平成23年6月審議結果

掲載日:2018年3月23日
様式2-2

次の審議会等を下記のとおり開催した。

審議会等名称 神奈川県鳥獣総合対策協議会(平成23年度第1回)
開催日時 平成23年6月29日(水曜日)13時30分~16時00分
開催場所 日本大通7ビル 5階 500会議室
出席者

新堀豊彦、◎古田公人、羽山伸一、石井信夫、中村幸人、中村道也、森要、○新藤清、金子靖、安孫子浩、石田均、高橋康弘(◎は会長、○は副会長)

次回開催予定日 平成23年10月
問い合わせ先

自然環境保全課、担当者名 小沼

電話番号 045-210-4319

ファックス番号 045-210-8848

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下欄に掲載するもの
  • 議事録全文
要約した理由  
審議経過

1開会

環境農政局水・緑部自然環境保全課大久保課長のあいさつの後、委員の互選により会長、副会長を選出。その後会長の進行により議事に入った。

2議題

<平成23年度神奈川県ニホンジカ保護管理事業実施計画について>

事務局 資料説明 省略

古田会長 シカにつきましては、私がシカ対策専門部会の部会長を兼ねておりますので、若干補足させていただきたいと思います。23年度の実施計画につきましては、第2次計画の最終年度でありますので、シカ対策専門部会の方では、特に大きな議論はなされませんでした。ただ、先ほどご説明のありました、参考資料1を少しご覧いただきたいんですけども、この中で、植生劣化が改善されたか、悪化したかということが示されております。悪化のほうは実は直ぐに表れることであります。シカが食えばなくなる。なくなればそれは悪化として直ぐに表れてまいります。ですから、即時的な変化であります。ですけれども、改善のほうはこの植生劣化レベルの1から5までを実は詳しく見ていくと分かるんですけれども、1ランク上がるというのは、これは大変時間のかかることを意味しています。ですから、ここで同じように悪化か改善かという形で比較をするのは必ずしも、適当ではないんじゃないかなという気がします。これは5年間の比較になる訳ですけれども、もう少し改善の方は長い時間をかけて見るべきではないかなと、個人的には思っております。以上でございます。

事務局から、説明がございました内容について、ご意見等がありましたら、お願いいたしたいと思います。

中村(道)委員 説明をお願いしたいと思います。植生劣化レベルの1段階、2段階といったランクの目安はありますか。 

古田会長 前から何度も出ていることなんですけれども、例えば資料2の図の2というところに、植生劣化レベルとシカ生息密度がありますよね、そこにこの説明があります。

中村(道)委員 これは、調査をする時は同じ人ですか。今ランクの質問をしたのは、この調査をする方が、一定の基準みたいなものを置いておきませんと、人によって判断が変わると思うんですね、そうしますと人が変われば常に変わるんではないかと思います。私も実際に今東丹沢の一部の地域なんですが、そこをこう歩いてみますと、明らかに植生が回復したなという場所もあれば、あまり改善されてないなという場所もあります。それは私がずっと見ているからで、私はそう判断しますけれども、他の方が、どういう判断するかというのはこれまた別だと思うんですよ。ですから、何かもう少し具体的なものを、その目安と言いますか、そのようなものがあったほうが判断が平均的になるんじゃないかと思いますね。漠然としているような気がするんですね。

古田会長 事務局の方にお答えをいただきたいと思います。

事務局 調査の内容をご説明させていただきます。参考資料1と資料2の図2を合わせて見ていただければと思うんですけども、この調査そのものは、主な尾根線を歩いて林床の植被の状態、嗜好性植物の植被の状態ですとか、ササのわい性の状態ですとか、いくつかの指標を設けて、それを全体で4ランクに分けて、それぞれ記録していくというやり方をしております。ですので、メッシュの図にするとこういうふうに綺麗なメッシュ単位での結果になっていますが、この基になっているのは、山を踏査して歩いたラインのデータを基にしておりますので、個別にはその細かい指標に基づいて計算をしています。調査そのものは業者委託という形でやっておりますので、その年によりやる業者が違うということはありますが、調査を開始する前には、指標についてきちんと目合わせをするように、発注者が立ち会って、これはこういう形で見てくれという指導をしてやっておりますので、多少の違いはあるかも知れないですけれども、基本的には大きな目合わせはできていると考えています。

中村(道)委員 そうすると、委託した業者が調査をしますね、その方たちが判断するのではなくて、その方たちが調査をしたものを、例えば自然環境保全課に挙げてきて、そして自然環境保全課のほうでその調査データを基に判断をしてこの数値にするということですか?

