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更新日:2020年8月8日
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明治20年(1887)に新橋・国府津間の鉄道が開通すると、小田原は別荘地として注目を集め、大正12年(1923)の関東大震災に遭うまでの別荘全盛時代には、多くの政財界人や文人が小田原に邸園をかまえました。海や山に囲まれたきれいな景色や温暖な気候、豊かな海の幸などが多くの人を魅了したと言われています。
伊藤博文や陸軍大将大島義昌、海軍大将瓜生外吉、子爵榎本武揚、長谷川如是閑、益田孝、男爵大倉喜八郎らも小田原に別邸、邸宅をかまえていました。
小田原漁港周辺にも次の人物たちの邸園が残っています。
※開園状況などの最新の情報については各施設のHPをご確認ください。
清閑亭は黒田長成(ながしげ)侯爵の別邸として、明治39年(1906年)に神奈川県足柄下郡小田原町(現・小田原市南町)に建設されました。邸園には平屋と二階家の2つの建物と多くの木々があり、秋には紅葉を楽しむことができます。清閑亭は2005年に登録有形文化財となりました。
詳しくはこちら(外部リンク:小田原市HP)をご覧ください。
2.小田原文学館、白秋童謡館・・・旧田中光顕別邸
(1)小田原文学館
小田原には、明治時代の半ばより多くの政財界人や文学者が住んでいました。小田原にゆかりのある人物として、北原白秋や坂口安吾、北村透谷、尾崎一雄、福田正夫、川崎長太郎らが挙げられます。小田原文学館では、そのような小田原にゆかりのある人物の生涯や作品を常設展示と特別展示によって幅広く紹介しています。小田原文学館は平成12年9月26日に登録有形文化財となりました。
詳しくはこちら(外部リンク:小田原市HP)をご覧ください。
(2)白秋童謡館
白秋童謡館の建物は、北原白秋が小田原に在住していたころに元宮内大臣・田中光顕伯爵により建てられた別邸です。白秋童謡館は平成12年9月26日登録有形文化財に登録されました。
詳しくはこちら(外部リンク:小田原市HP)をご覧ください。
3.古稀庵・・・旧山縣有朋別邸
古稀庵は、明治40年(1907)に山縣有朋(首相、枢密院議長、陸軍元帥)により建設された別荘で、中には和洋の館と自然主義的邸園があります。山縣有朋の所有であった目白椿山荘・京都無隣庵とともに、近代日本庭園の傑作と評価されています。
詳しくはこちら(外部リンク:小田原市HP)をご覧ください。
4.松永記念館、老欅荘・・・旧松永安左ヱ門邸
(1)松永記念館
松永記念館は、「電力王」や「電力の鬼」とも称される日本の財政界人、松永安左ヱ門によって建設されました。松永安左ヱ門は茶人でもあり、この松永記念館は彼が自ら収集したコレクションを公開するために建設されたものです。
詳しくはこちら(外部リンク:小田原市HP)をご覧ください。
(2)老欅荘
老欅荘も同じく松永安左ヱ門により建設されました。松永安左ヱ門は昭和21年12月に老欅荘に移り、晩年には茶人、政治家、学者、建築家、画家など当時の著名人を多く招き、茶会を開きました。老欅荘は平成12年9月26日に登録有形文化財となっています。
詳しくはこちら(外部リンク:小田原市HP)をご覧ください。
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