審議(会議)結果(平成29年11月30日耳鼻咽喉科救急部会)

掲載日:2018年6月4日

次の審議会等を下記のとおり開催した。

審議会等名称

 神奈川県救急医療問題調査会耳鼻咽喉科救急部会

開催日時

 平成29年11月30日(木曜日)19時から20時

開催場所

 神奈川県総合医療会館2階会議室A

(役職名)出席者席者

 (部会長)沖久衛(日本耳鼻咽喉科学会神奈川県地方部会部会長)

 星川智英(日本耳鼻咽喉科学会神奈川県地方部会副部会長)

 岩武博也(日本耳鼻咽喉科学会神奈川県地方部会委員長)

 飯田順(日本耳鼻咽喉科学会神奈川県地方部会委員)

 倉田文雄(日本耳鼻咽喉科学会神奈川県地方部会委員)

 杉尾雄一郎(日本耳鼻咽喉科学会神奈川県地方部会委員)

 鈴木毅(日本耳鼻咽喉科学会神奈川県地方部会委員)

 橋本幸久(日本耳鼻咽喉科学会神奈川県地方部会委員)

 西山貴郁(神奈川県医師会理事)

次回開催予定日

 平成30年6月14日(木曜日) 19時から20時30分

下欄に掲載するもの

 議事録

審議(会議)経過

 議題1:耳鼻咽喉科救急のあり方について

 ○資料1及び2に沿って事務局から説明後、意見交換を行った。

【以下、詳細】

(委員)見直し案を見ると、診療時間が延びて金額が下がり、労働条件が悪くなるように思えるが。

(事務局)現行では、午前9時から午後5時までの8時間を勤務時間としており、見直し案では、午前9時から午後6時までの間のどこかでの4時間、又は8時間としているので、時間当たりの単価という意味では労働条件は変わっていない。半日勤務でも構わないというニーズがあった場合に対応できるように、半日に関する内容を加えたに過ぎない。

(委員)つまり、見直し案は現行案と変わっていないということか。

(事務局)現行の基準では、「72日を限度とする」と記載されているが、現実的には、72日の限度いっぱいの日数を担って頂いている。大きな変更点としては、半日という運用を加えた部分のみである。

(部会長)患者数の変動に応じて効率よく出動しようという提案かと思う。三浦地区では一人の医師が年に3~4回も出動する一方、横浜地区や川崎地区では1~2回の出勤で済むなど、ブロックで状況がかなり違う。そのような状況を鑑みて、ブロックの垣根を越えて、忙しい時期は、全ブロックで診療を行う一方、余裕がある時期は県民の利便性は悪くなるが、2ブロックで一人体制にするなど、少し広域に体制を組んではどうかという提案かと思う。

(事務局)耳鼻咽喉科は特に日曜日に診療を行う医療機関が少ないため、今後とも持続可能であれば、引き続き72日の診療体制を維持していただきたいと考えているが、その一方、昨年の当部会では、ブロックによっては医師の高齢化などから、体制維持が難しいという意見も頂いている。そのことについて、課題は多々あるが、少なくても、ブロックごとの状況に応じた輪番を組むことが現行の補助スキームでは出来ないため、改善するために見直しを行った。

(委員)県西地域の状況はどうなっているか。

(オフ゛サ゛ーハ゛ー)今までは開業医だけで回していたが、高齢のため2人辞めたため、現在、開業医は5人となっている。この人数では回せないので、小田原市立病院の常勤医3人に協力いただき、合計8人で72日を回しており、1年間に9回出動している。

(部会長)小田原医師会から補償はあるのか。

(委員)補償は医師会で入っている。保健センター急患診療所でも確か保険に入っていたかと思う。

(委員)医師会に入っていない先生にも是非この事業に参加して貰いたいが、その場合に問題にならないか心配なところではある。

(委員)横浜市で救急の担当しているが、そこでは、そこに来た医師と言う事で医師会員に限定する話は無かったかと思う。そのため、事務局が発言したように、診療所での医療行為に関する包括的な保険ということなので、医師であれば対象になるはずである。

(事務局)いずれにしても、この事業の保険の内容を確認して提供する。

(委員)お願いしたい。

(委員)輪番回数が少ない地区もあるが、これは単純にその地区の医師数が関係しているのか。

(事務局)ここは逆に教えていただきたい部分である。

(委員)輪番回数は人数割りなので、耳鼻科医の多い地区は輪番が回ってくる。出る回数を均等にすると区によって差が出る。港北区はすごく医者が多い。中区は磯子区と西区の2区の医師を受け入れており、少し多い。医者の出動回数は大体年に1~3回。

(事務局)基本的に横浜地区は医師ごとに出動回数が同じになるようになっているということか。

(委員)そのとおり。各区の回数を均等するのではなく、各医師の回数を均等にしている。

(事務局)その医師が所属されているところの休日急患を空けているということか。

(委員)そういうことである。余談だが、平塚の医師は基本的に藤沢に行っているのか。

(委員)いや来ない。平塚は平塚の休日急患診療所でやっている。

(委員)平塚の医師が担当する際は平塚で診療を行うが、それは地域輪番が当たって担当する場合と、もう一つ別に、平塚市医師会がセンターを創設したがために義務が発生しており、その際は藤沢と平塚の二箇所体制になるということか。