事務局 調査そのものは、現地で機械的に取っていくものなので、その数値の集計は業者がやっておりますけれども、最終的にこういう形で図になったものですとか、調査結果を見るのは保全センターの現地を歩いている人間が見ていますので、大きな違いがあればそこをもう1回やり直しというような指示も当然しておりますので、それ程大きな違いはないというふうに考えます。

中村(道)委員 今質問したように、例えばその挙がってきたデータを、神奈川県のほうで、そのデータを基にして判断をするというのであれば良いのですが、非常に具体的な話で申し訳ないんですけれども、例えば委託する業者さんはですね、今神奈川県は、神奈川県に限りませんが、委託する金額が安ければ良い方式ですね、今、国もそうですね。そうしますと、私もいくつかの業者さんと話をしていますと、その業者さんによって質が非常に違う、で、結局安ければ良いというと、質の悪い調査をする訳ですよ。専門的な知識を持っている人が入ってくるのか、単にアルバイト的な人が入ってくるのかで、この調査のデータというのが物凄く変わってきます。ですから、今お聞きしたように、その挙がってきたものを判断するんであれば、一つの基準になってると思いますけれども、業者さんから挙がってきたものをそのままこういうところへ落とし込んでいくというのは、不安があったものですから、質問をしました。

古田会長 ありがとうございました。他にいかがでしょうか?

中村(幸)委員 今の話題の植生劣化、確かにシカの影響は悪いほうには直ぐ出るけれども、その植生が改善する方向にはなかなか時間かかってしまうと。この劣化を主にササとか、嗜好性植物で判断していますけれども、恐らく丹沢山地の生態系の復元ということから見ると、そこからその林床植物の回復、そして森林を構成する林床植物回復と、そういったランクがさらに上がっていくこともこの調査に入れておく必要があるのかなと。でも全体的に言いますと、僕はシカの個体数の管理、少しずつ密度が減少傾向にあると。2年間で3000頭以上も獲ってる訳ですから、やはり結果に出てきつつあるのかなと。その結果恐らくこの2年度の全体のまとめにつながっていくのかなと。ただ、その個体数の調整ともう一つ重要な森林の整備、この個体数の調整と森林の整備の連携の強化ということも、この中で読んでいましたら、出てたんですけれども、森林の整備の内容を見ますと、間伐、それから下草刈り等であると。僕はこれをもうちょっと計画的にゾーニングを立ててやっていく、例えば混交林化を図るのであれば、この間伐によって林床植物を導く、最初に入ってくる林床植物というのは、林縁性とか、比較的陽地性の植物が多いんですね。クサコアカソとか、テンニンソウだとか、それはシカのエサとなるのですが、本来のその森林の生態系の回復に供するような林床植物ではないんですね。そういった林床植物はさらに時間がかかるということが分かってますので森林整備の管理目標というのを、今後打ち立てていく必要があるのかな、それに基づいて森林のゾーニングということを、きちっと整備していく必要があるのかなと。それを是非、次の年度の計画に入れて欲しいなと思っております。個体数調整を本当に頑張られて、ここまで来て、ようやく成果が出つつあるのかなと。そうしたら、今度は新制度とそれを連携してやっていくということを是非盛り込んで欲しいと思っております。

古田会長 いかがでしょう。

事務局 このあと、3次計画のご説明をさせていただきます。その中で触れさせていただきますけれども、県の取組みとして水源環境保全再生の実行5か年計画というのがございます。そちらについては、やはり第1期の計画が今年度で終了しまして、来年度に向けて今計画を策定中ですけれども、今おっしゃったような森林整備との連携というのが、この5か年実施してきた中で、非常に重要だということで、水源の施策としても、シカの対策と連携をした取組をしていこうということを今検討しておりまして、これを皆様にお認めいただければ、来年度からそういう形で実施していきたいと考えております。

古田会長 今課長さんからもお話がありましたように、今日は議題がたくさんございまして、このあと引き続いて、第3次神奈川県ニホンジカ保護管理計画の素案についてのご説明をいただいて、そのあとまた何か質問がございましたら、出していただくことにさせていただきたいと思います。では、議題2の第3次神奈川県ニホンジカ保護管理計画の素案について、説明をお願いいたします。

 

<第3次神奈川県ニホンジカ保護管理計画の素案について>

事務局 資料説明 省略

古田会長 ありがとうございました。これにつきましても若干補足をさせていただきたいと思います。丹沢の自然植生が劣化し、また農林業被害が激しくなる、という状況の中で第1次の保護管理計画が策定されました。それまで、神奈川県のシカの研究は日本の中では、先進的な位置にあったんですけれども、個体数管理という面では、何もまだ分かっておりませんでして、そこで初めて計画的な個体数調整を取り入れました。そして、5年間毎年700頭から900頭の捕獲を進めましたけれども、シカの個体数においても被害の実態においても、著しい成果が見られませんでした。そういう中で基本的に第1次保護管理計画を継承して、第2次保護管理計画が今に至るまで行われております。第1次との一つの大きな違いは、捕獲数をほぼ倍、1500から1700頭、毎年捕獲をいたしましております。これは、推定個体数、仮に推定個体数が正しいものとしますと、30パーセントないし40パーセントを毎年捕獲しているという、計算になってまいります。こういう状況の中で去年あたりから管理捕獲を行っているところでの個体数の低下、糞粒全体としての糞塊量の低下、そして、シカの体重の増加、そういった個体数の低下を予測させる現象が次々と起こっております。そういう中で、今後の第3次保護管理計画を策定しているところでございます。シカの専門部会のほうでは、これにつきましては特に大きな議論はなく、これまでのものを踏まえて、なお、一層良いものをという、その県の姿勢に同意をさせていただいたところでございます。以上でございます。

