学校と家庭と地域が連携することで環境整備も進む」と思いを語り、林さんは「問題行動を起こした中学生に少年補導員、生徒指導の先生、民生委員、商店主の方、PTA役員等がみんなで関ってサポートし、社会に巣立たせることができた」事例等を報告されました。

コメンテーターの中学生、高校生からは「面と向かって悪いことは悪いと言える大人が増えていってほしい」「支えあってくれる人たちや相談できる人がいれば辛くないと思う」などの意見が出されました。

このあと、会場との意見交換、各パネリストからの意見をうけて、コーディネーターの深谷先生が「キーワードは連携。子どもの健全育成に意識の高い方々とそうではない方々との連携をいかに進めていくかが課題であり、ぜひとも皆様に努力をしていただきたい」とまとめられ、パネルディスカッションが終了しました。

県民大会写真(パネルディスカッション)県民大会写真(オープニング)


平成19年度青少年の健全育成を進める県民大会アピール

今日、私たちの社会は、国際化や高度情報化に加え、少子化や核家族化が急速に進行するなど、大きな変化のなかにあります。

こうしたなかで、人間関係が希薄化し青少年を育む地域社会の力の低下や家庭の孤立化が広がり、社会環境の悪化が指摘される一方、青少年が被害者や加害者となる事件の多発やいわゆる「ひきこもり」など社会的自立に向けて困難を抱える青少年の増加など、青少年をめぐる様々な課題が大きな社会問題となっております。

未来をつくる青少年は、無限の可能性を秘め、いつの時代にあっても次代の担い手として期待されるかけがえのない社会の宝です。

いま、人間関係の希薄化、孤立化が進む中でコミュニケーション力や表現力など青少年が社会を生き抜く力を身につけて豊かに育つ地域をつくる大人の役割があらためて問われています。

私たち大人は、家庭や地域で青少年をしっかり受け止め、家庭や地域が一体となって青少年を育んでいく必要があります。「青少年は地域で育てる」ことの大切さを再認識し、県民、企業、団体、学校、行政が連携協力して次代を担う青少年の育成に取り組んでいくために、次のとおり行動していきます。

1 青少年が社会を生き抜く力を身につけて豊かに育つ地域づくりを進めるため、青少年と大人の交流を深めながら、人と人との結びつきに根ざした地域ぐるみの取組みを進めます。

1 青少年の健全育成を阻害する社会環境の健全化のために、一人ひとりの大人が自らの課題として積極的に発言、行動し、よりよい環境づくりに取り組みます。

1 次代を担う青少年が夢と希望をもって、豊かに育っていくよう、家庭、学校、地域社会、業界、行政及び青少年健全育成関係団体は連携して、それぞれの立場で青少年の健全育成に取り組みます。

 

平成19年7月14日
青少年の健全育成を進める県民大会

 

本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
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