ホーム > 神奈川県記者発表資料 > ツキノワグマの捕獲及び学習放獣について

初期公開日:2022年10月27日更新日:2022年10月27日

ここから本文です。

ツキノワグマの捕獲及び学習放獣について

2022年10月27日
記者発表資料
(県政、厚木、秦野記者クラブ同時発表)

令和4年9月上旬から、伊勢原市子易地区ほかの人里で、ツキノワグマの出没が相次ぎました。人里にある柿等の農作物に執着し、頻繁に出没を繰り返すことから、県では、人身被害の未然防止を目的として、10月18日(火曜日)から、捕獲檻1基を設置し、10月27日(木曜日)早朝に、ツキノワグマ1頭の捕獲を確認しました。この捕獲したツキノワグマについて、本日午後、再び人里に出没しないよう放獣時の措置を行ったうえで、丹沢山中に放獣しましたのでお知らせします。放獣した理由は、神奈川県内のツキノワグマは生息数が約40頭と非常に少なく、絶滅のおそれがあるためです。

捕獲したツキノワグマについて

(1) 性別、大きさ等

 性別 メス、全長 146cm、体重 76kg

(2) 捕獲の状況

 ア 確認日時 令和4年10月27日(木曜日) 午前6時頃

 イ 場所 伊勢原市子易地区

(3) 放獣の状況

 ア 日時 令和4年10月27日(木曜日) 午後3時56分頃

 イ 場所 丹沢山地奥山の鳥獣保護区内

(4) 放獣時の措置

 クマの嫌がるスプレー等により、人が恐いことを学習させて放獣

捕獲されたツキノワグマ

クマ

問合せ先

神奈川県環境農政局緑政部自然環境保全課

課長 羽太
電話 (045)210-4301

神奈川県湘南地域県政総合センター

環境調整課長 中田

電話 (0463)22-2711 内線2210

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は環境農政局 緑政部自然環境保全課です。