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更新日:2020年8月8日
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小田原用水は、箱根の芦ノ湖を源とする早川の水を小田原市板橋の水取入口からから取り入れ、旧東海道に沿って水路をつくり、城下内へ流した上水道です。
飲料水に充てた他、非常用やかんがい用水としても使用されていました。
正確な成立時期は不明ですが、北条氏康(1515-1571)が小田原を支配した頃に、小田原城下に水を引き入れるために造られたものと考えられており、日本最古の上水道といわれています。
江戸にも玉川上水や神田上水などがありますが、これは、豊臣秀吉の小田原攻めに参陣した徳川家康が、小田原用水の影響を受けて造ったものと言われています。
現在でも、上板橋交差点近くに小田原用水取入口が残っています。
早川との分水地点です。左の早川本流の激しい流れに対して、取入口の流れは穏やかです。
水門の様子です。
ほぼ暗渠となっている小田原用水ですが、現在でも開渠の部分は残っています。
小田原用水を辿りながら、神社やお寺をめぐり散策するのもおススメです。
(上板橋交差点付近)
(東海道新幹線高架下)
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