更新日:2023年4月13日

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職種紹介:薬剤師

薬剤師の紹介と先輩からのメッセージ

仕事と配属先

職務内容

医薬品製造所、薬局等の薬事関連施設や、病院等の麻薬取扱施設の監視指導など「医薬品等の品質確保や適正使用の推進」に係る仕事を行います。

食品の製造所や販売店に対する食品衛生の観点からの監視指導など「食の安全・安心の確保」に係る仕事を行います。

理容、美容、クリーニング等の生活衛生関係営業施設の監視指導など「衛生的な生活環境の確保」に係る仕事を行います。

主な配属先

薬務課、衛生研究所、保健福祉事務所など

各部局について、詳しく知りたい方は組織紹介をご覧ください。

先輩職員からのメッセージ

令和5年度掲載:薬務課 永利 哲也 主任技師

令和5年度_薬剤師

医薬品等安全対策の推進、医薬品製造所、薬局等の薬事関連施設や、病院等の麻薬取扱施設の監視指導など「医薬品等の品質確保や適正使用の推進」に係る業務を行っています。
一昔前、世間は危険ドラッグという大きな社会問題に直面しており、私の公務員薬剤師としての仕事は、その最前線から始まりました。「脱法ハーブ」と呼ばれていたように一筋縄では行かず、数年がかりで指導や取締り、啓発を続けました。
薬は使い方を誤れば危険なものです。安全や適正使用のために監視指導をする仕事は、地道で目立つようなことはありませんが、車のブレーキと同じで、実は無くてはならない仕事です。薬の専門家としての見識、さらに社会を見渡す広い視野が求められ、医療現場とは一味違った成長にもつながっています。

令和4年度掲載:薬務課 田中 陽子 技師

令和4年度掲載田中技師

現在薬務課で、麻薬及び向精神薬取締法等に基づいて、病院・薬局等で適正に麻薬等が管理されているか、監視・指導を担当しています。違法行為が発覚すれば、麻薬取締員として他機関と協力し、捜査をすることもあります。
また、現在はコロナ禍で自粛していますが、薬物乱用防止の普及啓発の街頭キャンペーンや、学校等で薬物乱用防止教室の講師としての活動も行っています。
大きな社会問題となった危険ドラッグに対しては、知事指定薬物を指定する等、県独自の対策を図りつつ試買検査も実施し、取締りと啓発を行っています。
医療上重要な麻薬等の適正な使用の監視・指導や、薬物乱用防止の普及啓発を行う等、公務員薬剤師ならではの業務を通して県民の公衆衛生に寄与できる、とてもやりがいのある仕事です。

令和3年度掲載:薬務課 井手本 直樹 主査

R3井手本主査

現在、医薬品の製造業等の許認可業務を行っています。許認可では、医薬品工場が衛生的な施設で、医薬品を安定的に製造できるか審査をしています。審査の中で、工場に何か足りないことがあれば改善を求めることになるのですが、医薬品の工場で働く人たちもプロフェッショナルですので、しっかりと説明しなければ受け入れてもらえません。科学的に妥当な説明でなければ納得をしてもらえませんので、ここで薬剤師としての知識が役に立ってきます。また、相手にいろいろなことを要求することもありますので、コミュニケーション能力も求められます。
直接医薬品を作り出すという仕事ではありませんが、薬剤師として、世の中に適切な医薬品を供給していくための必要な仕事です。

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