ただいま、事務局から説明のございました内容についてご意見等がございましたら、お願いいたします。

中村(道)委員 先程、中村先生のほうから、森林と一体的な取組という、お話がありましたけれども、私もそこが一番大切なところだと思っております。今回、水源の整備事業と一体的な取組をされるということで期待をしております。ただ、この整備をしていく時に、シカの管理捕獲を、例えばモデル的に実施する場所であるとか、あるいは強化する場所というものが、もしあるのでしたらば、水源林の整備事業もそこを中心にして展開をしていただくようにしませんと、こちらでは森林整備を進めていきます、でも、個体管理はこっちです、では私は成果は出にくいと思うんですね。ですから、ただ単に事業として、この計画の中に組み込むというだけではなくて、具体的な進め方もその中で、一体的に取り組んでいくということが必要ではないかなと思います。そのためには先程中村先生がおっしゃったように、どういった事業が、どの場所で、どういうふうに行われるか、それも具体的にここに書いていく必要があるのではないかなと思います。

それから、もう一つ、植生の回復の中で、質的な改善というお話がありましたけれども、私はその質的な改善というところまでいきますと、非常に長い時間がかかるのではないかなと思うんですね。仮にシカの不嗜好性の植物であっても、とりあえず植生が回復すれば、いわゆる植生の改善としては、かなりの成果ではないかなと思っているんですね。これはここに書かれていることの話ではないんですが、例えば水源環境の事業と一体的な取組になると言いますと、いわゆる県民からいただいている超過課税をここに嵌め込んでいくということになりますよね。そうすると当然県民の理解というものも必要になってきます。その時にこういった情報をホームページとか、あるいは県の計画として、もし県民向けに流すとすれば、こういった文言だけではなくて、実際にその植生が回復している場所であるとか、それから生息環境整備としてか、あるいは木材生産でも良いのですが、森林整備が適切に行われている場所とかをですね、この保護管理計画の中に一般の人が見て分かるような、そういう出し方をして、県民理解を得る努力というんですかね、そういったことが必要になってくるんじゃないかなと思うんです。それをすることで、県民の理解が得られるなら、逆に水源環境のですね、ちょっと行政の部署は違うかもしれませんけれども、水源環境でいただいている税金をシカ管理のためにもっと使っても良いですよ、というような意見も出てくるのではないかと思います。具体的な例で恐縮なんですが、例えば文字だけではなくて、ファミリーレストランのメニュー表じゃないですが、例えば実際にその植生が回復した場所というものを、例えば10年前と今と比較して、それを目で見て、緑になってるか、茶色のままなのかで分かりますよね。そういった出し方も県民に向けての情報提供として必要ではないかなと考えてます。

古田会長 3次計画に関するご意見でございますけれども、事務局のほうでお願いいたします。

事務局 一つはその水源の森林づくりのその場所、計画的にというお話でした。それにつきましては、この3次計画そのものに盛り込むということではなくて、毎年度の事業実施の中で、皆様にもお示しをしてご意見をいただくような形にしていきたいと思います。それと県民の皆様のご理解というのは、もうおっしゃるとおりですので、それにつきましてもどういった形で県民の方に取組を知っていただくか、ということについては検討させていただきたいと思います。計画に盛り込むということではなくて、こういったことで成果が上がってますということは是非知っていただきたいと思っております。

古田会長 そのことに関してですけれども、誰かがそこへ行けば一目瞭然で分かるという、何がなされて、どうなってというのが一目瞭然で分かるという、そういうふうなモデル区域、というようなものはお考えになることはありませんでしょうか。

事務局 はい、既にモデル区域として設定している場所ですとか、管理捕獲をかなり集中的にしてやっているような場所で、目に見えるような形で効果が出ているところもありますので、県民への普及というような一環として、そういう場所を示すことは可能だと思いますので、先程ご意見があったテーマと合わせて考えたいと思います。

古田会長 はい、どうぞ。

中村(道)委員 これも具体的なことなんですが、管理捕獲で、例えば東丹沢では2か所モデル的な地域、いわゆる丹沢の主稜線と境川流域で実施しています。そこは私は両方ともそれなりの成果が出ていると思ってますけれども、例えば境川流域ですと沢を挟んで、行政区分が違う訳ですね。そうしますと、見ていますと管理捕獲の実施が非常にチグハグなんですよ。例えばこちら側で管理捕獲を実施する、ところが丸っきりその川を挟んだ行政区分ではその連携をとらないですね。ですから、例えば折角ここで密度が低くなっても、こちらの方と連携をとらないから、またそちらからシカが入ってくる訳です。そうするとまたこちらで実施すると、また何頭獲りましたよというんですが、元々そこにいるシカがですね、半月するとまた出てくるんですよ。そうしますと、いわゆる流入したものを獲ってるだけの話なんですね。そうしますと、いつまで経ってもモデル地域でやっている管理捕獲をほかに反映していくということが本来は基本のはずなんですが、それが丸っきりできないということになるんですね。ですから、やはり管理捕獲を実施していくためには、保護管理というものを進めていくためには、少なくとも行政の中でですね、例えば先程言いましたような、水源とシカ保護管理というのではなくて、同じシカの管理捕獲というテーマでやるのであれば、私はもう少し連絡、連携を密にして効果が出るような体制に持っていくべきだと思うんですね。そこら辺がですね、非常に私は今の管理捕獲の中では一番不満なところなんです。出先の方に申し入れをしているんですが、あまり改善は見られない。ですから、3次計画には是非これをですね、書き込んでいただけたらなと思うんですよ。要望します。

