ともに歩む 社会福祉法人 誠心会 茜洋舎(せんようしゃ)

掲載日:2018年8月31日

生活支援員の一人として活躍

障害福祉サービス生活介護事業所「茜洋舎」は、社会福祉法人誠心会の設立者、浜田幸生氏の「みんないっしょ」の理念の下、昭和57 年4 月に開園しました。以来、障がいの種別に関わりなく、利用者一人ひとりの希望に沿って日常生活の支援や活動機会の提供などを行っています。Kさんは茜洋舎で施設利用者の生活支援員として就労することを希望。茜洋舎もその意向に沿って一般職員として受け入れました。養護学校及びよこすか就労援助センターの定着支援により現在6 年目を迎えたところですが、欠かせない職員の一人として活躍しています。

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事業所紹介 主な取組 職員の声 事業所の声 支援機関

事業所紹介

事業内容:生活介護事業所の運営
所在地:横須賀市久里浜6-1
従業員数:24 人(平成30 年6 月末現在)
障がいのある方の担当業務:施設利用者の生活支援・環境整備
ホームページ: 社会福祉法人 誠心会 茜洋舎

[障がい者雇用のきっかけ・採用までの流れ]

  • 養護学校在学中に生活介護事業所の職員として施設利用者の支援業務を希望
  • 茜洋舎でも障がい者の雇用を積極的に進めたいと考えていたことから、学校の推薦を受け雇用を決定
  • 平成25 年4 月就労

主な取組

環境整備から始め、できる仕事を増やす

職員1 名をジョブコーチとして指名し、業務上の不明点や不安な点などはいつでも話し合って解決できるような体制をとりました。就労当初は洗い物などの環境整備の仕事を担うことで職場の雰囲気に慣れてもらい、その後、利用者の支援業務へと、徐々にできることを増やしていきました。利用者の作業の手伝いはもちろん、食事や排泄の介助などについても研修を重ね、現在はそれらの業務も担っています。

職員の声

利用者の支援業務にも自信を持って取り組む

Kさん(就労:平成25 年4 月)

人のために役立つ仕事がしたいと考えて就労しました。環境整備やお茶やお昼の準備、利用者の作業の手伝いや食事や排泄の介助などが今の私の仕事です。就労当初は、どこまで仕事ができるか不安もありましたが、ジョブコーチの熊倉さんをはじめ職員の皆さんがやさしく指導してくださるので、自分のペースで少しずつできる仕事を増やすことができ、利用者さんの支援に自信を持つことができました。これからも利用者さんの支援業務を笑顔で頑張りたいと思っています。
 

事業所の声

「みんないっしょ」が茜洋舎の心

社会福祉法人 誠心会 茜洋舎 施設長 高谷 信好さん

障がい者を雇用する場合、清掃など環境整備が業務の中心になるのが現状です。しかし、職員同様に利用者支援ができるのではないかとかねてから考えており、Kさんが希望していることをきっかけに、取組みを進めることにしました。職員には「障がい者として雇用するのではない。あくまでも一人の職員として雇用するのであり、待遇面も全て同じだ」と理解を求めました。もちろん誰一人反対する職員はなく、一緒にやっていきますと受け入れてくれました。最初こそ、新しい利用者が入って来るような構えた雰囲気もありましたが、すぐにそういう心配はいらないということが分かりました。期待以上の仕事ぶりで、すぐに頼りになる同僚という存在になりました。

就労当初は毎日終業後に話し合いの機会を設定

社会福祉法人 誠心会 茜洋舎 生活支援員 熊倉 裕美さん
 

まずどのように仕事をするかを説明し、就労当初は毎日終業後に、それがどのようにできたかをお互いに確認していきました。Kさんは一人ひとりの施設利用者に接しながら、支援をしたいという気持ちが強かったので、ぜひその業務の中でやりがいを感じてほしいと思い、無理のない範囲で少しずつ仕事内容を広げていきました。Kさんはとても積極的で、また、自分ができる範囲を広げていこうという向上心もありました。食事や排泄の介助も、研修を経てできるようになった仕事です。体力面・気力面でもとても安定していて、頼りになる職員のひとりです。
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支援機関

よこすか障害者就業・生活支援センター よこすか就労援助センター

所在地:横須賀市本町2-1 横須賀市立総合福祉会館4 階
電話番号:046-820-1933
ファックス:046-820-1934
ホームページ:よこすか障害者就業・生活支援センター よこすか就労援助センター

社会に開かれた施設としてのすばらしい取組み

社会福祉法人でも障がい者の雇用が増えていますが、業務内容は環境整備が多く、対人的な支援業務に就いているケースは決して多くありません。しかし茜洋舎では積極的にチャレンジされ、「同僚」として受け入れてくれました。Kさんも新しいことにのびのびと挑戦することができ、大きく成長することができたのではないかと思います。日ごろから、職場体験実習希望者の積極的な受入れなど、施設を社会に開きながら事業を進められていることを本当にすばらしいことと感じています。