産科医療及び分娩に関する調査結果について
ー分娩取扱施設数と産科医師数は増加、分娩取扱件数は減少ー

掲載日:2019年7月31日
2019年07月31日
記者発表資料

産科など特定の診療科の医師確保が喫緊の課題となっており、神奈川県では医療介護総合確保基金を活用する等により、医師確保に向けた取組を進めています。

こうした中で、地域の産科医療及び分娩をめぐる状況を把握するため、平成18年度より標記調査(実態調査及びアンケート調査)を実施しており、このたび、令和元年度の結果をとりまとめたので公表します。

1 概要

 本年4月に実施した調査結果の主な内容は次のとおりです。(集計結果詳細は別紙のとおり)

(1)分娩取扱施設数

 病院と助産所は増減なし、診療所が1施設の増加となっています。(表1)

(2)分娩取扱件数

 合計数は60,192件となっており、750件の減少が見込まれています。内訳をみると、病院では791件の減少、診療所では60件の増加、助産所では19件の減少が見込まれています。(表2)

(3)常勤医師数

 合計数は555人となっており、22人増加しています。内訳をみると、男性医師が1人減少、女性医師が23人の増加となっています。(表3)

(4)産科人員の現在数と必要数

 産科人員の現在数は、医師が697人、助産師が1,829人ですが、分娩取扱施設が必要と考える人員数は、医師が835人、助産師が1,940人です。(表4)

<表1 分娩取扱施設数>(各年度4月1日現在)

  平成30年度 令和元年度 増減
 病院  61 61 0
 診療所  62 63 1
 助産所  22 22 0
 計  145 146 1

<表2 分娩取扱件数>

  平成30年 令和元年(見込み) 増減
 病院  36,320 35,529 ー791
 診療所  23,866 23,926 60
 助産所  756 737 ー19
 計  60,942 60,192 ー750

<表3 分娩取扱施設における産科の常勤医師数>(各年度4月1日時点)

  平成30年度 令和元年度
 病院 213 209 422 213 229 442
 診療所 95 16 111 94 19 113
 計 308 225 533 307 248 555

<表4 産科人員の現在数と分娩取扱施設からの回答に基づく必要数>

  病院 診療所 合計

現在数

(A)

必要数

(B)

(A)ー(B)

=(C)

現在数

(D)

必要数

(E)

(D)-(E)

=(F)

(C)+(F)
 医師 509

633

ー123 188 202 ー14 ー138
 助産師 1,346 1,449 ー103 483 492 ー9 ー112

※「現在数」は、平成31年4月1日時点。人数は、常勤従事者数に非常勤従事者を常勤換算した数の合計となっています。(病院、診療所の各数値は、小数点以下を四捨五入しているため、端数の関係で合計数等が異なる場合があります。)

資料 (別紙)集計結果詳細(PDF:447KB)

2 実施方法

(1)調査対象

 保険福祉事務所等が把握している平成30年度内に分娩を取り扱っている病院61施設、診療所67施設、助産所23施設の計151施設

(2)調査項目

 ア 平成30年4月1日現在及び平成31年4月1日現在の体制

(産科病床数、産科医師数、助産師数等)

 イ 分娩取扱件数の平成30年実績及び令和元年見込み

 ウ その他、今後の分娩取扱見込み等

(3)実施時期

 平成31年4月

(4)調査方法

 ・郵送した調査票について、ファクシミリ等により回答を依頼した。

 ・助産所については、公益社団法人神奈川県助産師会を通じて回答を得た。

 ・横浜市域の病院及び診療所については、横浜市を通じて回答を得た。

(5)実施主体

 神奈川県

(6)回収率

 対象151施設のうち、病院61施設、診療所64施設、助産所22施設の計147施設から回答を得た。

  病院 診療所 助産所 合計
 対象施設数 61 67 23 151
 回 収 数 61 64 22 147
 回収率(%) 100.0 95.5 95.7 97.4

問合せ先

健康医療局保健医療部医療課

課長 足立原
電話 045-210-4860

医療整備グループ 吉野
電話 045-210-4874

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