古田会長 事務局どうでしょうか。

事務局 2次計画をやっての課題として、管理捕獲をやったところでは成果が出ているけれども、その周辺部で被害が拡大していると、まさに今おっしゃったような事が起きてますので、そこで管理捕獲の回数等も増やす、実施していないところでの対策、検討ということで、今中村委員おっしゃったことについて、3次計画では取り組んでいこうというのが方針でございます。

中村(道)委員 いや、回数を増やすというのではなくてね、その連携ですよね。だから同じ行政区分の中であれば、例えば境川流域であれば、この境川流域の左側でやったら、例えば右側でやると、これは普通ですよね、ところがそこで行政区分で線1本あった時に境川流域では例えば3か所で回数を重ねるというのは、それは分かるんですよ。ですけれども、行政区分超えたこっち側で一度もやらないんだったら意味ない訳ですよね。ですから、そういう意味で区分を超えたところの連携の話を、連携の必要性をお聞きしたいと思います。

事務局 県の行っている植生回復とあと市町村で実施いただいている農林業被害の対応というこことだと思います。で、そこについては市町村と協議をして連携していくように努めてまいりたいと思います。

古田会長 よろしいでしょうか?

中村(道)委員 ちょっと違う。保全センターは分かると思うんですけど、農林業被害と植生回復ではなくて、私が言ってるのは植生回復なんですよ。

事務局 今のお話は境川を挟んで、よもぎ平と県有林側の話だと思うんですけども、今の現地点の大きな括りとしては、県有林側は県の植生回復の管理捕獲でやっていて、よもぎ平のほうは秦野市のほうで被害軽減管理捕獲をやってるという枠組の中で、やってないというのは確かにあります。空白部分の問題というのは認識をしておりますので、そういう意味でエリアとして考えて、こっちで影響が出そうであれば、そっちにやっていくという形で次の計画からそういうふうな形で取り組んでいくことになります。というのも、2次計画期間中に管理捕獲をかなり強化して取り組んできて、やはり一番大きく分かったことは、叩けば減るんですけども、叩かなかったところで増えるというのが一つの結果として出てきていることであるので、そういう意味では全体を見て全体的に落としていくという作業になると思いますので、それは県と市町村の捕獲の連携というのがベースにありますし、県のやっていく植生回復と生息環境の管理捕獲との関係もありますので、それは全体的に捕獲圧をかけれるように、3次計画は進めていきます。

石井委員 3次計画の12ページ、13ページのところに密度の暫定目標とありますね。平方キロメートルあたりゼロから5で暫定というのが、引き続き載ってるんですけども、この生息密度の根拠が前に比べてどのくらいはっきりしたんだろうかが気になるところです。それで、植生のタイプによってはもっと密度を下げなきゃいけないとか、もう少し多くても大丈夫というようなところがあるかも知れないのですけど、そのあたりの検証ですね、実際にこのぐらい減らしてみたら、植生がこういうふうに変化したとか、変化しないとかというのは、計画の中の17ページにモニタリングのところで自然植生の回復状況を調べるって書いてありますけれども、そのシカの密度とか、個体数とのリンクみたいなところ、今までどのくらい分かってきたのかなというのが、少し気になっていて、非常に難しい問題だとは思いますけれども、もし一般的なことしかまだ分かっていないということであれば、管理目標というのをできるだけはっきりさせるということを念頭においたモニタリングというのをやっていただきたいと思います。

それで、戻ってですね、4ページの図に植生の劣化レベルとシカの生息密度ということで、シカの密度もむらがありますね。これは意図的にこういうふうにしたんでは恐らくなくて、いろいろやってみた結果がこういうことで、かつそれが植生の変化とどうリンクしてるかというあたりは、大変な研究課題だと思うんですけれども、そのあたりのことが今どのくらい調べられてるのかをお聞きしたいのと、あとは課題としてあるとすれば、そういうことをはっきりとどこかに書いておくほうが良いと思いました。

事務局 はい、ありがとうございます。密度の低下の部分ですけれども、2次計画の時には、まだ既存の他県の情報等を踏まえて、5頭未満に落としてみようという計画にしておりました。その中で管理捕獲を強化して実際に5頭未満まで落とせたところが何か所かございます。例えば中津川Bというところの堂平は今4.2という形で5頭未満に落ちてきてます。そこにつきましては、植生のほうはゆっくりですけれども、確かに回復はしてきております。回復という言葉はなかなか難しい言葉ですけども、質的に回復したという状況ではないですが、少なくとも以前に比べて林床の植被率は上がってきているということがありますので、一つの目安として、5頭未満に落としていくという目標は、少なくとも間違いではないというふうに今は考えておりますが、いかんせん調査地点が非常に少ないということと、自然植生の様々なタイプの中で、まだ数か所のデータでしかないので、とりあえず暫定という言葉を使ってゼロから5に落としていくというのを3次計画の中に入れ込んでおります。