(委員)そのとおり。耳鼻科だけで平塚を担当しているが、全日曜日を平塚は実施している。広域輪番の順番に平塚の医師が当たった際は、普段は自分たちが全部やっており、広域輪番の時だけ藤沢に出張するのは嫌だということで、全部平塚で、在宅で対応していた。最近センターが出来たのでセンターでやっているが、全日曜日を平塚は耳鼻科救急を行っている。それで何回か、我々の仲間が当たって回数は十数回だったかと思う。

(委員)そうすると藤沢市が61回出ているときは、61日間は医者が二人いるということか。

(委員)いや、61日間は藤沢で一人だけ対応して、平塚は平塚でいつも対応している。広域輪番に平塚が当たった12回分については、藤沢は診療を行っていない。

(委員)ということは、少なくとも藤沢が診療する61日間は、両方に耳鼻科医がいるということか。

(委員)そのとおり。

(委員)それだと勿体無い気もする。

(委員)藤沢で診療を行えていない時があるが、人数的には回していけるので、藤沢の鎌倉、茅ヶ崎の患者は月1回程度だけ不便な日曜日がある。

(委員)第2、第4と年末年始、ゴールデンウイークを当たっている。

(委員)そのため、平塚の現場は第2、第4に充ててくれということかと思う。

(委員)それだけで11回になる。

(委員)我々の地区の医師の四十数名に平塚の医師を入れてランダムで順番を決めてるが、それをなるべく第二、第四にして欲しいと言われている。

(委員)そこが当たれば変わらないかと思う。

(委員)確かにその通りかもしれない。

(委員)では、61日の間に何日かかっているかということですかね。

(委員)時短の新しいスキームについてだが、暇な時期に少し枠を縮小するという話だが、そういう時でも、患者は午前や午後に関わらず来るときは来るので、それが病院へどれぐらい流れるのか気になるところ。

(事務局)眼科救急で、患者が少ない地区だと1日4~5人の場合があったことが、半日診療という発想の原点にある。今の患者状況からすれば、半日診療では処理しきれない可能性があるので、直ちに半日診療を採用していただくことは想定していないが、今後、仮に患者が減少して、1日開けていても患者がほとんど来ないのであれば、省力化という意味で、午前診療の地域と、午後診療の地域を設定して、県全体では1日カバーしているという体制があってもいいのではないかと用意しただけで、必ず半日診療を採用しなければいけないというわけでは決してない。

(委員)眼科救急は市と県で温度が全く異なり、県では診療を行わなければならないという発想があるが、市は横浜市内で30ケ所ぐらい日曜日に診療を行う医師がいて、眼科医会の2次でさえ8人程度が日曜日に診療を行っており、横浜の眼科医師はもう辞めたいと思っている。

(事務局)そのため設定は設定としてあるが、耳鼻科の患者状況からすれば、半日診療を採用するかどうかという議論よりは、患者が少ないのであれば、アクセスは不便になり患者には申し訳ないが、今週は特定の三地区で診療を行い、次週は残りの三地区で診療を行うなど、分担方法を変えることで、省力化していくことも考えているもっとも、特定の時期に休みたいという希望が集中して、結果として、体制に穴が開けば、救急の意味が無くなるので、そのあたりの調整する必要があるが。

(委員)日曜は30カ所が診療を行っているが、祭日は0になる科もあるようで、科によっても全然温度は違うようだ。

(部会長)県としては、患者の利便性も追求したいが、救急医療体制の維持の方が優先順位は高いということなので、色々な提案があっていいかとは思う。ただ、どうせ休みが潰れるのなら、半日診療より1日診療の方が良いのではないかとも思う。ところでこういう受け皿を変えるという話しはどのように進んでいくのか。

(事務局)この会議で、耳鼻咽喉科の専門である先生方の意見を聞き、頂いたアドバイスを踏まえて検討を進めていく予定。県が県医師会を経由して郡市医師会に事業を依頼しているので、年明けの2~3月頃に検討会を開催し、郡市医師会にも方向性を理解していただく。それで方向性が固まれば、来年度以降にまず補助スキームを変更し、31年度以降に当番を考えることについて検討をする流れとなる。もっとも、「まだ体制維持できる」、「もう少し当番について議論したい」ということであれば、31年度も維持することはありかと思っており、変えられる枠組みだけを作っておき、慎重に議論を行いながら進めていきたいと考えている。

(委員)次はあり方検討委員会かと思うが、一昨年までは郡市医師会の理事が出席していたが、去年は耳鼻科に丸投げをされたため、結局このメンバーが出席したので同じ話をすることになった。

(部会長)一点確認したいが、補助条件にあり方の変更が含まれるわけではないということでよいか。

(事務局)そういうわけではない。

(部会長)それが聞ければ安心できる。他に意見はあるか。

(委員)耳鼻科医は耳鼻科救急をやりたくないということは覚えておいてほしい。善意で診療を行おうと考える人や全力で止めたがる人、特殊救急は他が行っておらず素晴らしい体制だと考える人、他が行っていないから止めてしまえと考える人、様々な人がいる。新しいスキームで診療時間を圧縮してうまくいけばいいが、うまくいかなかったとしても元の体制には恐らく戻せない。そのため、診療時間の圧縮は慎重に検討する必要がある。

議題2:県保健医療計画(素案)について

資料3~5に沿って事務局から説明を行った。※質疑応答は特になし

以上

本文ここまで
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