平成28年度 青少年の健全育成を進める県民大会開催結果

掲載日:2018年4月26日
急激に進展する情報化社会において、インターネットの普及、情報ツールのパーソナル化等に伴い、青少年の有害情報へのアクセス、有害サイトを介した犯罪被害、人間関係のトラブル等の弊害が生じているため、こうした問題に対する取組を進めるうえでの課題について考える場として開催した。

1 日 時: 平成28年7月9日(土曜日)13時から16時

2 場 所: 横須賀市文化会館(横須賀市深田台50)

3 主 催: かながわ青少年社会環境健全化推進会議
神奈川県子ども・青少年みらい本部
横須賀市

4 テーマ: 社会全体で青少年をはぐくむ環境づくり(情報化社会を生きる青少年のために)

5 参加者: 645人

6 プログラム
 司会: 県立逗子高等学校 在校生2名

オープニング 

 横須賀学院中学高等学校 ハンドベル・クワイア

横須賀学院中学高等学校ハンドベルクワイア

開会の言葉

 かながわ青少年社会環境健全化推進会議会長 石井 一也

あいさつ

 神奈川県副知事 中島 正信
 横須賀市副市長 沼田 芳明

基調講演

 講師 藤川 大祐 氏(千葉大学教育学部教授)
《テーマ:情報化社会を生きる青少年のために(青少年のインターネット利用状況と課題)》 

基調講演

【基調講演の概要】

教育方法学や授業実践開発を専門に研究されている藤川氏を講師に迎え、「情報化社会を生きる青少年のために」をテーマに青少年のインターネット利用と課題という視点から講演が行われた。

基調講演資料 [PDFファイル/7.83MB]

(基調講演のポイント)

 スマートフォンの急速な普及により、3つの大きな問題「長時間利用」「ネットいじめの増加」「ネットに関係する犯罪被害の増加」が顕在化している。

 本来、インターネットは子どもたちがたくさんのことを学び、自分たちのやりたいことをやるために有意義に使われるべきもので、うまくバランスを取りながら、問題を押さえつつ有効な利用を学んでいかないといけないが、あまりにも急速にスマートフォンが普及したために、対策が追いついていないのが現状だと思われる。

 インターネット環境整備の組織づくりには、様々な関係者・団体が連絡・協力できる体制を作ることが重要で、社会の変化が激しい中で常に動きながら対応を進められる体制づくりをしていただけるとありがたい。

パネルディスカッション

《テーマ:インターネットと上手に付き合おう》

 コーディネーター
藤川 大祐 氏(千葉大学教育学部教授)

 パネリスト
 浅子 秀樹 氏 (LINE(株)公共政策室CSRチームマネージャー)
藤井 光葉 氏 (県立逗子高等学校総括教諭) 

 青少年パネリスト
横須賀市立横須賀総合高等学校 在校生1名
横須賀市立大津中学校 在校生1名

【パネルディスカッションの概要】

パネルディスカッションは、基調講演に引き続き、藤川氏がコーディネーターを務め、「インターネットと上手に付き合おう」をテーマとして企業、教員、青少年それぞれの立場から発言がなされ、活発な議論が行われた。 

パネルディスカッション

(パネリストの発言)

浅子 秀樹 氏
青少年のLINE利用実態調査結果から、「子どもの道徳心を育む必要性」「利用開始時の親子のコミュニケーション(リスク意識付け)」「相談できる環境づくり」が大事だと考えられる。
インターネットは避けて通ることはできないものなので、子どもたちには賢く使う知恵を身につけて欲しいと考えている。

藤井 光葉 氏
家庭や社会と連携していくことが何よりも大切なことだと思っている。
社会の進展や変化に伴う現象への対応が必要だが、普遍的な部分、例えば人権の意識や命の尊さなどを軸に据えながら教育活動をしていかねばならないと思っている。

青少年パネリスト
インターネットをつい長時間利用してしまう。そのため以前より時間に余裕が無くなったと感じる。
長時間利用の対策としては、「区切りをつける」「やるべき事をやってから利用する」など自分なりにルールを決めて気をつけている。
相手のことを思いやりながらインターネットと接することが大事だと思う。

(まとめ)

コーディネーター 藤川 大祐 氏
従来から空気を読むということが日本文化に強く、それがいじめの中ではいじめを止めないことが空気を読むということになってしまい、長時間利用においても、相手に強く言えずだらだら続いてしまうことがある。
空気を読むということは日本文化の特質でもあり、その弊害もインターネット時代以前から大きかったが、主張すべきところは主張する、というコミュニケーションのとり方が、インターネット時代になってますます必要になってきているのではないかと考えられる。

閉会の言葉

 かながわ青少年社会環境健全化推進会議会長 石井 一也

本日の講演やパネルディスカッションを聴いて、青少年の健全育成に携わる私たち一人ひとり、何ができるのかを考える良い機会になり、今後の活動のヒントにつながれば幸いです。

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本文ここまで
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