もう一つは、先程の植生劣化レベルと密度の関係ですけれども、これは見比べていただければ分かると思うんですけれども、確かに管理捕獲を継続的にやったところというのは、密度が落ちてきている一方で、その周辺で上がっているというのは、先程から説明させていただいているところです。密度を落としたところにつきましては、先程もご説明しましたとおり、植生の方はゆっくり回復する傾向を見せているところが出てきております。一方で、その周辺で密度が上がってしまったところというのは、かなり急激に植生が劣化しているという、そういう状況も見て取れてますので、そういう総合的な部分を含めると、先程の中村委員のご意見にもあるんですけども、全体的に密度を管理していくということが非常に重要になってきているというのが、この2次計画の管理捕獲の実施等のモニタリングから分かってきたことです。そのモニタリングの項目の中に、その生息密度の低下の状況と、植生回復の状況について引き続き検証を進めていくというところが、今の書き振りだと単発のモニタリングの項目が書いているだけ、どういうふうに分析していくかというのがちょっと読み取れない、読み込めない部分もありますので、そこは少し考え方を整理したいと思います。

古田会長 若干遅れ気味ですので、質問等、ご意見等簡潔にお願いいたします。

羽山委員 3ページで、今の植生の劣化についての評価なんですが、全体的に劣化して継続という、果たしてこういう総括で良いのかなと、少し疑問を持っています。先程の参考資料1で第1次計画末と今期第2次計画末の比較をしているんですけれども、よく対照してみると、例えば加入道とか、大室の辺りがジワッと広がってきてる感じですとか、あるいは世附の静岡県、山梨県境辺りから広がってきている様子ですとか、つまり全丹沢の中心部から裾野に向かって拡大したと、劣化が拡大したと考えるよりは、むしろ隣接地域からの流入というのをやはり相当深刻に捉えなきゃいけないと思います。ですから、やはり場所によって、この評価はもう少しきちっとやっていかなきゃいけないんじゃないかというふうに考えております。これは以前から指摘させていただいているところですが、既にもう箱根地域にも広がって、湘南海岸までも広がっているような分布拡大について、第3次計画では対応すべきだという意見を言わせていただきましたが、今回分布拡大防止区域という形で、管理捕獲の対象になった、これは大変ありがたく思うんですが、ただ、今言ったようにその場所によって、それぞれの管理の考え方は当然変わると思います。例えば津久井地域の場合はもう東京、山梨に既に大きな個体群がいますので、ここで本当に分布拡大防止という考え方で良いのかとか、湘南海岸とそれから箱根地域ではやはり管理の仕方が変わるでしょうし、ですからもう少しきめ細やかな方針というのを、これから示す必要があるんじゃないかなというふうに思います。ただ、いずれにしても、その分布動向が明確ではありませんので、そこで改善案としては、これ何度か提案させていただいたと思いますけども、その隣接都県と広域で、5キロメッシュぐらいになってしまうかも知れませんけども、その捕獲効率の年次的な推移をきちっとこの計画に示して、神奈川はそれなりに密度低下に向けて成果を上げているけれども、やはり隣接県での個体群の増加というのが影響して対策がさらに必要だというふうに論理を展開しないと説得力がないなというふうに思いますので、そこはこの計画で是非改善をお願いしたいと思っております。

それから、非常に細かいことで申し訳ないんですけど、17ページ、GPSを使って調査をするというのは、今の話に関連した調査を組んでいただいた訳ですけど、ここで行動圏という言葉、これが少し気にかかってまして、生態学辞典でも行動域になってますし、それからこれ元々は英語のホームレンジを日本語訳にしたと思いますが、最近の教科書では大体ホームレンジというふうにカタカナ書きが増えてますので、ちょっと行動圏という言葉を計画書に使うのはいかがかなというふうに思います。以上です。

古田会長 事務局いかがでしょうか。

事務局 はい、隣接都県との関係につきましては、ご意見をいただいた趣旨を踏まえて、どういうふうに書き込めるか検討したいと思います。少なくとも、山梨、静岡とは毎年情報交換会を行っておりまして、捕獲の状況等は情報交換させていただいていますので、その辺を踏まえて、少なくとも実施の段階においては、きちんと調整をしていきたいと考えます。

モニタリングの部分につきましては、ホームレンジという書き方が妥当であれば、そのように変えたいと思います。あと分布拡大防止区域についてのご意見も、もう少しきめ細かく書き込めるかどうか考えたいと思います。

古田会長 よろしいですか、はい。中村委員。

中村(幸)委員 今後の森林整備というのが重要になってくると思うんですが、先程石井委員がおっしゃったように、その森林の質によって全然シカの体制が違うと。例えば渓畔のシオジ林であれば、広葉草木がたくさん出てくる、これは一番先にシカに食べられてしまう。尾根のブナ林に出ればササ型になると、シカに対する林床植生の挙動というのは違う。そういったこともしっかりと捉えていかないといけないと思うんですが、その中で先程の11ページの自然植生回復エリア、生息環境管理エリア、被害防除対策、三つのエリアに分けられている。これ非常に分かりやすいですね。自然植生回復エリアは冷温帯のブナ林、生息環境管理は暖温帯の常緑林、カシ・モミ林そして被害防除対策エリアはシダウ林と、それぞれの土地利用も違っている。こういうエリアの分け方は良いんですが、実はこれからは、例えば生息環境エリア、ここは特にスギ、ヒノキの人工林が多いところですけれども、その中でもスギ、ヒノキを人工林で使っていくのか、広葉樹林として混交林、もし混交林化していくのであれば、そこにどういうふうにその管理目標をおくのか、例えばとにかく林床植物が戻ってくれば良い、シカのエサになる植物が戻ってくれば良いということであれば、間伐率を上げて、恐らく4、5年すれば林縁性の陽地性の植物も戻ってくる、それで良しとする。あるいはそこはやっぱり自然植生まで戻そうということであれば、例えばカシ・モミ林域に林床植物が戻るまで管理目標を設定すると、そういったきめ細かいゾーニングはやはり必要になってくるのかな。そういう植生管理目標ができれば、今度そこにどのあたりまで今いってるのかということをモニタリングのほうから、きちっと評価できるようになるんじゃないのかなというふうに考えて、是非3次計画ではそういったことも盛り込んで欲しいと思っております。

古田会長 ありがとうございました。事務局いかがでしょうか。

事務局 先程もちょっと触れましたけれども、計画にそこまで書き込めないと思いますので、毎年度の実施計画の中で、皆様にお示ししていきたいと考えております。

中村(幸)委員 例えばゾーニングする場所、ある特定のモデル地区、モデル区域の形ですけれども取り込めないですか。

事務局 生息環境管理の部分については当然モデル区域を設定して取り組んでいきますし、あと水源林整備事業を行っている場所については、モニタリングポイントは基本的に設定しておりますので、そういったところで植生調査、定点の調査を含めて、個体数調整の状況、密度等を踏まえて、質的な回復というのをきちんと見ていきたいと思っておりますので、そういう意味では、モデル区域のような場所が2次計画よりはたくさん出てくるのかなと考えています。

中村(幸)委員 例えば典型的な自然植生のタイプ、そういったポイントを重点的においていくということは考えられていますか。

事務局 そうですね、基本的には管理捕獲ユニットの自然植生のところに1ポイントずつ定点を設けておりますので、そういう意味では自然植生のタイプごとには大体網羅してるのかなと思いますし、あとスギ林の整備のところは主に人工林と二次林のところが多いですけれども、そういったところにも整備をするところにポイントを設けていますので、そういう意味では、かなり網羅的な定点にはなるのではないかと考えています。

古田会長 いかがでしょうか、他にございませんでしょうか。

事務局 すいません、説明した中で、狩猟期間については、現在の案では延長しないと考えておりますけど、委員の先生方のご意見もお伺いしたいと思っておるんですけど、いかがでしょうか。

古田会長 狩猟期間の延長について、お尋ねがありましたけれども、ご意見、いかがでしょうか。これはプラスとマイナスと両方あって、なかなか難しい問題でしょうけれども。

中村(道)委員 狩猟する場所にもよると思うんですよね。例えば神奈川県全域で狩猟を延長するのか、あるいは地域を限定して延長を認めるのか、あるいは期間だけではなくて、地域も含めて見直しをする場合であっても、例えば今猟区でない場所を猟区にするとかという、そういう見直しをする場合でも、やはりかなり細かいところを見た上での見直しであれば良いんですが、一律に見直しあるいは期間を延長するとかというのであれば、私はあまり良い考え方ではないなと思います。と言いますのは、例えば今東丹沢のヤビツ峠の周辺がかなり広範囲にいわゆる鳥獣保護区に編入されましたよね、それまでは可猟区だった訳です。ですけれども、保護区にしたことで、登山者とか、あるいはドライブの人の評価は凄く上がったんですよ、それまでは、もうとにかく猟期になると鉄砲の音がして怖くて山も歩けないって言っていた人たちが、非常に安心して歩けるようになって評価は高いんですね。ところが植生の劣化は進んでしまったということがありますね。ですけれども、例えばそういったことを目標にして管理捕獲を実施しますということであれば、私は一般の人でも理解をしてくれると思うんですよ。ですけれども遊びでのハンティングということに関しては、今の人たちはそういった理解はしないと思います。逆にそういったことを利用して行政がシカの管理捕獲を中に組み込もうとしたら反発されるんじゃないかなと思います。

古田会長 金子委員いかがでしょうか。猟友会としてご意見ございますでしょうか。

金子委員 管理捕獲と一般の狩猟と、当然これは目的とか趣味とかいろいろな問題で異なってくると思うんです。もちろん、他の例えば山梨県とか、神奈川県では別の行動を取ってやってますけどもなかなか難しい問題で、一概にこれがいいとは言えないと思います。ただし、ある地域を限って、狩猟期間の延長とか、これはなかなか慎重にやらないといけない。銃器を扱うと問題が起こります。これは極端な例ですけど、今月26日に和歌山県のほうでサルの有害駆除中、他のヤマモモ取りに来た人を撃ってしまったと、そういういろいろと事故例もありますので、慎重を期してやったほうがよろしいかと思います。

古田会長 ありがとうございます。他にございませんでしょうか。今のお二人のご意見を参考にして事務局の方で、なお少しご検討いただけたらと思います。大変急いで申し訳ありませんけども、あとまだ2つ大切な議題が残っておりますので、若干遅れ気味ですので、議題2についてはこの程度にさせていただきたいと思います。

それでは、議題3の平成23年度神奈川県ニホンザル保護管理事業実施計画についてでございます。事務局から説明をお願いします。

 

<平成23年度神奈川県ニホンザル保護管理事業実施計画について>

事務局 資料説明 省略

古田会長 それでは、サル部会部会長の羽山委員のほうから補足がありましたらお願いします。

羽山委員 昨年度につきましては、大きく2つありまして、1つは西湘地域個体群について、個体数の減少に残念ながら歯止めがかかっていないということで、この平成15年からの7ページの表を見ていただきますと、個体数がほぼ50%減少してしまった。群れ数も5群であったものが4群に減ってしまったということで、さらに絶滅のおそれが高まってきたという認識でおります。したがって、他の丹沢、南秋川地域個体群とは別の管理方針が必要だと、特に絶滅のおそれがありますので、県がさらに積極的に対策に関与していただきたい、ということを提案させていただきました。それからもう1点は、丹沢、南秋川両地域個体群に関しましては、むしろ個体数は1.5倍まで増えているような状況もありますので、これ以上個体数の増加が続きますと、群れが分裂をして被害地域が大幅に拡大するということで、これ以上群れ数を増やさないための、分裂を防止するための個体数調整を昨年度も行いまして、今のところ分裂は起こっていないということで、一定の成果が認められているという状況であります。23年度につきましては、今の2点を踏まえまして、それぞれの地域個体群でさらに対策を継続していただくということにさせていただきました。

古田会長 ありがとうございました。それでは、ご意見、ご質問等お願いします。

時間が大分遅れておりますので、第3次保護管理計画の素案についてご説明いただいてから併せてご質問をさせていただきたいと思いますがよろしいでしょうか。それでは、第3次の保護管理計画の素案について説明をお願いいたします。

 

<第3次神奈川県ニホンザル保護管理計画の素案について>

事務局 資料説明 省略

古田会長 引き続きサル部会部会長の羽山委員から補足説明等お願いいたします。

羽山委員 第2次計画からの変更点につきましては、参考資料3に記載のとおりですが、特に今回のコンセプトとしたのは、まず、もうこれ以上群れ数を増やさないという方針です。そのためには、分裂をさせないように、群れサイズを小さくすると、この結果、副次的な効果としてサルの群れの行動域が小さくなります。当然それによって、出没範囲が狭まりますので、被害の軽減効果が期待できると。ただ、里に定着してしまっている場合には、相変わらず局所的に大きな被害が発生しますので、可能な限り山の中に群れを移動させたい。移動させるためには、やはり大きな群れは不可能ですので、小さな群れにしていくということで、この群れサイズを管理していくという方針を打ち出しました。

ただ、個体数を調整するということについては、サルの場合ですと、むやみに個体数調整すると分裂を引き起こしかねないという、非常に厄介な性質がありましたので、第2次計画では、いくつかの手法を試みて、慎重にやってまいりましたけれども、ようやく目途が立ったということで、第3次計画ではそういった技術を今後も必要に応じて各群れに適用していくという、そういう流れになってきております。

ただ、追い上げに関しては、小田原市さんが西湘地域で試みられた技術もありますので、こういったものをもう少し科学的に検証をして、技術としてきちっと確立をしていくと、当然コストがかかる方法ですので、すべての群れに適用できるとは思いませんけれども、先程申し上げた絶滅の恐れのある地域に関しては、こういったものを活用していくと、そういうことで人とサルとの棲み分けを効率的に図れないかと、そういうことを期待して第3次計画は組ませていただきました。

古田会長 ありがとうございました。それでは、ご意見、ご質問等をお願いいたします。いかがでしょうか。

新藤副会長 私の立場から一言言わせていただきますが、課題認識の中で、被害状況の把握の関係では、的確な把握がされてまして、非常にまだ一部の人しか被害申告してないと、不十分だという認識をいただいております。私どもは全くそのとおりだと思ってまして、実際の被害数字をいろいろ毎年見させていただきますと、非常にこんなはずではないだろうな、実態は、と思っております。ただ、自己申告調査が中心になっていますから、まだ出していない農家の方だとか、我々農業団体の指導も不十分なのかもしれません。ただ、そういった中で11ページで課題認識をしていただいて、具体的には18ページのところだと思いますが、ここではただ調査を収集してやるとなっていますが、もう少し踏み込んで、そういった課題認識をいただいてるならば、市町村の指導も含めて、さらに精度を上げるための、対策を計画の中にも少し盛り込んでいただけないかというのが、要望というか、意見でございます。

羽山委員 はい、これはもう長年懸案になってきた、効果検証の方法をどうするのか、それから被害の実態把握をどうするのか、これについては現在部会のほうでその手法について検討を始めた段階です。ですから、実際にこの計画書の中に入れるかどうかというのは私には分かりませんけれども、基本的には農地に出没するということを、いかになくすかというのが一番目安になると思いますので、つまり被害を正確に把握するというのは非常に難しいので、そもそも畑に出てきているということ自体が被害を発生させるリスクがあるという認識から、サルの場合は幸い群れの行動域がかなり正確に把握できますので、その行動域にかかっている農地をいかに減らすかと、これは数値化が可能ですので、むしろその属地的にどこの農地で出没頻度が高いのでそこで積極的に対策をするとか、地図ベースでこれから戦略を練って、対策を進めていこうというのがこの第3次計画の肝になる部分ですから、ちょっと手間は一手間かかるかもしれませんけれども、かなり正確に被害を反映させられるのではないかと期待しております。細かい手法については、今後検討させていただくということです。

古田会長 ありがとうございました。他にございませんでしょうか。

石井委員 参考資料というのがありますけど、これは別途、どこかの時点で見せていただけるようなことになっていますか。

事務局 3次計画、最終的にはこういった資料も全部ついたものが完成版なんですが、今日の段階では、まだ資料もできていないものがありますが、最終的にはお渡しできる状態になります。

古田会長 ほかに何でもお出しいただけたらと思いますが、いかがでしょうか。よろしゅうございますでしょうか、議題3と議題4と合わせて、この程度にしてよろしゅうございますでしょうか。それでは、これで議題3と議題4は一応終わらせていただきます。では次に3の報告事項に移ります。事務局のほうから説明をお願いいたします。

 

<平成23年度鳥獣保護管理に関する予算について>

事務局 資料説明 省略

古田会長 今のご説明に対して何か質問ございますでしょうか。

羽山委員 先程のニホンザルの計画14ページにも県の取組で、市町村や関係機関職員に対する専門知識の習得をするための研修会を開催すると、こういったことを謳っていただきましたけども、基本的にはこういった鳥獣対策は一定の知識やスキルを持った方が地域に必要になりますので、これは今まで地域の住民任せということになりがちだったんですが、勿論県の職員も含まれていると思いますけども、そういった担当の方のレベルを上げていただくと、場合によってはそういった専門知識を持たれた方を人材として確保していただくということが非常に重要だと思います。それに対してこの予算立てを十分に活用していただけないかなというのが、これ毎回同じ期待ですけども、そういう意味では防除対策専門員の配置というのも、これは他県にない画期的な取組みだと思うんですが、やはりこういった方々が非常勤というか、もう極めてアルバイト的な位置付けになっております。かなり継続して予算を出し続けていますが、こういう人の使い方をするというのは、決して好ましいことではありませんし、税金の無駄と私は考えますので、是非今後これをさらに発展させていただきたい。それから、今回特措法で1億を超える予算がきておりますけども、こういったものがこういった人材の育成とか確保に是非使っていただきたい。それはこの法律の趣旨でもありますし、市町村のこれからの腕が試される、そういう時代に入ってきておりますので、是非そういう形で活用していただきたいと期待しております。以上です。

古田会長 今の羽山委員のご意見に対して、何かございますでしょうか。

事務局 一点目の専門員を含めた地域の職員の方などのスキルアップという点に関しましては、来年度以降になりますけれども、ご承知のとおり予算が関係しますので、県庁内での理解というのも必要になりますが、私どもとしてはもう一段進んだ対策、地元の農家の方にももう少し近い形で、県の方が入っていくような形の対策が取れないかということは検討していきたいと考えております。

古田会長 その他として、今年度の計画策定のスケジュールについて、事務局から説明をお願いいたします。

 

<計画策定のスケジュールについて>

事務局 資料説明 省略

古田会長 ありがとうございました。何かご質問、ご意見ございますでしょうか。よろしゅうございますか。では本日の協議会の議題は以上でございますけれども、委員の皆様から何かご意見などがございますでしょうか。特になければ本日はこの程度にしたいと思いますが、いかがでしょうか。事務局からは、何か連絡事項ございますか。

事務局 特にございません。

古田会長 それでは以上をもちまして、平成23年度第1回鳥獣総合対策協議会を閉会させていただきます。

時間がない分、途中で遅れ気味だったんで、心配いたしましたけども、ご協力いただいてほぼ予定どおりに終わることができました。ありがとうございました。今日は本当にお疲れ様でございました。ありがとうございました。

事務局 どうもありがとうございました。以上もちまして協議会を、終了させていただきます。誠にありがとうございました。

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